Wealth Wing(ウェルスウイング)はお金を預ければ全て自動で運用してくれる資産運用サービスです。
大きなリターンを狙うことに主軸を置いており、投資対象は国内の個別株のみとなっています。
また国内の個別株に絞っているせいで分散投資による損失軽減が上手く機能しておらず、下がるときは一斉に下がってしまい大きなダメージを追うことも。
リターン、損失回避の両側面で中途半端という印象を受けます。
加えて手数料が高いという大きなデメリットを持っており、これらの理由からWealth Wing(ウェルスウイング)は不人気で利用者が少ないのか、世間の評判がほぼ見当たりません。
しかしANAのマイルが貯まる唯一無二のメリットがあり、これに価値を見出せる人はWealth Wing(ウェルスウイング)を選択肢に入れてもいいのかもしれません。
マイルにメリットを感じない方は特に利用する理由がないとも言えます。
Wealth Wing(ウェルスウイング)の運用成績に関する評判、口コミは?
Wealth Wing(ウェルスウイング)は果たして儲かるのか。それを利用者の方々の評判から読み取ろうと思ったのですが、調べても実績に関する情報が出てきません。 Wealth Wing(ウェルスウイング)の利用者の評判は?
実績以外であればごくわずかですが利用者の評判が見つかりました。 Wealth Wing(ウェルスウイング)の良いところは?
ここまで結果的にマイナスなイメージばかり取り上げてしまっていますが、もちろん良いところもあります。 Wealth Wing(ウェルスウイング)のイマイチなところ
Wealth Wing(ウェルスウイング)のあまり良くない点は先ほど触れた手数料の高さと投資対象が国内の個別株のみである点です。 Wealth Wing(ウェルスウイング)のまとめ
Wealth Wing(ウェルスウイング)は航空大手のANAのグループと株式会社スマートプラスによる自動資産運用サービスです。
2020年の11頃からサービス開始なので、流石に利用者がほぼいないということはないと思うのですが…。
使ってみての評判が一切ないというのは、わざわざネットで書き込むほどでもないようなパッとしない地味な成績をズルズル続けているのかもしれません。
ずっと低空飛行であれば印象にも残らず特筆すべき点も無し。
Wealth Wing(ウェルスウイング)はANAの旅客機のように空高く飛び立つことはまだ出来ていないのかもしれません。
それが以下の2点
☑ 出金処理が遅い
☑ 手数料が高い
二つともあまり良い内容ではないですね。それぞれ詳しく見てみましょう。
【出金処理が遅い】
Wealth Wing(ウェルスウイング)はいつでも運用しているお金を出金することが出来るのですが、その出金したお金が自分の別口座に移されるまでに時間がかかるとのこと。
この方は6月14日(月)に出金手続きを行ったものの、19日(土)になってもまだ出金先口座に着金していません。
公式HPを確認すると出金依頼から5営業日に着金するらしいので、場合によっては月曜日に依頼しても着金するのが次の月曜日になってしまう可能性があります。
即座に他の投資に資金を回したい時などは対応できないので注意が必要です。
【手数料が高い】
Wealth Wing(ウェルスウイング)の評判で一番多いのが手数料の高さへの文句です。
Wealth Wing(ウェルスウイング)と同類のサービスであるロボアドバイザー系が主に年率1%の手数料なのに対し、Wealth Wing(ウェルスウイング)は加えて固定費用と別途の手数料がかかります。
詳しい手数料は「Wealth Wing(ウェルスウイング)のイマイチなところ」の項目で解説しますが、現状自動運用サービスの中では最も高い手数料となってしまっています。
以上の「出金処理が遅い」ことと「手数料が高いこと」への批判がWealth Wing(ウェルスウイング)への主な評判となっています。
ここまで見ればわかる通り、あえてWealth Wing(ウェルスウイング)を利用する意味は現状あまりありません。
それが以下の2点。
☑ ANAのマイルが貯まる
☑ 許容リスクを好きなタイミングで好きに調整できる
それぞれ解説していきます。
【ANAのマイルが貯まる】
Wealth Wing(ウェルスウイング)の一番の目玉がANAのマイルです。正直なところ、微妙という感想はぬぐえません。
6か月間は運用資産の年率換算1%分、それ以降は0.1%分が貯まります。
しかし実際は6か月間とは言っても1%が適用されるのはなぜか5か月分だけです。
つまり100万円を6か月間運用しても5000ポイントしか貯まりません。
微妙なうえに絶妙にケチ臭くてげんなりします。しかしこれが一番の目玉なのです。
【値動きによって受ける影響を好きなタイミングで好きに調整できる】
Wealth Wing(ウェルスウイング)にはスマートヘッジという機能があります。
これは値動きの影響を小さくする3段階の設定です。
「リスクヘッジ小」を設定すれば、スマートヘッジ機能OFF状態に比べて上昇・下落が緩やかになります。
「リスクヘッジ中」はさらに緩やかに。
「リスクヘッジ大」はまたさらに緩やかになります。
画期的なのはこのスマートヘッジ機能のON/OFFや大中小設定を好きなタイミングで変更できるということ。
これから上がるぞ、というときはスマートヘッジをOFFにして、これから下がるぞ、といつ時はスマートヘッジを大にしてやれば非常に効率よく資産を増やすことが出来るかもしれません。
以上Wealth Wing(ウェルスウイング)の良いところは上記の2点、「ANAのマイルが貯まる」ことと「値動きによって受ける影響の大きさを調整できる」ことの2点です。
はっきり言って旅行好きの人くらいでしか、わざわざ他のロボアドバイザーなどを差し置いてWealth Wing(ウェルスウイング)を利用する意味はあまりないかもしれませんね。
まず手数料の解説から。Wealth Wing(ウェルスウイング)の手数料は以下の通り。
☑ 情報利用料:月額330円(税込)
☑ 運用手数料:運用額の年率0.99%(税込)
☑ 売却手数料:売却額の1.0%
まず情報利用料。これは適切なリバランス時期の判断や運用戦略改善の情報収集に必要な手数料だそうです。
これに加えて運用手数料。ちなみにロボドバイザーの中で高いと言われるウェルスナビの手数料が1%でほぼ同じ。低めのTHEOが0.75%(条件有り)。
三つ目の売却手数料は解約時だけでなく、戦略変更時の大きくポートフォリオを入れ変える際にも発生します。
以上の3種類の手数料が発生するのですが、他の一任型ロボアドバイザーに掛かる手数料は運用手数料くらい。
それもWealth Wing(ウェルスウイング)は他のロボアドバイザーと変わらないか高いくらいの運用手数料が発生するので、かなり手数料は高いと言えます。
そして運用実績もパッとしないのだとしたら、もしかすると評判がほぼ無いのは本当に不人気で利用者が少ないのかもしれません。
次に投資対象が国内の個別株のみである点についてですが、これは利益に対しても損失回避に対しても中途半端な印象を持ってしまいます。
大きな利益を狙うのであれば新興国株や米国株にも投資したいところですし、損失回避を行うなら金や債券にも投資したいところです。
Wealth Wing(ウェルスウイング)用の口座を開設し入金するだけで資産運用を行ってくれます。
放置しているだけでよく、さらにANAのマイルも貯まるので旅行好きの投資家にはもってこいのサービスです。
しかし全体としてデメリットがメリットを大きく上回っており、不人気な印象を受けます。
確かにやっていたが運用成績はそこまでだった(笑)
なんでわざわざ自動運用で投資対象を国内株に限定したのか。世界中のETFや個別株、各種金融商品に手間をかけずに分散投資出来るのがロボアド利用者にとっての最大のメリットだろうが。リターンを狙うために国内株に限定しましたって、ならたまにだとしても月に50%や100%くらい増やしてくれんだろうな?アナライザーはそんくらいの銘柄出してるからな。
しかもANAのマイルが貯まるって舐めてんのか?いらんわ!!!!ww