「投資情報会社 ソロモン(salomon)」の詐欺被害、実態を検証

探偵

投資情報会社 ソロモン(salomon)検証記事

イギリス領ヴァージニア諸島。ここは美しいサンゴ礁、熱帯雨林で構成される国立公園など、自然に触れることが出来る観光地として人気です。

今回見つけた企業は、このヴァージニア諸島に籍を置く「投資情報会社 ソロモン(salomon)」。わざわざ外国から日本に進出するくらいなので、実績も十分。既に海外ではそれなりの知名度があるようです。

☑振り込め詐欺
☑コンピューターウイルス
☑ハッキング
☑スパムメール

を示唆する口コミが海外サイトで報告されています。そうです。危険な詐欺業者として知名度があるのです。海外の詐欺業者が満を持して日本に手を出してきた、といったところでしょうか。

私がこれまで検証してきた悪徳投資顧問などとは一線を画す、激ヤバ企業の実態をこの記事で検証しています。皆さん、今回は特に読んで損はしないと思いますよ。



  1. 投資情報会社 ソロモン(salomon)特徴・運営方針

  2. 投資顧問 ソロモン(salomon) 」が唯一提唱していること、それは数少ない本物の情報を掴むことです。あらゆる資金筋や情報筋を「情報共有」及び「情報取得契約」をおこなっているそうで、故に「本物の情報」を知りえることが可能なのだとか。

  3. 投資情報会社 ソロモン(salomon)商品の概要、サービスの紹介

  4. (1)無料コンテンツ

    ・無料サービスの存在は確認できませんでした。

    (2)有料コンテンツ

    ・プレミアムレポート 10,000円
    特別なハイリターンレポート。詳細不明。

    ・ポイントインフォメーション 10,000円
    通常情報とは一線を画すワンランク上の情報をポイント情報として閲覧可能。詳細不明。

  5. 投資情報会社 ソロモン(salomon)無料コンテンツを検証

  6. 最初にお伝えしておくべき情報があります。それは「投資情報会社 ソロモン(salomon) 」は投資顧問会社ではないということです。名前も投資情報会社となっていますし、会員登録の際送られてきたメールにもはっきりと「投資助言は行わない」と書かれています

    しかしサイトにはデカデカと銘柄の推奨実績が掲載されています。特定の人物に対してのみ銘柄の情報を公開するのは投資助言にあたるのですが、このサイト運営者は投資助言の意味を分からず使っているのでしょうか?

    また「投資情報会社 ソロモン(salomon)」は金商登録をしていないので、本当に投資助言を行っていた場合は違法行為となります。

    この時点で「投資情報会社 ソロモン(salomon)」及び運営会社に対して、疑いの念を抱かずにいられません。最悪のケースだと、投資助言というものさえよくわかっていない素人が運営する、詐欺目的の悪徳投資顧問の可能性があるからです。

    ということで、この会社自体信用出来るのかを検証していきます。まず皆さんも目についたであろう会社情報を再確認。ご覧下さいこの怪しさ満点の「特商法に基づく表記」を。

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    会社名「Solomon Bonds Limited」とありますが、検索してもこのような会社は想像通りヒットしませんね。まあソロモンという単語で相当な数のサイトがヒットしてしまうので、埋もれているだけかもしれませんが。

    名前の由来は恐らく「ソロモン・ブラザーズ」というアメリカの投資銀行でしょう。有名な何かに似せた名前を付けて警戒心を解くのは、詐欺業者のよくやる手段です。

    そして所在地が「British Virgin Islands」でイギリス領バージン諸島となっています。ここはタックス・ヘイブン(租税回避地)として有名な土地。これは別におかしな点はありませんね。

    しかし続きの住所をみてみると?「P.O.Box 1909,Whisky Building, North Town,Tortola,British Virgin Islands」。最初の「P.O.Box」とは郵便局留めのことです。

    郵便制度が発達していない地域では、郵便物は郵便局に送ってもらい、受取人が毎回取りに行くことが当たり前。その時利用する住所が「P.O.Box」なのです。一言でいえば、会社住所として最寄りの郵便局の住所を記載しているわけです。信用出来ません。

    さらに電話番号「448708200313」ですが、先頭44はイギリスの国番号です。よって実際の電話番号は「8708200313」となります。

    この電話番号で検索してみると、電話番号に関する苦情を寄せるサイトが見つかりました。内容を日本語訳したものがこちら。

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    要するに、金を支払う旨のメッセージを送ってくる、詐欺業者の電話番号のようですね。ここまでくるとほぼ確定なのではないでしょうか。

    ちなみに代表者「Liu Jiansheng」は「劉建生」と書くようで、中国人のようですね。「劉建生」が代表を務める外国の詐欺業者が、日本に進出してきたと見るのがベターです。

    さらに「投資情報会社 ソロモン(salomon)」のロゴに「salomon investment」と書かれています。検索してみると、海外の不動産投資顧問サイトのようなものがヒット。

    これはやはり海外の魔の手が伸びてきていると考えるべきでしょう。安易に利用すると、詐欺被害に遭うだけでは済まないかもしれませんよ。

    1. 投資情報会社 ソロモン(salomon)有料コンテンツを検証

    2. 内容が一切伏せられていて何もわかりません。購入画面に書いてあるわずかな説明文も、結局何のことかさっぱり。こういったサービスの中では低額とはいえ、ただ1万円捨てると考えたら無駄過ぎます

      絶対に購入すべきではありません。出来れば登録も避けるべきでしょう。レポートなのか銘柄情報なのか曖昧ですし、何も送ってもらえない可能性さえあります。

      さらに公開されている推奨銘柄実績ですが、会社の設立時期とつじつまが合いません。会社設立が2018年7月にもかかわらず、何故か銘柄推奨時期はそれ以前のものばかり。

      この辺ありがちな悪徳投資顧問がやりがちな手法ですね。やはり外国の詐欺業者といえど、やることは日本と同じなんですね。勉強になりました。

    3. 投資情報会社 ソロモン(salomon)会員登録の有無、コンテンツ総評

    4. 会員登録することで有料サービスを購入することが出来ます。しかし登録はオススメしません。総評ですが、このサイトは非常に危険。近寄るべきではありません。

      外国人の詐欺業者に個人情報を取られるとはどういうことなのか。金を失うだけで済めば御の字だと私は思いますよ。

    5. 投資情報会社 ソロモン(salomon)サポート体制を検証

    6. 電話番号が国外の時点で論外です。毎回こちらから電話する度、高額な通話料が発生します。いや、もしかするとそれも詐欺の目的かもしれません。

      国際電話を掛けると、かけた側のキャリア(auなど)から掛けられた側へ高額な通話料金が支払われます。それを利用して、業者と通話料金の受取企業が手を組む詐欺が存在します。業者はあの手この手で国際電話を掛けさせ、支払われた通話料の一部をバックとして業者が受け取る詐欺が存在するのです。

      こうなる可能性も否定できませんし、サポート体制を気にする程入りこまないようにしましょう。また、電話番号を知られることも非常に危険です。

    7. 投資情報会社 ソロモン(salomon)口コミ情報を調査!

    8. まだ口コミは見当たりません。ただそれも日本での話。外国のサイトでは電話番号に対し詐欺被害が殺到しています。

      日本での口コミ、新しい情報が出て着次第、追記していきたいと思います。

    9. 投資情報会社 ソロモン(salomon)会社所在地を検証

    10. 郵便局留めと書いたのですが、念のため住所がどんなところか確認しました。しかしそのような住所は出てきません。

      わざわざ郵便局留めにしているので、住所自体存在しないということは無いと思いますが、果たして?ヴァージニア諸島に詳しい方、情報をお持ちでしたらコメントで教えて下さい。 以下、関連の疑いがある悪徳サイトの「検証記事」一覧 ←←クリックで開く


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    投資情報会社 ソロモン(salomon)の口コミ

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    投資情報会社 ソロモン(salomon)の基本情報

    投資情報会社 ソロモン(salomon)

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    サイト名投資情報会社 ソロモン(salomon)
    サイトURLhttp://slm-on.com/
    運営会社Solomon Bonds Limited
    所在地P.O.Box 1909,Whisky Building, North Town,Tortola,British Virgin Islands 
    運営責任者Liu Jiansheng
    mailinfo@slm-on.com
    電話番号448708200313