竹村尚子とは?”投資信託の天才”の評判や経歴などを紹介

探偵

株式会社グロースアドバイザーズ検証記事

有名経済紙『Forbes』で、”世界のファンドマネージャートップ20″に選出された経験のある竹村尚子氏。ファンドマネジャー時代は年率30%のパフォーマンスを叩き出すなど、投資信託の天才として知られていました。

ところが、日本で設立したファンドが行政処分を受け、資格登録を取り消されるなど近年の彼女はトラブル続きです。ネット上では「竹村尚子は過去の人だ」と囁かれることも。

この記事では、竹村尚子氏の経歴や評判について紹介し、どのような人物なのか、怪しい所は無いのか解説します。

竹村尚子とは?年齢や経歴など

竹村尚子氏と言えば、ファンドマネジャーとして海外でバリバリ活躍したやり手のイメージがあります。

国内でもファンドを設立したり、自己啓発本を出版したりと活躍していましたが、現在は何をしているのでしょうか?

まずは、竹村尚子氏について、プロフィールや年齢、実績などを紹介します。

竹村尚子のプロフィール

竹村尚子の画像
株式会社グロースアドバイザーズ公式サイト

竹村尚子氏のプロフィールについて、簡単にまとめると以下の通り。

  • ファンドマネジャー・投資助言者
  • 株式会社グロースアドバイザーズ分析者
  • Forbes「世界のファンドマネージャートップ20」に選出
  • ムーンライトキャピタル株式会社の設立

竹村氏は、主に海外でファンドマネジャーとして活躍した伝説的な人物です。上記の他にも様々な功績を残しているのですが、それについては後に詳しく解説。現在は「株式会社グロースアドバイザーズ」という投資顧問会社で分析者を務めているとのこと。

年齢や生年月日は一切不明。ただ、1989年には既に海外ファンドで資産運用に携わっていたので、恐らく年齢は50~60歳程度ではないかと思われます。

竹村氏のエピソードで有名なのが、世界的な経済雑誌『Forbes』で2001年「世界のファンドマネジャートップ20」に選出されたこと。男性比率が多いファンドマネジャーの中で女性が、しかも日本人がトップに選ばれたというのは物凄いことです。

ところが2003年、日本に帰国してから設立した資産運用会社「ムーンライトキャピタル株式会社」は大ゴケ。幾度にも渡る行政処分を受けた結果、2012年には運用業者登録を取り消されてしまいます。

現在はグロースアドバイザーズで投資顧問のような仕事をしているのですが、かつての輝きは失われてしまった印象。ネット上でも口コミがほとんどなく「竹村尚子は終わった」という声が微かに聞かれる程度です。

最終学歴は大阪大学経済学部

竹村尚子氏の最終学歴は「大阪大学経済学部卒」とのこと。さすが世界で活躍したファンドマネジャーとあって、旧帝大の経済学部を卒業しています。

卒業後は、勧角証券(現在のみずほ証券)へ入社しアナリストになるも、実際に運用してみたいという気持ちが強くなり、1989年に海外に渡ってファンドマネジャーに。

その後、「世界のファンドマネジャートップ20」に選出される活躍を見せます。

年収や資産は億単位か

竹村尚子氏の年収や資産についてですが、特に公表されていません。具体的な金額は一切不明ですが、ファンドマネジャーは非常に”儲かる”仕事として知られています。

ピンキリではありますが、アメリカのファンドマネジャーであれば1,000万円前後は固いですし、運用成績が良ければ億単位の報酬も珍しくありません。

竹村氏は「世界のファンドマネジャートップ20」にも選出された人物なので、数億円~数十億円の年収を得ていたのではないでしょうか?もちろん、個人資産も億単位でしょう。

現在は投資顧問活動をしていますが、後に解説する通り非常に高額で、会員数が100人もいれば数千万~1億円程度の売り上げが立つほど。

あまり人気は無いようですが、それでも数千万円の年収があるのではないでしょうか。

投資手法や実績

竹村尚子氏の投資手法は、スイングトレードが中心。グロースアドバイザーズでは、「近未来スイングトレードCLUB」と「キャズム突破投資家CLUB」という2種類のサービスを提供していますが、どちらも数日~数週間という短期間に大きな利益を狙う手法です。

ファンドマネジャー時代の実績は世界的に注目されたほどで、1992年頃には香港の野村證券系ファンドで年率30%のパフォーマンスを達成。

1998年に「ボウエンキャピタルマネジメント」に入社した後も、年間パフォーマンスで好成績を残すなどして、格付け会社「スタンダード&プアーズ」から表彰される活躍でした。

ただ、グロースアドバイザーズに入社してからの実績は公式サイトにも公開しておらず、口コミを見る限りは損失を被っている人の方が多い模様……

もしかすると、竹村氏の手法は現在では通用しないのかもしれません。ネット上では、「運用実績がマイナスになったことを隠蔽していたのではないか?」という疑惑も出ています。

下品なおばさんだと思ってたけどやっぱりか

エイドスアマテラスって5/7の-88円の日があったのに

運用実績(日々の基準価格)には乗らなかったんだよね

5ちゃんねる

確かに、かつては素晴らしい実績を残していた竹村氏ですが、上記のように隠蔽疑惑もあり、現在の実力はかなり怪しい印象です。

購入には慎重になった方が良いでしょう。

出版本「すぐ動く人は知っている

竹村尚子氏は日本で1冊の本を出版しています。『すぐ動く人は知っている』という自己啓発本です。

竹村尚子の出版本「すぐ動く人は知っている」
amazon

投資本ではない点が意外というか何というか……

出版年は2010年。この2年後の2012年に、資産運用会社「ムーンライトキャピタル株式会社」は運用会社の登録を取り消されるわけで……

自己啓発本で一発逆転でもしたかったのでしょうか?需要を考えれば投資本の方が良さそうなのに、自己啓発本を出版した所に竹村氏の焦りや混乱が窺われる気がします。

ただ、書籍自体はそれなりに評判が良いので、興味のある人は読んでみても良いのではないでしょうか。

竹村尚子の経歴

ここでは、竹村尚子氏の経歴について詳しく解説していきます。彼女の経歴を大まかにまとめると以下の通り。

  • 大阪大学経済学部を卒業
  • 勧角証券へ入社。アナリストとして活躍
  • 1989年、全米大学教職員退職年金基金(TIAA‐CREF)でファンドマネージャーに
  • 1992年頃、香港の野村證券系ファンドでファンドマネジャーとして商品を設計運用
  • 1997年、ボウエンキャピタルマネジメント共同経営者就任
  • 2001年、Forbesで「世界のファンドマネージャートップ20」選出
  • 2003年、資産運用会社「ムーンライトキャピタル株式会社」設立
  • 2007年、ムーンライトキャピタル株式会社が行政処分を受ける
  • 2009年、2009~2010年度の国際著名人年鑑「International WHO’S WHO of Professionlas」に選出
  • 2010年、自己啓発本『すぐ動く人は知っている』出版
  • 2011年、ムーンライトキャピタル株式会社が行政処分を受ける
  • 2012年、ムーンライトキャピタル株式会社が運用業者登録取消
  • 現在は、株式会社グロースアドバイザーズ分析者

勧角証券入社後に渡米。非米国人初のファンドマネージャーに

大阪大学経済学部を卒業後、勧角証券(現在のみずほ銀行)に入社しアナリストに。

しかし、実際に資産運用したいという気持ちが膨らんで、1989年アメリカに渡り、全米大学教職員退職年金基金(通称:クレフ TIAA‐CREF)で非米国人初のファンドマネジャーとなります。

クレフで3,000億円の運用を担当し実力を付けると、1992年には香港へ渡り野村証券系のファンドにてファンドマネジャーに就任。

年率30%以上のパフォーマンスを上げ、地元紙にも取り上げられる程有名になります。

竹村尚子がサウス・チャイナ・モーニングに取り上げられた
竹村尚子は地元紙に取り上げられた

世界のファンドマネージャートップ20に選出

1997年には「ボウエンキャピタルマネジメント」に共同経営者として入社。

ここでも優れた成績を残し、1998年のパフォーマンス、および2001年まで過去5年間のパフォーマンスがオフショア日本株ファンドで第1位の成績を獲得。

アメリカの格付け会社「スタンダード&プアーズ」から表彰を受けます。

竹村尚子は「スタンダード&プアーズ」から表彰を受けた。
「スタンダード&プアーズ」から表彰を受けた

そして2001年、世界的な経済雑誌『Forbes』で「世界のファンドマネージャートップ20」の一人に選出。

ここが恐らく、竹村氏のキャリアの絶頂期でした。

会社設立後、”2度も”行政処分を受け資格取り消し

海外で大活躍した竹村尚子氏は衣錦還郷。勢いに乗って、2003年には日本で資産運用会社「ムーンライトキャピタル株式会社」を設立。

機関投資家に向けて日本株中心の投資信託を販売しますが、これがケチの付き始め。設立から4年後の2007年、ムーンライトキャピタル株式会社は早速、行政処分を受けます

理由は認可取得前に投資一任契約を結んだため。要するに、資格を取る前から他人のお金を運用してしまったわけです。

竹村尚子のムーンライトキャピタル株式会社が行政処分を受けた
行政処分の内容

不穏な空気が立ち込める中、2009年には2009~2010年度の国際著名人年鑑「International WHO’S WHO of Professionlas」の一人として選出。

2010年には自己啓発本『すぐ動く人は知っている』も出版し、凄腕の女性ファンドマネジャーとして知名度を高めます。

が、2011年には再びムーンライトキャピタル株式会社が行政処分。今回の処分理由は財務状況の悪化で、会社財産が5,000万円を下回っていたから。

資産運用会社が、資金繰りに苦しんでいるというのはさすがに……。

竹村尚子のムーンライトキャピタル株式会社が2度目の行政処分を受けた
2度目の行政処分の内容

そして2012年、度重なる改善命令にも関わらず

  • 税金等の未払い
  • 過大な人件費用
  • 資産運用残高の減少

と、問題だらけの状況であったため、ついに金融商品取引業者としての資格を取り消されてしまいました。

竹村尚子のムーンライトキャピタル株式会社が金融商品取引業者の資格取り消しに
資格取り消しとなった要因

ムーンライトキャピタル株式会社の失敗理由

かつては天才的なファンドマネジャーと称された人物が、なぜこのような失敗に陥ってしまったのでしょうか?

実際のところは分かりませんが、最後の行政処分の理由として上げられた「過大な人件費用」というのが気になります。海外で莫大な報酬を得ていた竹村氏は、日本でも同じくらいの報酬を得ようとしていたのではないでしょうか?

当時の日本は「失われた30年」の真っ只中で、日経平均は1万円を割り込んでいる状況。相場で稼ぐのが難しい状況にも関わらず、数億円の役員報酬を会社から引っ張り続けた結果、財務状況が悪化したのではないか……完全な憶測ではありますが、そんな疑惑が浮かんできます。

もしくは、単純に当時の日本相場が竹村氏の手法と合わなかったのかもしれません。

竹村氏が得意とするのは、短期的に大きく伸びる銘柄を見つけて稼ぐスイングトレードです。不況に陥っていた日本市場では、彼女の手法が通用しなかった可能性はあります。

いずれにしても、ムーンライトキャピタル株式会社は2013年に破産。その後、竹村氏は表舞台から姿を晦まします。

株式会社グロースアドバイザーズ分析者として復帰

株式会社グロースアドバイザーズの分析者として相場の世界に復帰したのは、恐らく2021年頃。

それまでなかった「筆頭分析者紹介」という項目が設けられ、竹村氏の経歴が紹介されるようになりました。

2021年の株式会社グロースアドバイザーズ公式サイト

現在、竹村尚子氏はグロースアドバイザーズで近未来スイングトレードCLUBキャズム突破投資家CLUBといったサービスを販売しています。

後に詳しく解説しますが非常に高額なところを見ると、やはり「ファンドマネジャー時代の報酬額を維持したいのではないか?」という印象ですね……。

竹村尚子の評判

竹村尚子氏の評判は現在少なくなっており、過去の人となった感があるのは否めません。

ここでは、SNSの書き込みから竹村氏の良い口コミ、悪い口コミについて紹介します。

良い口コミ|2010年前後のみ

X(旧Twitter)で竹村尚子氏の口コミを探したところ、書籍を販売した2010年前後のものしか見つかりませんでした。

出版直後はトークショーなど開催していたのか、話を聞いてきたといった口コミも見つかります。

しかし、トレーダーとして評価する声は全く見つかりませんでした。

もしあっても、「美人トレーダー」など実力と関係ないところで評価されています。

このように、竹村氏に関する話題は書籍にまつわるものがほとんどで、トレーダーとしての評判はほとんどありません。

彼女がトレーダーとして活躍していたのがネット黎明期の90年代~2000年代だったため、SNSなどで話題になっていないのも仕方がないかもしれません。

ちなみに、「近未来スイングトレードCLUB」や「キャズム突破投資家CLUB」といったサービスに対する良い口コミは全然見つかりませんでした……。

悪い口コミ|広告がしつこいなど

竹村氏の悪い口コミについても、数はそれほど多くありません。

最近の口コミでは、Youtubeの広告に出てきて鬱陶しいといったものくらいです。

サービスについての悪い評判も、当サイトに寄せられています。

2022年08月19日

全然利益など出ずに大赤字ですよ。お勧めされた銘柄はどれも下がるし、下がったら「次の銘柄に行きましょう」で別の銘柄を勧めてくる。ただのあてずっぽうでは?と思う事が多く、退会しました。なんだかここおかしいです。

当サイトへの口コミ

何より目立つのは「すでに終わってしまった人だ」という意見。

2021年12月02日

調べてみたら2010~11年頃まではメディアにも出ててちゃんと活動してたっぽいね。本当にすごい人ではあったんだろう。ただ全員が全員凄い人のままで人生を歩めるわけでもない、か

当サイトへの口コミ

かつて素晴らしい実績を残していた人が忘れ去られてしまうというのは、何やら寂しいものがあります。挙句にYoutube広告に出てウザがられる始末ですので……

「晩節を汚さず引退した方が良いのでは?」とつい思ってしまう彼女の現状です。

関東連合の残党?

竹村尚子のことを誰もが忘れていた2016年、5ちゃんねるにて「関東連合の残党達の現在」というスレッドが建てられました。

その中で関係者と思われる人物がリストアップされていたのですが、なんとその中に…

竹村尚子は関東連合の残党?

竹村尚子の名前が挙げられていたのです。表舞台から姿を消し、道を踏み外したのでしょうか?雨上がり決死隊の宮迫氏のようなものかもしれません。

とはいえ、もちろん証拠の無い噂話レベル。何を言っているんだ、と鼻で笑ってもらっても構いません。

しかし、時系列の辻褄が奇妙に一致し、竹村尚子に対して疑惑の目を向けているのは事実なのです。

竹村尚子のWEB講座

竹村尚子氏は現在、株式会社グロースアドバイザーズで複数のサービスを提供しており、Youtubeなどでも広告を流しています。

ここでは、竹村氏のWEB講座の詳細について解説します。

近未来スイングトレードCLUB

竹村尚子の近未来スイングトレードCLUB
超成長株の近未来スイングトレード無料WEB講座

「近未来スイングトレードCLUB」は、竹村尚子氏が提供する日本株を中心としたスイングトレード向けの銘柄紹介サービス。詳細は以下の通り。

  • 竹村尚子の近未来銘柄情報提供
  • インターネット会員に銘柄情報提供
  • 上記情報等の売買・ホールド指示、フォローアップ
  • 売買単位の指示、信用維持率のコントロール
  • ポートフォリオ相談
  • 投資アドバイス
  • アドバイザーの電話・メール対応

個別銘柄の紹介だけでなく、売買指示やポートフォリオの相談、投資アドバイスまで広くカバー。

お試しの無料コンテンツも充実しており、スイングトレードのWEB講座や、選任アドバイザーのサポートが受けられます。

非常に充実した内容ですが、問題はその価格。以下のように契約期間によって異なるのですが、とにかく高い。

契約期間料金
6ヶ月735,000円
12ヶ月1,260,000円
18ヶ月1,600,000円

インターネット会員銘柄情報や、電話アドバイスサービスなど、一部サービスを除いた「インターネットコミュニティ」プランもあるのですが、これもそれなりのお値段。

契約期間料金
3ヶ月200,000円
6ヶ月300,000円
12ヶ月500,000円

一番安いインターネットコミュニティプランの3ヶ月契約でも20万円となっており、よほどお金に余裕がなければ二の足を踏むと思います。

「元凄腕のファンドマネジャーなのだから、高いのは仕方ないのでは?」と思うかもしれませんが、サービス内容をよく見ると、竹村氏がアドバイスするとはどこにも記載無し。

あくまでも「アドバイザー」による電話対応と記載されており、竹村氏から直々にアドバイスを貰えるわけではないのでしょう……。

近未来スイングトレードには他にも問題があります。

例えば、広告ページには「10年以内に株価10倍以上を達成した銘柄」が紹介されているのですが、これらは情報提供した銘柄とは記載されていません。

にも関わらず、まるで自分の実績のように大々的に紹介しており、消費者を誤解させかねないやり方です。

竹村尚子の近未来スイングトレードCLUBに「10年以内に株価10倍以上を達成した銘柄」が紹介されている
超成長株の近未来スイングトレード無料WEB講座

そもそも、10年で株価10倍になる銘柄を「スイングトレード」で保有する、というのも良く分かりません。最初から10年持ち続けるのであれば、理解できるのですが……

値下がりした時に、「長期保有すれば大丈夫!」と言い訳するための材料かな?と疑われます。

実際のところ、近未来スイングトレードCLUBは口コミでもあまり良い評判が聞こえてきません。当サイトにも批判の書き込みが寄せられています。

2021年11月29日

竹村尚子の「近未来CLUB」に半年契約で30万円で入会したが、上昇銘柄を紹介し、売買タイミングの指示をするとの内容だったが、最初の1ケ月のみで適当な数銘柄の紹介があっただけ。その後はメールで質問しても全く返事なし。やられた。それで今は「キャムズ突破銘柄」で同じ手口を使ってるようだ。米国銘柄紹介で株価100倍だそうだがどうも会員が集まらないようだ!当然!!

2021年12月25日

全く竹村女史の推奨めいがらというのはインチキである。移動平均線をみても買うべき時でもないのに推奨したりしている。今は10倍増銘柄の口座ということで食いつきを狙った講座をひらいているがこんな口座に飛びついてはいけない。30万円損した。

当サイトへの口コミ

価格的にも実績的にもだいぶ怪しい雰囲気の「近未来スイングトレードCLUB」ですが、一応無料コンテンツが充実している点は評価できます。

キャズム突破投資家CLUB

竹村尚子の100倍株をあぶり出すキャズム突破銘柄WEB講座
100倍株をあぶり出すキャズム突破銘柄WEB講座公式サイト

「キャズム突破投資家CLUB」は、米国株の銘柄情報を提供するサービス。主な提供コンテンツは以下の通り。

  • 竹村尚子のキャズム突破銘柄情報提供
  • 上記情報等の売買・ホールド指示、フォローアップ
  • 売買単位の指示、信用維持率のコントロール
  • 会員様の希望によりポートフォリオ相談
  • 投資アドバイス
  • 電話・メール対応

「キャズム突破」というのは、ある境界線を越えると株価が一気に上昇していく現象のことで、期待できるパフォーマンスはなんと100倍!こういった将来的に大きく伸びる銘柄情報を提供してくれるほか、売買指示やポートフォリオ相談などにも対応しています。

「キャズム突破投資家CLUB」もお試しの無料WEB講座や無料サポートに加え、割安銘柄を炙り出す専用の簡易分析ソフトまで提供しています。が、問題はやはり価格。6ヶ月~18ヶ月のプランを以下の料金で提供しています。

契約期間料金
6ヶ月640,000円
12ヶ月960,000円
18ヶ月1,280,000円

売買単位の指示や信用維持率のコントロール、電話対応サービスを除いた低価格の「オンラインCLUB」でも以下の料金。

契約期間料金
3ヶ月180,000円
6ヶ月270,000円
12ヶ月450,000円

「近未来スイングトレードCLUB」に比べると若干安くはありますが、それでもなかなかのお値段。初心者では手が出しにくいように感じます。

また、「キャズム突破投資家CLUB」も広告が紛らわしく、消費者に誤解を与える恐れがあるのは問題。

アップルやAmazonのチャートを大きな画像で紹介しており、まるで「我々がこの銘柄を紹介したんです!」と言わんばかり。

キャズム突破投資家CLUBも広告が紛らわしい。
キャズム突破投資家CLUBの広告

気になる「キャズム突破投資家CLUB」の口コミにですが、これが全く見つからない。良い評判も悪い評判も、ネット上には見当たりませんでした。

情報を外部に漏らさないようにしているのかもしれませんが、単純に利用者が全くいない可能性も……。

一応、当サイトに寄せられた口コミの中で、1つだけ無料講座を受けたと思われる書き込みがありましたが、予想通りというか何というか、評判はあまり良くない模様。

2022年03月23日

あのさ、竹村さんの米国株の講座でも全然勝てるようになりません。でも別の会社の米国株を選ぶソフト使ったら利益が結構出るようになりました。竹村さんの時代は終わったね。

当サイトへの口コミ

このように様々な問題がある「キャズム突破投資家CLUB」ですが、無料コンテンツとして割安銘柄の簡易分析ソフトなどが貰えるのはお得かもしれません。

運営は「株式会社グロースアドバイザーズ」

竹村尚子が分析者を務める株式会社グロースアドバイザーズ公式サイト
株式会社グロースアドバイザーズ公式サイト

上記2つのサービスは、「株式会社グロースアドバイザーズ」で提供されています。詳細は以下の通り。

会社名株式会社グロースアドバイザーズ
所在地〒103-0025
東京都中央区日本橋茅場町3-13-6
第二日高ビル4階
設立2008年10月
代表取締役田中真太郎
資本金10,000,000円
電話番号03-6661-6423
メールアドレス[email protected]
資格関東財務局長(金商)第2117号

2008年に設立した投資顧問業者で、海外投資に関する情報提供やセミナーの運営、ソフトの開発など事業は多岐に渡ります。

一般的な投資顧問業者に比べて、投資関連のコンテンツ販売に力を入れているのが特徴的。

竹村尚子氏は恐らく2021年頃から分析者として就任していますが、その3年前の2018年、グロースアドバイザーズは行政処分を受けています。理由は以下の通り。

  • 役職員が顧客取引を利用して自己利益を図る目的を持って行う投資助言行為
  • 役職員の株式取引及び投資助言に係る管理態勢が構築されていない状況

具体的には、出来高の少ない銘柄を選定して事前に買い付け、顧客にその銘柄を勧めて短期的に株価を吊り上げていたとのこと。いわゆる「嵌め込み」ですね。

こういった不正行為を防止する管理体制も整っておらず、業務改善命令を受けました。

竹村尚子の株式会社グロースアドバイザーズが行政処分を受けた
行政処分の内容

それにしても、なぜ竹村尚子氏のような実力者がこのような会社に関わっているのか……

真偽が不確かなので詳細は書きませんが、竹村氏に関しては一部で良くない噂も聞こえてきます。

グロースアドバイザーズに入社した経緯は不明ですが、かつて世界的な名声を得たファンドマネジャーがこのような会社で燻っているのは、非常に残念なことです。

今後、彼女がかつての栄光を取り戻すことはあるのでしょうか……。

まとめ

竹村尚子氏はかつて世界で活躍する優秀なファンドマネジャーでしたが、現在は高額な銘柄情報サービスを提供する単なる投資アドバイザーです。口コミでは悪い評判が目立ち、広告にも誤解を招く表現があり、あまり良い印象はありません。

もちろん、現在提供している「近未来スイングトレードCLUB」や「キャズム突破投資家CLUB」で利益を上げたという人もいるのでしょう。口コミの数が少なすぎて実態は分かりにくいですが、Youtubeにも広告を出しているらしいので一定数の利用者はいるはずです。

それでも昔の輝かしい経歴と比較すると、今の竹村氏は胡散臭い投資顧問のような活動をしており、特筆すべきことがほとんど無いように思えます。興味のある人はいきなり有料サービスに手を出さず、無料コンテンツを試して本当に信用できる人物なのか自分の目で見極めるようにしてください。

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