2016年6月に商号変更を行った
投資顧問サイト。運営開始から3年すら経過していない投資顧問サイトですが、一体何があったのでしょうか? 検証の結果見えてきたのは、あまりの知名度の低さでした。口コミを調査しようにも、口コミは1つも確認できません。
そしてサイト上からは、その現状を何とか打破しようと奮闘する様子が感じ取れますが、健闘むなしく迷走するばかり。 その迷走具合は、
無料セミナーでは「
守りの資産運用入門」などの初心者向けに開催いているのに対し、サイト上で提供される
有料サービスでは「
初心者はご遠慮ください」や「投機」の文字。
一体運営者の精神状態はどうなってしまったのか。
心の中では堅実な投資を行いたい天使と、リスクを取る投機を行いたい悪魔が戦っているのでしょう。 果たして運営者はどちらの運営方針を選択するのでしょうか?
グローバルな視点での資産運用を行うため、調査・分析判断を心掛けています。
少数精鋭の豊富な経験と実績を持った、優秀な人材による資産管理が可能です。
一貫した経営方針とチームワークによりサービスを提供します。
(1)無料コンテンツ
・セミナー
無料で開催されるセミナーです。ほとんどのセミナーのタイトルに「個人資産の守り方」という文言が入っています。詳細は不明です。
・コラム
何かしらのコラムを掲載しているのでしょうか?現在は準備中と表示されています。
(2)有料コンテンツ
匠のオプション (日経225オプション専門の投資助言サービスです)
・レギュラーコース 1カ月 30,000円
まずは兼業投資家して参加するオプション専用のコースです。初心者お断りで、専業トレーダーを目指すためのベースを構築していくコースです。
・Aコース 1カ月 20,000円
レギュラーコースで身に着けた基礎を基に、リスクを取りながら収益を狙うコースです。※入会条件はレギュラーコース2カ月以上の受講が必要。
・実践講座 1カ月 10,000円
投資助言を行わないコースです。オプション市場の解説や、日曜日にはオプション講座を動画で配信するようです。
サイト上では無料コンテンツの提供はしていません。唯一行っているのが無料で開催されるセミナーです。7月・8月と直近に開催されたセミナー名には「個人資産の守り方」や「守りの資産運用入門」といった文言が使われています。
一体どのようなセミナーを行っているのかは不明ですが、開催の案内を見ると毎月5回前後開催しているようなので、参加者は多いのではないでしょうか?
その割にはセミナー名で検索してもセミナーに参加したという口コミやレビュー等は見当たらず、唯一見つかった情報は2015年にセミナーを共同開催していたとみられる方のブログのみです。そのブログに掲載されている写真からは、参加人数が多いようには見えませんが・・・。
トップページには、“取扱商品のご案内”という項目があるのですが、カーソルを合わせると、現在準備中ですと表示されるのみで、確認ができません。ですがトップページ右側の「匠のオプション」というバナーから、有料会員サービスの詳細ページの確認ができました。 オプション取引専用の投資助言コースを提供しているようです。そして各コースの紹介には、いきなり「初心者はご遠慮ください」の文言が。
また、レギュラーコースの詳細ページには投機心の強い方にお勧め、などと記載されているので、多少リスクを取った運用を行っていくようです。
2つ目のAコースを利用するには、上記のレギュラーコースを2カ月以上利用した実績が必要です。料金はレギュラーコースよりも10,000円安く設定されていますが、内容はレギュラーコースの基礎を基に、ややリスクを取り収益を狙っていくそうです。
やはり投資というよりは投機に近い運用を行っているようです。無料セミナー「守りの資産運用」を開催している投資顧問サイトとは思えないですね。正直有料会員コースの内容は、セミナーの守りとは対極にあります。
またセミナーでは資産運用入門などの文言が並んでいるのに対し、有料会員コースは「初心者はご遠慮ください」と記載している点も解せません。
3つ目の実践講座。このコースは一番安価な月額10,000円なのですが、その理由は投資助言サービスを含まないことにあります。投資助言の有無以外はレギュラーコース同一の内容になるため、この実践講座の位置付けは「レギュラーコースのお試し」のようなものですね。
以上が匠投資顧問の有料サービスになるのですが、やはり気になるのは開催されているセミナーとは真逆の有料サービスを提供している点です。なぜこのようなちぐはぐな運営方針を取っているのでしょうか?
無料会員サービスは行っていません。トップページで確認ができるコンテンツにはすべて準備中ですと表示されるのは不可解ですよね。 また、ニューリリースという項目では、2016年6月末に開催された株主総会で、商号の変更を行うことが決まったと発表しています。
検証を行ったのは同年8月と、商号変更の決定から2カ月経過していないので、匠投資顧問は何かしらの変革が起きている最中なのでしょうか?
有料会員コースに「初心者はご遠慮ください」と記載しているので、あまりいいサポートを行っているように見えません。初心者は無料のセミナーに参加していろ、ということですね。
確かにオプション取引専門の投資助言サービスなので解らなくもないですが、もう少し親切でもいいのでは?
口コミを調査すると、口コミが全く見つかりません。商号の変更を行っているなど、長期間運営を行っているように見えましたが、ドメイン取得日は2013年とまだ3年も経過していない投資顧問サイトだと判明しました。
なぜこのような短い期間で商号の変更を決めたのか定かではありませんが、変更前の「匠投信投資顧問株式会社」で口コミを検索しても見つからないので、知名度はかなり低いようです。
会社所在地を確認すると、オフィスビルが見つかりました。特に怪しいこともないので、ここで間違いないでしょう。無料で開催されるセミナーと、有料コンテンツの内容が投機的な運用方針と、迷走しているようですね。
それも知名度の低さが原因なのでしょうか?
投資顧問会社が商号変更を行うのは、少々信用度が下がる気がします。 投資顧問会社としては逆効果だったのでは?
匠投資顧問株式会社 代表取締役(2017年9月現在)は、以前、大阪の不動産会社の株式会社レイコフを民事再生法にまで追い込んだ人物で、元々、同じようなことを繰り返しているような人物と思われます。
レイコフは、ホテル事業に金を大きく投じて物件を取得してはみたものの、改修費用について借金がつかず、中途半端な状態でホテルを保有せざるを得なくなり、他の物件を売ってカネを作ろうにも、これも簿価以上では売れないので売るに売れず。結果資金繰りが詰まってしまい、2008年3月支払いの債務が決済できず、2008年3月20日、大阪地方裁判所に民事再生法を申請。
2008年4月21日 上場廃止。2008年6月21日には、大阪地方裁判所が破産手続開始を決定。東京商工リサーチ調べによれば、グループ合計の負債総額は、約289億780万円。
匠投資顧問株式会社について、海外の積立ファンドを契約させているようですが、投資リスクの説明が不十分なため、契約した商品について、解約を申出すると、途中解約手数料でほぼ、手元にお金が戻らない。
匠投資顧問(株)の社員は、フェイスブック等で、ホームパーティー、バスツアー、海外旅行などのイベントで集客して、後で文句を言わない人物を見極め、積立ファンド契約をさせている。注意してください。
長期契約商品1つを契約させるごとに、投資サポート会社から日本円で、約45万円のバックがあるため、長期契約をさせていると思われます。
十分注意し、リスクについて検討してください。
荒木という、人がいますが、自分の契約させようとしている商品について、理解できていない様子でした。
質問しても、明確な回答が無く、元シェフだと言ってましたので、まったく無知で、表面的なことだけ言っている感じでした。
荒木という人の、自宅兼事務所で、人を呼び、食べ物やお酒で人を集め、後から、文句を言わなそうな人物を見極め、海外(香港)の積立ファンドを契約させ、手数料などの説明をしない。また、投資者の年齢にかかわらず、25年契約をさせるので、後から解約すると、解約手数料で、ほとんど持って行かれる人が多数です。また、荒木はバスツアーなども、変な旅行会社みたいな夫婦としていて、そこから、人を同じように集め、先程の内容をしている。危険で。しっかり見極めてください。
レギュラーコース利用して唯一よかったのは、オプション取引が出来るようになっただけ。向こうの言ってる初心者のレベルもわかんなかったし、契約したら専門用語ばっかりで、質問したらすげー嫌な感じ。お金払っちゃったし期間中だけ我慢してすぐやめたよ。こんな会社もう二度と近寄りたくないね。