本記事では、オンコンパス(ONCOMPASS)が不人気な理由を他のロボアドバイザーと比較しながら検証した結果を解説していこうと思います。
ロボアドバイザーの利用を検討している方は是非読んでみて下さい。
オンコンパス(ONCOMPASS)の利回りを比較調査
人気が出ない理由として真っ先に考え付くのが運用利回り。オンコンパス(ONCOMPASS)の利回りと他の主要ロボアドバイザーの利回りを比較してみます。 オンコンパス(ONCOMPASS)の手数料を比較調査
前項と同じく、オンコンパス(ONCOMPASS)の手数料を他の主要ロボアドバイザーと比較していきます。ちなみにこの手数料とはどのサービスも共通して、ロボアドバイザーでの運用資産に対する割合となります。 オン コンパス(ON COMPASS)の特徴比較検証
まずは投資対象を簡単に比較してみます。 オンコンパス(ONCOMPASS)の評判を比較
世間のそれぞれのロボアドバイザーに対する評判を調べていて、一つ違和感を覚えました。それは世間がそもそもオンコンパス(ONCOMPASS)に興味を持っていない点です。
まずは主役のオンコンパス(ONCOMPASS)から。2016年7月から2019年12月末までの運用実績を基に算出した運用利回りは、年率4.88%~5.27%という調査結果が出てます。
次に最大手のウェルスナビ。2016年1月に100万円、その翌月から2020年2月まで毎月3万円ずつ積み立て品がら投資した場合の円建て運用を基に算出した運用利回りは、年率3.06%~4.55%という実績が公開されています。
次がTHEO。公開されている2016年3月~2020年2月までの実績によると、年率1.69%~7.48%。となっています。
次に楽天証券が運営する楽ラップ。公開されている2016年7月~2019年12月までの運用実績によると、年率は3.21%~9.92%となっています。
一覧にしたのが↓
オンコンパス(ONCOMPASS):4.88%~5.27%
ウェルスナビ:3.06%~4.55%
THEO:1.69%~7.48%
楽ラップ:3.21%~9.92%
運用実績の年率に幅があるのは、それぞれのサービスに数種類の運用プランがあるからです。そして年率を比較した結果、むしろオンコンパス(ONCOMPASS)は安定感があり利益も決して低くないということがわかります。
ということはオンコンパス(ONCOMPASS)が不人気の理由は利益ではないということです。では手数料でしょうか。利益が多少良くても、手数料が高ければ意味がありませんから。次項手数料の比較に移ります。
オンコンパス(ONCOMPASS):0.925%
ウェルスナビ:1%
THEO:0.5%~1%
楽ラップ:0.963%(固定報酬型)
となっています。THEOは運用資産額や毎月の積立を行っていることなど、いくつかの条件を満たせば、それに応じて手数料が下がっていきます。
楽ラップは固定報酬型と成功報酬型があり、利益が出ている時は基本的に成功報酬の方が手数料が高くなりがちなので、安く済む固定報酬型で比較しています。
そして比較してみると、これまたオンコンパス(ONCOMPASS)は手数料が安い部類に入ることがわかります。安定して高い利益が取れる上に、手数料まで安いとなると、いったい何が不人気の理由なのでしょうか。
次項投資対象や特徴をまとめて比較していきます。
オンコンパス(ONCOMPASS):国内外ETF
ウェルスナビ:海外ETF
THEO:海外ETF
楽ラップ:国内投資信託
となっており、オンコンパス(ONCOMPASS)の投資対象に不人気になるような点はありません。ウェルスナビもTHEOもメインが海外ETFなだけで、国内株式に投資することもありますし。
では運用する際のリスク管理について見てみましょう。ウェルスナビには定期的に、また臨時で投資対象への資金配分を調整するリバランス機能が備わっています。
楽ラップでは株式市場の値動きが激しくなると株式の投資比率を下げ、債券への投資比率を上げるTVT機能が備わっています。
このようなリスク管理機能がオンコンパス(ONCOMPASS)にも備わっているのでしょうか。確認すると、オンコンパス(ONCOMPASS)も3か月に一度のリバランス機能を備えています。
これはウェルスナビよりも高頻度な調整になるので、よりリスク管理がなされていると考えられるでしょう。
ここまで複数の項目を見てきましたが、オンコンパス(ONCOMPASS)の評価が上がる理由は見つかっても、ここまで不人気な理由が見当たりません。
ということで次項は評判を検証し、世間の声を見ていくことにします。
Twitterで調べても、オンコンパス(ONCOMPASS)を気にしている人はほぼいません。ネットで検索しても、オンコンパス(ONCOMPASS)について解説しているサイトはウェルスナビやTHEOに比べれば圧倒的に少ないです。
これらから、とある一つの答えに辿り着きました。オンコンパス(ONCOMPASS)は人気が無いのではなく、単に知名度が低いだけなのです。
オンコンパス(ONCOMPASS)はマネックス証券が運営する信頼抜群のロボアドバイザーであり、手数料は業界最低水準、利益は堅実且つ高水準。
こんなロボアドバイザーが不人気になる理由など考えられませんから。しかしロボアドバイザーはまとめて扱われることが多く、どうしてここまで知名度に差が出来てしまったのか不思議です。
そこでそのあたりも調べてみたところ、とんでもない業界の闇が見つかってしまいました。
詳細は以下のTHEOの検証ページに解説しているのですが
>>調査したらTHEOの評判が業者のヤラセだらけだった…
なんと知名度抜群のTHEOが業者によるステマまがいのことをしていたのです。THEOが目立っているのは優秀だからではなく、単に悪質な印象操作を行っていただけだったのです。
オンコンパス(ONCOMPASS)はこの悪質な手口の被害者と言えるでしょう。調査の限りではTHEOよりも優秀なツールと私は判断しています。
以上オンコンパス(ONCOMPASS)が不人気な理由を解明した記事になります。よろしければ以下の関連記事も是非ご覧ください。
↓関連記事↓
>>ウェルスナビで儲かる人急増!しかしそこには大きな罠が…
>>楽ラップの特徴を徹底比較し解説!小額運用の人は楽ラップを使うべし
利益が出ていて安心して放っておけます
利益が出ていて安心して放っておけます
ロボアドバイザーとはウーバーイーツである。ウーバーイーツは自分で買いに行くか、食べに行くか、その移動の手間をお金を払って省略している。ロボアドバイザーはリバランスの手間をお金を払って省略している。正直リバランスは大したことしてないし利益もあんまり出てないので、自分でやってもそこまで差はないと思われる。ウーバーイーツをもったいないと感じる人はロボアドは向いてない。
長期投資なので今のような下げの時こそマザーズのような割安になった株を買ってほしいんだがそういうわけではないらしい。
今のところ満足。なんでみんなやらないんだ?放置で少しでも増えるなら、株で自力で勝てない奴からしたらありがたいだろ。
先月、今月と非常に好成績を叩き出しています。THEOからこっちに変えてよかった。これでTHEOより知名度が低いのが不思議でならない。
ウェルスナビとTHEOも使ったが、利益はウェルスナビ>オンコンパス>THEOかな。
ロボアドといえばウェルスナビの一強って感じだけど、オンコンパスはどうなんですか?あまりよくない?
順調に資産増加中。まあ今は日経平均もダウ平均株価も上がってるから当然か。資産の減少率を相場の下落率未満に抑えられるかどうかが気になってる。
意外と勝てているが手数料が無駄な気もしてくる。