株の学校ドットコムが教えている技術、知識とは一体どのような投資スタイルに向いた、どのような内容なのでしょうか。
HP上で詳しい説明が無いため、興味はあっても受講する踏ん切りが付かないという意見が口コミで見受けられます。
そこで今回、株の学校ドットコムが行っている講義がどのようなものなのか調べた結果をまとめて記事にしてみました。
株の学校ドットコムが教えるのは短期トレードの知識のみ
株の学校ドットコムの講義内容は短期トレードと中長期投資、どちらで役に立つ知識なのか。答えは短期トレードで役に立つ内容となっております。 株の学校ドットコムが教えてくれる内容は?
株の学校ドットコムで行っている講座は2種類です。それぞれの講座では何を教えてくれるのでしょうか。 株の学校ドットコムの評判から見えた懸念点
株の学校ドットコムに対する評判を見ていると、不満を感じている方がちらほらいる様子。 株の学校ドットコムの講師
株の学校ドットコム講師 木谷秀明 株の学校ドットコムのまとめ
株の学校ドットコムの講義内容は短期投資向けの知識であり、また勝つための知識というよりは自分の投資の間違いを振り返るための内容となっています。 株の学校ドットコムのサービス内容
・無料通信講座
これは講師である木谷秀明氏がスキャルピングとデイトレードを中心とするトレーダーで、監修者の窪田剛氏が短期トレードを得意としているから。
株の学校ドットコムは短期トレードの専門家が集まったスクールなわけです。
株の学校ドットコムの無料メール講座に申し込むことで貰える電子書籍『なぜ明日上がる銘柄がわかるのか?』の中でも、解説している銘柄選びの3つの条件は短期投資向けの条件となっています。
中長期で投資したい方は株の学校ドットコムは合わないかもしれませんね。
中長期向けのサービスだと、エミンユルマズ氏が塾頭を務める「複眼経済塾」があります。
四季報分析と日経新聞分析を学び、中長期で利益獲得できるようなブレない自分を手に入れることを目指す投資塾です。
内容を解説した記事があるので、興味がある方はご覧になってみてください。
>>複眼経済塾で身に付くスキルとは
【無料通信講座(無料メール講座)】
無料通信講座(無料メール講座)で学べる内容は以下の項目です。
・明日上がる銘柄選び3つの条件
・リーマンショックの眺望六相場でもプラスになるのはなぜか
・あなたが利益を出していない本当の理由は?
・最高のテクニカル指標とは何か?
・資産7億円を作ったトレーダーが行うメンタルコントロール
・売買ルールは順張りが良い?逆張り?
・利益を最大化するための最初の1歩とは?
・銘柄はいくつ同時に手掛けるのがよいの?
見てわかるとおり、具体的な売買手法や銘柄選びの条件といったすぐに利益に繋がるような内容は含まれていません。
教えてもらえるのは心構えやメンタルコントロール、資金管理など、投資の基礎となる前提知識です。
受講申し込みすることで教えてもらえる『なぜ明日上がる銘柄がわかるのか?』で解説されている銘柄選びの3条件も、具体的な条件ではなくルールとなっています。
①流動性が高い銘柄
②ボラティリティーが大きい銘柄
③あなたが稼げる株価チャートパターンがある銘柄
の3つの条件に当てはまる銘柄が良いですよと説明しており、見てわかる通り前提条件の話となっていますね。
さらに実はこの無料通信講座、ただ受講申し込みすれば教えてもらえるわけではなく、「知りたければ○○の教材を買ってね」や「系列スクールのCMBトレード塾のセミナーに来てね」というような販促の側面がある講座となっています。
【通学講座】
株の中級者以上を対象に、プロトレーダーが普段使っているツールや売買ルールを解説してくれます。
ゆえに受講すればプロと同じトレードが出来るようになるのではと思う方がいるかもしれませんが、実際はそう簡単な話ではありません。
よく読んでほしいのは教えてもらえるのが手法ではなく売買ルールである点。売買ルールは例えばこういう条件の銘柄には投資しない、何パーセント下がったら損切するといった売買の条件ですね。
プロはどんなテクニカル分析を使って売買判断をしているんだろう、具体的にどうやって買う銘柄を決めているんだろう、そういう実践的な話はあまりないと思ったほうがいいかもしれません。
とはいえ、売買ルールを決めることは自分の投資から感覚的な判断を減らし、再現性を高めることにつながります。
投資で勝つための具体的な方法は学べませんが、自分の投資の負ける要因を減らすことにはなるのではないでしょうか。
まとめると、株の学校ドットコムは株式投資を安定させるための知識を学べるスクールだと言えます。
もう少し需給を加味した内容で講義してほしかったな
引用元:したらば掲示板
最初は役立つけど徐々に有料サービスへの誘導になっていくよね
引用元:したらば掲示板
中には取り上げるのがはばかられる辛辣な意見も存在します。一体なぜこのような批判が出るのでしょうか。教えている講師のプロフィールを確認してみました。
☑ プロフィール
・生まれた年
1966年生まれ
・職業
専業トレーダー(株歴約20年 専業トレーダー歴5年)
・手法
主にスキャルピングトレード7割 デイトレード2割 スイングトレード1割
・趣味
旅行(特にアジア各国)
☑ 略歴
トラックドライバーから路線バスドライバーになり、その後不動産営業を約15年経験する。45歳の時に勤めていた不動産会社の持株会で積み立てていた株が上場したことで、専業トレーダーに転身をする。
当初、専業トレーダーになったとはいえ、ボロ負けトレードの連続で資金を減らす。そんな時に株の学校ドットコムに出会い本格的に勉強を始め、勝てるトレーダーになる。
現在、トレードをしながら、株の学校ドットコム講師として日々受講生の成長に貢献しています。
以上が公式HPにある紹介文です。
購入していた自社株が上場で大化け。それで得たお金で専業トレーダーに転身という経歴。とてもラッキーな方ですが、株の知識、経験値がそこまで高くないのかもしれません。
プロトレーダーが講師をしているという宣伝内容に期待して株の学校ドットコムに入会したら、不満を感じる受講者がいるのも致し方ないでしょう。
そして監修をしているのが窪田剛氏。株の学校ドットコムと系列のCMBトレード塾の運営にも深くかかわっているようですし、講師の監修まで手が回るっているのか疑問です。
期待しすぎた生徒と、その期待に応えきれない株の学校ドットコム、そのすれ違いが生んだ不満なのかもしれません。
無料通信講座では投資の前提知識や心構えを、通学講座では講師の木谷秀明氏による売買ルールを解説してもらえます。
ただし無料通信講座の内容を全て把握するには有料の教材を購入したり系列スクールであるCMBトレード塾のセミナーに通う必要があります。
勝つための知識や技術を教えてくれるスクールとは言えないので、それを理解して受講するようにしましょう。
通信講座は、無料ではありますが「株の学校ドットコム」のノウハウが凝縮されたカリキュラムになっており、 株式投資に大切な3つのポイントを体系的に理解できるようになっています。
・通学講座 19,800円
通学講座は、株式取引の経験がある中級者以上を対象にしています。この講座で教える内容はシンプルですが、 株式売買で利益を上げるために重要で本質的な内容が学習できます。
コロナ前に株の学校通学講座を受講して結構役に立ったと思っているのですが、ここではちょっと言いにくい雰囲気ですね。投資仲間も増えてオンラインの株講座より全然良かったですよ。料金なりの価値はありました。
無料講座が株の学校ドットコムの全てだと思います。有料講座に導くために無料講座は大変力が入っていますが有料講座は無料ですべてを出し切っているので内容が薄く満足いく結果は出ません。
株式投資に関する情報は有料無料ともに溢れかえってますので、誰から何を教わるか、質の部分にはこだわりたいですね。株の学校ドットコムの窪田剛なんて経歴は素人ですよね、これで教えられるんですか?
無料でやってるところがあるレベルのカリキュラムで結構な料金取ってるんだから結果は本人次第、みたいな言い訳できないでしょ。ライザップじゃないけど結果にコミットしないと。
生徒数日本一というけど無料のメール講座のメアド登録数が日本一で、実際に登録した後受講して最後の1通までやり切った人の数なんてほんの僅かだろう。有料の講座はやったという人に会った事が無い。
経営者としてベンチャーを上場させたのではなくたまたま働いてたベンチャーが上場して入った金で株をやるため法人化しただけで投資会社の経営者になれるんだから美味しかったな窪田wそれで投資会社が傾いたから株教えるって大塚家具の娘が経営コンサルタントになった話とダブるぞ。
偶然勤務先が上場してあぶく銭が入ったから投資家になれた窪田剛と、自力で資産を増やしてきた兼業投資家とでは自力が違い過ぎる。ほとんどの兼業投資家は株の学校ドットコムから学ぶ事は何もなく、むしろ教える側だろう。
1都3県に緊急事態宣言が出ましたね。株の学校ドットコムの通学講座の方は遠隔に切り替えたのでしょうか?もともと通信講座があるので遠隔に切り替えると存在価値がなくなる気がします。もっとも、違う意味で存在価値に疑問もありますが。
正直、株のお勉強なんてしたくなくて、投資が上手くなりたいというより投資で利益を上げたいという気持ちが強いなら、株の学校ドットコムは不向きです。ここでは利益の出し方は教えていません。
無料の通信講座はまあまあ役に立つ内容だとは思いますが、ほとんどの無料会員は2通目以降のメルマガは開封すらしないと思います。それでも会員数日本一というなら(嘘ではありませんが)何だかな~って感じです。