マネーチケットは電話勧誘がしつこい。怪しい"からくり"の実態
マネーチケットは、資産運用の診断を入口として、金融コンサルタントや保険代理店との相談につなぐサービスです。公式サイトは診断・相談を無料で案内しています。
2026年9月24日に確認した診断フォームには、携帯電話番号の入力欄とSMSによる認証コードの案内があります。個人情報を入力する前に、連絡方法と情報の提供先を確認してください。
口コミには「電話が多い」「長く話を聞かれる」という不満と、相談が参考になったという感想があります。無料である理由、電話の目的、紹介後に費用がかかる範囲を分けて見ていきます。
この記事では、マネーチケットの評判や無料でサービス提供できるからくりについて解説します。
【結論】マネーチケットは怪しい?
無料であることだけで怪しいとは判断できません。ただし、マネーチケットは診断結果を眺めるだけの計算ツールではなく、面談や金融商品の提案につながるサービスです。
加盟店向けページは保険の見込客を紹介する仕組みを説明しています。また、運営会社の個人情報保護方針は、加盟保険代理店への情報提供と、自社による保険募集業務を明示しています。
利用を考える際に押さえたい点は、次の2つです。
- 無料診断・相談と、その後に提案される商品の費用は別
- 登録後の電話や面談の案内に同意できるか
1つ目は、無料なのが診断や相談の範囲だということです。紹介後に保険などを契約する場合は、保険料・手数料・解約時の条件を別に確認する必要があります。
2つ目は、登録後に電話や面談の案内があることです。加盟店向けの紹介手順は、1回目を「各社のカスタマーとして」のアンケート電話と無料FP面談の提案、2回目をマネーチケット名義で年収・貯金などを聞く電話と説明しています。
無料相談から商品の提案につなげる仕組みは確認できますが、加盟店が払う紹介料の額や課金時点、運営会社の収益内訳までは公開ページで確定できません。「紹介した瞬間に必ず報酬が入る」と断定する根拠もありません。
診断フォームには、年齢・職業・貯金額などの質問に続いて電話番号とメールアドレスの欄があります。以下は過去に記録した入力画面です。現在は携帯電話への認証コード送信も案内されています。
入力欄が後から現れることだけで違法な勧誘と判断することはできません。ただ、電話連絡を望まない場合は、送信前に利用規約と個人情報の扱いを確認する必要があります。
電話回数に関する不満は口コミとして残っています。入力画面への印象と、実際に誰が何回連絡したかという事実は別に確認すべきです。
マネーチケットを利用するかは、無料診断だけを使いたいのか、FPとの面談や商品提案も受けたいのかで判断が変わります。相談の範囲と、その後の連絡に同意できるかを確認してください。
マネーチケットの評判
マネーチケットに関する評判を見ていきましょう。
資産運用に関する口コミ
マネーチケットは無料診断の後、電話で資産運用に関する相談が可能ですが、ネット上では賛否両論。
悪い評判から紹介すると、「有料セミナーへ勧誘された」という口コミが。

これは投稿者の体験談であり、面談記録や契約書を当サイトが確認したものではありません。
有料サービスを案内された場合は、販売会社名、相談との関係、総額、返金条件を確認してください。無料相談を受けたことと、有料契約に同意することは別です。
その他、「話が長く根掘り葉掘り聞かれる」という口コミも。

家計相談には収入・貯蓄などの確認が必要になる場合がありますが、どこまで話すかは利用者が判断できます。質問の目的や情報の共有先が分からない場合は、その場で確認してください。
ただ一方で、最初から相談したいと思って電話した人は、「資産運用に関する知識を得られて良かった」という声も。
相談内容や担当者との相性は個別に異なります。良い感想も悪い感想も、相談した時期・担当者・提案された商品を確認して読む必要があります。
電話勧誘がしつこい
電話連絡については、「しつこい」と感じた投稿が複数見られます。
以下は電話の頻度や時間帯に関する過去の口コミ画像です。現在の全利用者への連絡状況や、投稿ごとの発信者まで裏付けられたものではありません。
投稿には、毎日の着信や仕事中の電話への不満があります。ただし、電話番号の口コミだけで発信者や経緯を確定し、事業者の違法行為を認定することはできません。
不要な案内は「相談・契約を希望しないので、今後の勧誘を止めてください」と明確に伝え、日時・会社名・担当者名を記録してください。消費者庁の電話勧誘販売の説明では、適用対象の取引について、契約しない意思を示した人への勧誘の継続・再勧誘を禁止しています。ただし、金融商品などには適用除外があり、商品と勧誘方法により判断が異なります。

公式方針は、保有個人データの利用停止等を請求する場合、運営会社の個人情報窓口へ連絡し、所定の「個人情報開示等請求書」を受け取った後、記入した請求書と必要書類を送付する手順を案内しています。掲載電話は03-6380-3819です。情報が既に提供された先がある場合は、提供先での停止手続も確認してください。
着信拒否を使う場合も、停止を求めた記録は残しておくと経緯を説明しやすくなります。別番号から連絡が続くなど困る場合は、記録と契約資料を持って消費生活センター等に相談してください。

@moneyticket_
— うるくくす (@1005and1207) April 26, 2024
マネーチケットと言う会社から電話が2回入っていたのでかけ直した。
本を限定のプレゼントと言う内容だったが、かなり、対応が悪く気分の悪い思いをしました。
対応からそう言った社内教育はされていないのだと感じ、信用できない会社だな。と言う印象をうけた。
電話に関する不満と、資産運用相談への好意的な感想の両方があります。上のSNS投稿も、投稿者による当時の対応への感想です。
望んでいない面談を続ける必要はありません。保険などを既に契約している場合は、勧誘停止と契約の解約を混同せず、契約先にも手続を確認してください。
マネーチケットの概要や料金など
マネーチケットのサービス概要や料金について、改めて紹介します。

マネーチケットは、未来の資産額がいくらになるか無料診断してもらえるFP相談サービス。
簡単な質問への回答を基にシミュレーションや相談先を案内しますが、将来の資産額や最適な投資結果が保証されるものではありません。
診断の主な質問として、以下の項目が並んでいます。現在の画面には、これに加えて携帯電話番号・認証コードの案内もあります。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 貯金
- 月々投資可能な最大金額
この少数の項目だけでは、借入、生活費、家族構成、損失許容度まで把握できません。表示された資産額は条件を置いた試算として読み、保険や投資商品の契約判断とは分けてください。
診断・相談は無料と案内されています。一方、その後に保険や有料サービスを契約する場合の支払いまで無料になるわけではありません。
無料サービスのからくりと保険提案の仕組み
マネーチケットは無料サービスですが、どのようなからくりで収益を上げているのでしょうか?
公式の加盟店向けページが、相談者と保険代理店をつなぐ仕組みを説明しています。
ここでは、マネーチケットの事を「国内No.1の保険見込客支援ツール」と書いています。

相談を希望する人の情報を集め、金融コンサルタントや保険代理店との面談を調整するのが、公開ページから確認できる仕組みです。電話では年収・貯金額などを聞き、面談前にはLINEグループで日程調整する流れを案内しています。
利用者にとって大切なのは、無料相談の先で何を提案されるか、個人情報がどこへ渡るかです。資産運用の相談が保険商品の提案につながる場合も、契約する義務はありません。
参考として、別サービスのマネイロが無料相談について説明していた画像も紹介します。これはマネイロの説明であり、マネーチケットの報酬条件を証明するものではありません。

相談サービスの収益構造は、運営会社や取扱商品によって異なります。他社の手数料説明を、そのままマネーチケットに当てはめることはできません。
マネーチケットの加盟店向け表示では、成約時の追加インセンティブ、初期費用、月額費用を不要としています。ただし、これだけで全取引の対価や会社全体の収益内訳は分かりません。
ページにある「インセンティブ一切なし」は、成約しても加盟店に追加の支払いが発生しないという説明です。

一方、2026年5月改定の個人情報保護方針では、運営会社自身も生命保険会社から募集業務の委託を受ける乗合代理店だと説明しています。
このため、運営会社の役割を「見込み客の紹介だけ」と限定することもできません。紹介先のFPと、実際の保険募集人・契約相手をそれぞれ確認してください。
公開された料金・業務の説明だけで、電話が多い理由や強引な勧誘との因果関係を立証することはできません。実際の案内内容や断った後の対応を記録して判断する必要があります。
公式の満足度・利用実績をどう見るか

運営会社の沿革によると、マネーチケットは2022年に開始したサービスです。掲載画像には過去の累計利用者数5万人・相談満足度98.8%という表示があります。現在の公式トップにも満足度98.8%の表示が残っていますが、独立監査された運用成績ではありません。
満足度の数字を見る際は、調査対象、回答者数、調査時期、質問内容を確認してください。電話を断った人が調査に含まれたかどうかは、この表示だけでは分かりません。
ちなみに、利用者の声では「FIREに成功した」「不労所得ができた」といったものが公式サイトで紹介されています。

公式に掲載する感想は運営側が選んだ事例です。個別の成功談だけで、一般的な利用者の収益性や相談品質を判断することはできません。
面談を検討する場合は、説明が分かりやすいか、費用や不利益も説明されるか、契約を急がせないかを自分の相談で確かめてください。
運営会社と保険募集の立場を確認
マネーチケットを運営しているのは「株式会社つなぐコンサルティング」
| 会社名 | 株式会社つなぐコンサルティング |
| 所在地 | 〒160-0022 東京都新宿区新宿6-24-20 KDX新宿六丁目ビル9F |
| 設立 | 2013年11月 |
| 代表取締役 | 伊藤 宜範 |
| 資本金 | 500万円 |
| 電話番号 | 03-6380-3819 |
| メールアドレス | [email protected] |
| 事業内容 | 金融メディア事業 M&A仲介事業 |
| 保険募集の立場 | 公式方針では生命保険募集人(乗合代理店)と説明 |
会社案内によると、金融メディア運営とM&A仲介を行う会社です。2026年3月5日に新宿区へ移転したと公式に告知しています。現在の住所は上表の通りです。
元々は「株式会社保険無料相談ドットコム」という社名で、会計事務所向けのマーケティング支援事業をしていました。それが2018年頃からM&A仲介事業を開始し、2019年につなぐコンサルティングに名称を変更しています。
個人情報保護方針では、生命保険募集人(乗合代理店)として6社から保険募集業務の委託を受けると説明しています。金融商品仲介業の登録と保険募集の立場は別の制度であり、どちらも単に「資格なし」と一括りにはできません。契約前には担当者の所属と取扱会社を確認してください。
同じような名前の法人もあるため、社名だけでなく、公式ドメイン・所在地・代表者まで照合してください。会社名が似ていることだけで、別会社の処分や口コミを結び付けることはできません。
利用方法は勧誘電話に注意
最後に、マネーチケットの利用方法を紹介します。利用手順は以下の通り。
- 無料投資診断を行う
- 10年後の資産額シミュレーションを確認
- 診断結果の詳細を伝える電話を受ける
まずは公式サイトにアクセスした後、無料診断を行います。既に述べた通り、無料診断には年齢・性別・月々投資可能な最大金額などに加え、電話番号も入力しなくてはなりません。
過去の利用画面には、10年後の試算表示後に電話しやすい時間帯を入力する欄がありました。2026年9月24日の確認では登録を送信していないため、現在の診断後の画面や電話で案内される年数までは確認していません。
面談を希望する場合は、相談先、担当者、相談目的、無料の範囲を確認してください。金融商品の提案を受けても、その場で申し込む必要はありません。
電話が不要になった場合は、勧誘停止の意思を明確に伝えて記録し、必要に応じて個人情報窓口へ利用停止等の手続を確認してください。診断登録、面談予約、保険契約の解約はそれぞれ別の手続です。









