日本投資機構に行政処分の過去!怪しい口コミや”詐欺”評判の真実

探偵

日本投資機構株式会社検証記事

「人生を変える有望株」なるものを、無料で3銘柄も配信していると話題の日本投資機構。2025年にはAIを活用した株の銘柄スクリーニングアプリ「AI銘柄スクリーナー」をリリースするなど、いま活躍中の投資顧問会社です。

しかし、日本投資機構はかつて行政処分を受けた過去が。3ヶ月の業務停止命令を受けており、利用者の間では「詐欺だ」という悪評さえ聞かれます。

果たして、日本投資機構は信頼できる業者なのか?行政処分の詳細・現在提供しているコンテンツ・評判などを紹介し、怪しい業者か解説します。

【結論】日本投資機構は行政処分を受けた?今は問題ない?

2018年5月30日、日本投資機構は関東財務局より行政処分を受けました。処分内容は「3ヶ月の業務停止命令」と「業務改善命令」

当時の社名は「ヘッジファンドバンキング株式会社」となっており、処分理由について関東財務局のホームページに詳細が記されています。

ヘッジファンドバンキング株式会社への行政処分詳細
行政処分の詳細

問題となったのは不正な価格操作。多数の顧客へ買い推奨を行い一斉に買付を指示することで、推奨銘柄の株価を作為的に吊り上げた行為が問題とされました。

まるで仕手筋の嵌め込みですね……分析能力が優れていると見せかけ宣伝効果を狙ったようですが、優良誤認を引き起こす悪質な行為です。

しかもこの行為、当時提携していた企業「株式会社JG-company」他グループ2社が行っていたとのこと。JG-company他2社は金融庁の登録を受けていないにも関わらず、ヘッジファンドバンキングに従業員を送り投資助言業務を行わせていたようです。

要するに、この行政処分は無登録業者に投資助言業を任せきりにするという、とんでもないガバガバナンスの所産というわけです。いわば、家庭や義務教育レベルの医学を学んだ素人に医者をやらせるようなもので、そりゃあ問題起こりますよ(笑)

なお、ヘッジファンドバンキングは翌年2019年1月に「日本投資機構」へと社名を変えています。

日本投資機構の旧名称は「ヘッジファンドバンキング株式会社」
日本投資機構株式会社の法人情報

しれっと社名を変えるのは行政処分を受けた企業によくある隠蔽ムーブ。悪評が広まるのを防いだのでしょうね。

ただ、日本投資機構がまだマシな点は、公式サイトで行政処分を受けた過去を記載していること。

日本投資機構株式会社は行政処分を受けた
日本投資機構株式会社公式サイト

行政処分を真摯に受け止め改善に努めてきたとのこと。まぁ、確かに行政処分の原因となった行為自体は外部の企業が行ったもので、日本投資機構の問題はそれを許したとんでもないガバナンス体制だけですからね。

実際、2019年~2020年にかけて日本投資機構は分析者を増員し、外部に頼らず自社だけで投資顧問業をできる体制を整えていた模様。もっとも、それまでは名物投資顧問の「平田和生」氏しか分析者がいないという滅茶苦茶な体制だったんですけどね……

日本投資機構の分析者(行政処分前)
行政処分前
日本投資機構の分析者(行政処分後)
行政処分後

このように、行政処分後はまともな運営体制を作り上げてきた日本投資機構ですが、実はこの頃から評判が悪くなってきたのも事実。

特に、新たに増員された分析者が若い人ばかりになり「不安だ」という口コミが当サイトにも寄せられていました。

2021年02月02日

若い投資初心者を雇ってアナリストに育て上げ株式2.0の分析を担当させているようだが、流石に人材不足が過ぎるんじゃなかろうか。


2021年02月19日

kanonの推奨銘柄が当たらない。まだまだ若いようだし、経験不足だろうか。悪いのはkanonではなく、未熟な者にアナリストを任せる日本投資機構株式会社だと私は思っている。


2021年05月24日

流石に素人ではないと思うけど、確かにかなり若い人ばっかりなんだよね~昔の平田さんの時は信頼してたけど、最近は怖くて利用できないのは私もそう。

日本投資機構の悪評

これは、単に平田氏が一線を退いたから。というよりは、不正な価格操作による優良誤認をやめて化けの皮が剝がれたから、と言った方が正確かもしれません。

そもそも、アナリストが平田氏一人しかいないという時点で異常。行政処分後にアナリストを増員したことは、それまでの日本投資機構の運営が外部の無登録業者頼りだったことの証左ではないでしょうか。

「AI銘柄スクリーナー」を開発するなど活躍中の日本投資機構ですが、後に見る通りネット上の評判はあまり芳しくない模様。これがチートをやめて真っ当な道を歩み始めた投資顧問の本来の実力なのかもしれませんね……

日本投資機構とは

会社名日本投資機構株式会社
所在地東京都千代田区富士見1-2-27-3F
設立2013年2月4日
代表取締役田中 類
電話番号03-5212-1812
メールアドレス[email protected]
資本金1000万円
事業内容投資助言代理業(投資顧問業)
投資用ソフトウェアの制作販売
投資教育セミナー及びコンテンツの運営販売
グループ関連企業のコンサルティング業務
資格関東財務局長(金商)第2747号
日本投資機構株式会社の概要

日本投資機構は2013年設立の投資顧問会社。投資助言業・投資用ソフトウェアの開発や販売・投資セミナーの運営など、投資に関わる様々なコンテンツを提供しています。

ヘッジファンドバンキング時代に、提携先の無登録業者による株価の不正操作によって行政処分を受けましたが、日本投資機構自体は金融庁の登録を受けている資格持ちの業者。形式上は真っ当に投資顧問業を営んでいます。

公式サイトにはサービスに関する問い合わせ窓口のほか、苦情用の対応窓口を用意しており、怪しい業者の多い投資顧問業界の中ではコンプライアンスがしっかりしている印象。このあたり、過去の失敗を活かした経営が為されているようで好印象ではありますね。

評判は推奨銘柄が当たらない・サポート体制が悪いなど悪評寄り

そんな日本投資機構ですが、評判は悪いです。

当サイトにも不満の声が多く寄せられています。

2025年03月10日

お金を片手間に儲けようとするとやっぱり騙され失敗してしまいますね。うちには他社に比べて穴リストがいっぱいいる、に騙されて、次から次へと追加の銘柄アドバイス料を払うも、期間内に株でまったく元が取れず、アドバイス料赤字とともに、損切の赤字も膨らんでいきます。だいたい上がってからの銘柄推奨という購入と下がってからの売却推奨アドバイスで、儲かるわけがない。都合が悪くなると定期的に担当者を変えて矛先を変えようとします。これに引っ掛かった方が悪いのですが、ほぼやっていることは口先詐欺ですね。


2024年12月09日

星1つを付ける価値も無い会社ですね。470万注ぎ込んでプラスは無し。全然儲からないじゃ無いですかと言えばちょっとのタイミングでマイナスなんですよの言い訳。解らないのでサポートお願いしますと言いましたが電話一度も無し。全く詐欺以外言いようが無い8月暴落の時信用買いしてるので下がる時は至急連絡下さいねとお願いしましたが、私用で出かけていたとの返答。馬鹿を見ました。株のマイナスは70万位ですね。未だ期間が残っているので最後まで諦めずにに頑張りましょうとは言っていたが、電話なし。皆さん〜騙されないで下さい


2024年05月25日

30万円から始めましたがそのうち400万円投入サッパリ利益が上がらず担当を変えるその時100万円入れて欲しいと言われ担当を変えてやりにくい、悪かったかなあ〜などと思って投入しかし、もっと酷い担当者最後は➖28万円、投資資金➖50万となりこれ以上は続けて損益をだしてはと思い辞めました。高い授業料になりました。人生幾つになっても勉強と諦めました。投資金が全部なくならなくて不幸中の幸いでした。

日本投資機構の悪評

推奨銘柄が伸びないという悪い評判はもちろんのこと、特に気になるのはサポート体制の不備について。高い顧問料を支払っているにも関わらず暴落時にロクに連絡も寄越さない、という何のための投資顧問かと思うずさんな体制です。

このように悪評の多い日本投資機構ですが、過去には評価する口コミも見られました。

2021年12月07日

ここの口コミをみて感じるイメージ程悪くない。まあいいと思えばわざわざ口コミを書きに来る人はいないだろうから、必然的に上手くいかなかった人の不満が多くなる。ここの口コミだけ見て判断するとせっかくの良い出会いを逃してしまうかもしれないよということは言いたい。実際私は今契約しているが不満はない。トータルでも利益は出ている。


2021年05月21日

日本投資機構のサービスを複数利用しています。キングトレード投資顧問はお勧めですよ。推奨されても気に入らない銘柄は買わなければいい。そういうことができる使い勝手のいい投資顧問です。

日本投資機構の好評

確かに、公式が発表している2025年5月の累計収益は「316.96%」となっており、推奨銘柄の成績自体は悪くない模様。もっとも、公式の発表なのでどこまで信用していいか怪しいですが……

それよりも、日本投資機はサービス体制の不備や、後に解説する強引な営業といった投資助言以外の問題が非常に多いです。以下、日本投資機構の問題点や怪しい点を指摘していきます。

代表は謎の人物「田中類」

日本投資機構の代表は「田中類」という人物。

田中氏は2013年から日本投資機構(当時のヘッジファンドバンキング)代表を務めているようですが、その他の情報は一切分かりません。全くの謎に包まれた人物です。

公式サイトに顔写真すら掲載していないのは非常に違和感がありますね……社長の顔写真やメッセージを掲載するのがWebマーケティングの常道となっている現代で、何の情報もネットに無いというのは信頼性を損なうポイントです。

実績は月間「316.96%」を達成?

日本投資機構では2025年5月の実績を掲載しています。

それによると、5月の累計収益は「316.96%」とのこと。

日本投資機構の実績(2025年5月)
日本投資機構の実績(2025年5月)

推奨銘柄数は60を越え、勝率は6~7割程度。これだけ見るとなかなかの実績に見えます。

ただし、当然ながら60銘柄すべてに投資するとなると膨大な資金が必要ですし、決済までの期間も当日のものがあれば2週間近く掛かっているものも。全てに投資するのが難しい以上、購入した銘柄によっては当たり外れが出る点には注意が必要でしょう。

あと、5月の実績といいながら、4月や6月に推奨している銘柄がちょいちょい見えるのは何なんですかね(笑)単なるミスならいいですが、わざと実績をかさ増ししているなら優良誤認では?

これじゃあ「何も反省していないじゃないか!」という批判が出てもおかしくないですね……

料金は記載なし。数十万円という口コミも……

日本投資機構のサービス料金は、現在公式サイトに一切記載がありません。後に詳しく紹介しますが、記載があるのは無料サービスだけです。

しかし、自社のサービスをタダで提供する企業はありません。高額なバックエンド商品を用意しているのは間違いないでしょう。

当サイトに寄せられた口コミでは、「30万円のコース」や「100万円のAIシステム」といった商品があったと報告されています。

2024年02月20日

30万円のコースを契約したが、一向に成果は出ずじまい。契約早々に、100万円のAIシステムの勧誘を行うという追い込み商法。何だかなあ、と思いつつ、少しも利益が出ない。それどころか、見送る度にも、紹介カウント数が消費されていくという仕組み。アホらしいやら、情けないやら。二度と関わりたくない会社です。

料金に関する口コミ

その他、別サイトでは「10万円以上の有料プランがある」といった記述もあり、高額な投資助言サービスはバリエーションが豊富なようです。もっとも、その場その場で都合のいい価格を提示しているだけかもしれませんが……

そもそもの話、有料サービスを用意しているにも関わらず、料金表示どころか商品ページに特商法表示すらないのは非常に不誠実。この時点で信用ならない会社ということが分かります。

社員は高給取り!?

日本投資機構の悪評が多いことはすでに述べましたが、その原因の1つと思われるのが社員の年収。どうも営業職には高額なインセンティブが支払われているようです。

ある口コミによれば、大口の契約なら”100万円”もの歩合が付くとのこと。頑張れば頑張るほど稼げるシステムは従業員にとって有難いですが、顧客にとっては必ずしも良くないどころかデメリットにもなり得ます。

2023年08月17日

相場がいい時は推奨銘柄は普通に利益を出せますが、それは自分で銘柄選定しても同じこと。利益を出したら出したで、しつこい営業トークでさらにパワーアップした高額なコースを勧めてくる。しかし下げ相場の時は全く振るわず、4銘柄連続損切でコース費用と損切で実質マイナス200万円の含み損に陥ってしまいました。社内成績優秀な営業員の安倍に一杯食わされました。なんだかんだ言って会社利益だけを追求する会社だと思いました。

社員に関する口コミ

「営業トークで高額なコースを勧めるだけ勧め、大したことない助言で損失を被った。」といった悪評は当サイトにも非常に多く寄せられています。

こういった事態に陥る原因は、インセンティブ目当ての強引な営業にあると思われます。営業は客さえ送れば収入が増えるのだから、その場しのぎの営業トークを弄していればいいわけで、顧客の利益には無関心なのでしょう。

もっとも、実際に顧客に助言を送るアナリストが優れていれば、別にそれでも問題ありません。ところが、日本投資機構の推奨銘柄はすでに見たように批判が多くなっており、結果的に「営業トークに騙された」と感じる人が多くなっているのでしょう。

インセンティブ報酬は結構なことですが、金のことしか考えないデタラメな営業を生んでいるようであれば問題ですね。

元名物投資顧問「平田和生」とは?

日本投資機構にはかつて「平田和生」という名物投資顧問がいました。

平田氏は「株ドカン」などの投資助言サービスを担当していた人物です。

日本投資機構の元名物顧問「平田和生」
平田和生の画像

行政処分を受ける前の日本投資機構は、分析者が平田氏一人。名実ともに中心人物ですが、事件後に若いアナリストを大量雇用してからは一線を退いています。※2022年8月には「株ドカン」の広告も消えていました。

現在、平田氏が担当するサービスは1つもなく、社員紹介では以下4人のアナリストが紹介されています。

  • 石塚由奈
  • 江口裕臣
  • 遠藤悠市
  • 峯岸恭一(データアナリスト)

このうち石塚・江口・遠藤の3氏は行政処分後に雇われた人物。

非常に若く、当時は「素人同然だ」という口コミが書き込まれるほどでした。

2021年04月24日

素人ばかり寄せ集めてどうしよってんだ…(;^ω^)

アナリストに対する口コミ

もちろんド素人では無いでしょうが、平田氏よりも信頼されていなかったのは事実。現在でもそれほど評判は良くなく、悪評が多くなっているのはすでに見てきた通りです。

ただ気になるのは、彼らの低い評価が平田氏の実力と比較した上でなされていること。実際、「平田氏が一線を退いてから成績が悪くなった」という口コミが多く見られます。

2021年06月03日

平田さんが引っ込んでから明らかに成績が悪くなった。

アナリストに対する口コミ

しかし、平田氏は行政処分を受けた際に在籍していた頃の分析者。とすると、彼の実力と呼ばれるものは、あの価格操作によってもたらされたものと考えるべきでしょう。

そう考えると、行政処分後に彼が一線を退いた理由も分かります。要は実力の無さがバレることを恐れたのでしょう。実際、元メリルリンチなどといった立派な経歴を標榜していたはずなのに、現在は全く名前を見かけません。

名物投資顧問の平田氏が退いた後の日本投資機構は、まさに化けの皮が剥がれたという印象。最近は「AI銘柄スクリーナー」をリリースして評判を高めていますが、上手くこちらの方向に舵を切れるか……今後を注意したいところですね。

日本投資機構の詐欺疑惑は本当?

小括として、日本投資機構の詐欺疑惑は真実ではありません。ただ、そういった悪い評判が増えるのには理由があります。

第一に、過去に行政処分を受けていたり、料金を表示していなかったりなど怪しい要素が多い。行政処分については反省を活かしたようですが、料金を公式サイトに表示せず個別に案内するやり方はマルチを思わせる販売手法です。

第二に、営業トークに釣られた人が、実際にサービスを受けて感じた落差に「だまされた」と感じることが多いこと。営業職のインセンティブが高く、顧客を舌先三寸で勧誘する強引な営業手法が詐欺を連想させているのでしょう。

第三に、アナリストの実力不足。推奨銘柄について悪評が多く、これが営業トークと実際のサービスに対する落差を生む大きな原因となっています。

第四に、サポート体制に不備がある。「高い顧問料を支払っているのにロクに電話も寄越さない」といった不満が当サイトにも多く寄せられています。

こういった要因から、日本投資機構に「詐欺だ」という批判が集まっていると思われます。

実際は詐欺では無いものの、非常に不満が多いサービスなのは確か。無料コンテンツを利用すると強引な勧誘がある可能性もあるため、利用は慎重になった方が良いでしょう。

日本投資機構の無料コンテンツ

日本投資機構の主な無料コンテンツは以下の4点。

  • 無料銘柄配信
  • 資産運用の相談窓口
  • インベストリーダーズ
  • 寅さんの株ラウンジ

無料銘柄配信

無料銘柄配信は、「人生を変える有望株」を無料で3つ教えて貰える、という日本投資機構の目玉コンテンツ。

メールアドレスを登録するだけでプロが厳選した3銘柄を受け取れます。

日本投資機構の無料銘柄配信
日本投資機構の無料銘柄配信

2025年5月の投資実績は「316.96%」とのことですが、この成績にも怪しい点があるのは先述した通り。まぁ、あくまでも無料銘柄なので過度な期待はしない方が良いでしょう。

なお、メールアドレスを登録するとほぼ確実に有料コンテンツへの勧誘が来ます。料金は安くても10万円程度。こればっかりは商売なので仕方ないですが、苦手な人は注意してください。

資産運用の相談窓口

「株式投資の相談窓口」は、資産運用の相談が無料で受けられるサービス。ポートフォリオの提案・銘柄選定・運用方法など、資金の多寡に関わらず無料で提案してもらえます。

手数料や成果報酬なし、完全無料で投資助言が受けられるというのですが、さすがにそんな上手い話はないでしょう(笑)有料サービスへの勧誘が待っていることは想像に難くありません。

インベストリーダーズ

「インベストリーダーズ」は、日本投資機構が運営している投資の情報サイト。石塚氏などのアナリストが記事を執筆しています。

記事の内容は時事的なニュースの解説や、個別銘柄の紹介・分析が中心。ただ、2025年5月以降更新が止まっており、今後再開するかは微妙。

ちなみに、日本投資機構は他にもアメーバブログで「kanon」という投資顧問(?)が主に記事を書いている「公式ブログ」を運営していますが、こちらも2024年に更新がストップ。金にならないコンテンツはやる気ないんでしょうかね(笑)

寅さんの株ラウンジ

日本投資機構の寅さんの株ラウンジ
寅さんの株ラウンジ公式サイト

寅さんの株ラウンジは、「寅さん」という投資系インフルエンサーとのコラボ企画で、LINE登録するだけで寅さんの投資助言が無料で受けられるサービス。

寅さんはXで活動しているインフルエンサーで、2024年には億越えの利益を達成した実力者とのこと。

この寅さんと「最強の株仲間」を作るためのサロンみたいなものらしいですが、動画で「誰でも大金を稼げるようになれる」などと言っている辺りかなり胡散臭い……無料で投資助言を受けられるというのも怪しいですよね。

一応、寅さんは専業投資家として億越えの成績を挙げているらしいですが、だからといって株ラウンジが信用できるかというと微妙。少なくとも、後々有料コンテンツへの勧誘が来るのはほぼ確実でしょう。

Youtubeチャンネル「投資顧問ch【株式投資をプロが応援】」

日本投資機構はYoutubeチャンネル「投資顧問ch【株式投資をプロが応援】」を運営。

動画の内容は相場解説やおすすめ銘柄の紹介など。週に1~2本程度更新しています。

日本投資機構のYoutubeチャンネル
投資顧問ch【株式投資をプロが応援】

気になるのは、アナリストが顔出しせずにアニメーション動画を作成していること。せっかくなら顔を出した方が信頼性も高まって伸びると思うんですがねぇ……チャンネル名に「日本投資機構」の名称を使っていないのも違和感。

まぁ、動画自体はある程度のクオリティはあるので、参考にしても良いかもしれません。

日本投資機構の有料コンテンツ

日本投資機構の有料コンテンツは、以下の2つが確認できています。

  • AI銘柄スクリーナー
  • キングトレード投資顧問

ただし、これらはあくまでも表に出ているもの。

裏に隠している有料コンテンツが他にあるかもしれず、それらは無料コンテンツを利用した人だけに勧誘しているのかもしれません。

AI銘柄スクリーナー

「AI銘柄スクリーナー」は、2025年1月にリリースしたばかりのスマホアプリ。

その名の通り、AIがリアルタイムの市場データを分析して有望銘柄をスクリーニングしてくれるサービスです。

日本投資機構のAI銘柄スクリーナー
AI銘柄スクリーナー公式サイト

利用料金は「月額980円(税別)」ですが、初月は無料で利用可能。一種の投資助言サービスと考えればかなりリーズナブルです。

実際、AI銘柄スクリーナーの評価は高く、AppStoreのレビューでもよい評判が多くなっています。

正直、AI銘柄スクリーナーは日本投資機構の”中では”おすすめできるサービスです。価格もリーズナブルですし、気に入らなければ1ヶ月で退会することも出来るので、AIによる投資助言を気軽に試せる良いサービスだと思います。

ただ、日本投資機構の事ですので、一度登録したら高額サービスの勧誘が来るのはお察し。スマホで気軽に利用できるのは良いですが、後々しつこい勧誘が来るであろう点は覚えておいた方が良いでしょう。

キングトレード投資顧問

日本投資機構のキングトレード投資顧問
キングトレード投資顧問公式サイト

キングトレード投資顧問」は、日本投資機構が運営する投資顧問サービス。無料銘柄配信のほか、有料で様々なコンテンツを提供しています。

主なコンテンツを紹介すると以下の通り。

コンテンツ名称配信内容価格
単発ドカン!スポット契約 ONE1銘柄1万円
単発ドカン!プラチナランク1銘柄20万円
短期期待リターン確保追求型Aコース15銘柄
8営業日に1回2銘柄以上
30万円
中期期待リターン確保追求型Bコース3銘柄
16営業日に1回2銘柄以上
50万円
企画型リターン追及プランAポートフォリオ構成銘柄の中から推奨
(最大10銘柄)
100万円
キングトレード投資顧問のコンテンツ

見ての通り、単発のスポット契約でも1万円、高いものでは20万円もするというとんでも価格。その他のプランも数十万円~数百万円となっており、率直に言って高すぎます。

しかも、これあくまでも一部……キングトレード投資顧問の契約締結前交付書面には、100~200種類もの有料コンテンツが掲載されています。

キングトレード投資顧問の有料コンテンツ
キングトレード投資顧問の有料コンテンツ

おそらくですが、これらは日本投資機構が裏で登録者に勧誘している投資助言サービスでは?価格も口コミにあったものと同程度ですし、人によって提示される価格が異なる商品を次々提案できるのも膨大な量のプランを用意しているからと考えられます。

いずれにしても、こんな高額な投資顧問サービスへ事前説明もなしに勧誘するのは、かなり悪質なやり方です。本当に行政処分の過去を反省しているのか、疑問に感じますね。

過去の有料コンテンツ

最後に、日本投資機構が過去に提供していた有料コンテンツを簡単に紹介します。

コンテンツ名称概要価格
株ドカン元メリルリンチのアナリスト「平田和生」氏による投資助言サービス2万9,800円
(月額)
株式2.0アナリスト「石塚由奈」氏による銘柄配信や投資スキルの学習コンテンツを提供する月額制サービス2万9,800円~
(月額)
世界一わかりやすい株の学校講師「山崎毅」氏による通信教育型投資スクールコンテンツ100,000円~
トレンドスカウター世界一わかりやすい株の学校で取り扱う手法をツール化したインジケーター不明
日本投資機構の過去コンテンツ

これらのコンテンツは現在配信されていませんが、「石塚由奈」氏は現在もアナリストとして在籍していますし、「山崎毅」氏もインベストリーダーズで記事を寄稿しています。

どのコンテンツも数万円~数十万円という価格であるうえ、「○○円~」と表記しているものが多く具体的な金額が分からないようにしています。やはり売り方が汚いという印象が拭えません。

日本投資機構のサービスでおすすめできるのは「AI銘柄スクリーナー」くらいですが、それすらもさらに高額な有料コンテンツに勧誘される恐れがあります。強引な勧誘に見舞われる可能性もあるため、利用される方は十分注意してください。

公式サイトを見る

日本投資機構株式会社の口コミ

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日本投資機構株式会社の基本情報

日本投資機構に行政処分の過去!怪しい口コミや”詐欺”評判の真実

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サイト名日本投資機構株式会社
サイトURLhttps://jioinc.jp/
運営会社日本投資機構株式会社
所在地東京都千代田区富士見1-2-27-3F
運営責任者田中類
mail[email protected]
電話番号03-5212-1812