奥野一成の投資信託「おおぶね」とは?やばい評判の真相を調査
NISAで購入可能なアクティブファンドとして注目されている「おおぶね」シリーズ。有名投資家「奥野一成」氏がファンドマネジャーを務めている事で知られています。
一方、検索結果やSNSには、インデックスとの成績差、手数料、過去の運用レポートの見せ方などを理由に「やばい」「炎上」と表現する投稿もあります。これらは第三者の反応であり、違法性や詐欺を示す確認事実とは分けて見る必要があります。
この記事では、保存済みの評判や奥野氏の経歴に加え、公式資料で確認できる運用方針、実績の見方、手数料、NISA・iDeCo、購入・換金方法を整理します。購入の可否は、最新の目論見書と自身の目的・リスク許容度を基に判断してください。
【結論】奥野一成の「おおぶね」はやばい?
結論から言うと、「やばい」という評価は一つの確認事実ではありません。主な論点は、インデックスとの期間別成績差、アクティブ運用に伴うコスト、過去のレポート表示をめぐる第三者の批判です。金融商品取引業者として登録された運用関係会社と公開目論見書が確認できる一方、元本保証はなく、手数料も商品ごとに異なります。
一部の期間では比較対象より下落幅が小さかった実績がありますが、これだけで「下げ局面に必ず強い」とは断定できません。公式資料も、過去の実績は将来の運用成果を保証しないと明記しています。比較するときは同じ期間・通貨・分配金再投資条件をそろえることが重要です。
おおぶねは奥野一成氏らの長期厳選投資の考え方を反映したファンドです。投資哲学への納得感だけでなく、投資対象、コスト、値動き、分配方針、利用できるNISA枠や販売会社を、最新の目論見書で確認してから検討しましょう。
「炎上」「やばい」と言われる理由を事実と反応に分ける
関連キーワードと検索結果をたどると、批判は大きく3つに分かれます。①インデックスとの成績比較、②信託報酬・購入時手数料・成功報酬、③過去の月次レポート表示やSNS発信をめぐる第三者の反応です。
- 確認事実:3商品は投資信託で、商品ごとの目論見書、基準価額、運用レポート、費用、リスクが公開されています。
- 第三者の反応:SNSや比較記事には、コストや成績、情報の見せ方を批判する意見があります。
- 編集部の判断:批判が存在することと、詐欺・違法が確認されたことは同じではありません。
詐欺・違法・怪しいと断定できる公的事実はある?
2026年7月14日の確認では、NVICの会社概要に金融商品取引業の登録と事業内容が掲載され、各ファンドの公式ページと目論見書も公開されています。検索結果に「詐欺」「怪しい」という語は現れますが、今回確認した一次資料から、商品が詐欺・違法だと断定できる公的事実は確認できませんでした。
ただし「登録業者の商品だから損をしない」という意味ではありません。投資信託は元本保証ではなく、価格変動、為替、信用、流動性などのリスクがあります。
奥野一成の「おおぶね」の概要や手数料など

奥野一成氏がファンドマネジャーを務める投資信託「おおぶね」シリーズは、現在以下の3種類を提供しています。
| ファンド名称 | 概要 |
|---|---|
| 長期厳選投資おおぶね | 長期投資向けの米国株銘柄 |
| おおぶねグローバル | 日本、北米、欧州の長期投資向け銘柄 |
| おおぶねJAPAN | 長期投資向けの日本株銘柄 |
2017年設定の「長期厳選投資おおぶね」は、長期投資向けに厳選した米国株を運用する投資信託。奥野氏の投資哲学を反映し、徹底した調査によって「構造的に強靭な企業®」をセレクトしています。
「おおぶねグローバル」と「おおぶねJAPAN」は、それぞれ世界各国の株式と国内の株式を厳選して運用する投資信託。同様の方針で銘柄を選定しています。
以下は既存記事で掲載していた手数料表です。固定報酬に加えて成功報酬が発生する商品もあるため、単純な料率だけでなく、最新の目論見書にある購入時手数料、信託報酬、成功報酬、その他費用を合わせて確認してください。
| ファンド名称 | 手数料(信託報酬) |
|---|---|
| 長期厳選投資おおぶね | 0.99% |
| おおぶねグローバル | 0.33% |
| おおぶねJAPAN | 0.88% |
比較対象として、投資対象地域が近いインデックスファンド(eMaxisシリーズ)の信託報酬は以下の通り。
| ファンド名称 | 手数料(信託報酬) |
|---|---|
| eMaxis Slim 米国株式(S&P500) | 0.0814% |
| eMaxis Slim オールカントリー | 0.05775% |
| eMaxis Slim 国内株式(日経平均) | 0.143% |
低コストのインデックスファンドと比べると、おおぶねシリーズの固定報酬は高く見える場合があります。ただし、投資対象・運用方針・成功報酬の有無が異なるため、同じ指標だけで優劣を決めるのではなく、総コストと運用目的を並べて比較する必要があります。
「おおぶねグローバル」の公式表示は年0.33%以内に成功報酬を加える仕組みです。固定部分だけを見て「安い」とは判断せず、ハイ・ウォーターマーク超過部分に対する成功報酬まで含めて確認しましょう。
インデックスとアクティブのどちらが優位だったかは、比較期間と対象市場によって変わります。直近の一期間だけで一般化しないことが大切です。
株式市場は政策、金利、景気、為替などで変動します。インデックスファンドにもおおぶねにも価格変動リスクがあり、将来のパフォーマンスは予測できません。
おおぶねは長期保有を前提とした企業価値重視の運用を掲げていますが、安定性や元本を保証する商品ではありません。
評判はあまり良くない
SNSでは批判的な投稿と肯定的な投稿の両方が確認できます。以下の投稿は、それぞれの投稿者による第三者の反応として掲載します。
批判では、特定期間のインデックスとの成績差や手数料が主な論点になっています。ただし、期間・対象市場・分配金再投資の条件がそろっていない比較は結論を誤らせるため注意が必要です。
分配金を出すと、その金額相当分だけ基準価額が下がるため、積立投資との相性を疑問視する声もあります。分配金の有無だけでなく、分配金再投資後の騰落率と累積分配金を合わせて確認しましょう。
おおぶねシリーズは、形式上はベンチマークがないため、インデックスと比較することに議論もあるかもしれないけど、やはりファンドの形をとって投資をしている場合は、一般的なインデックスとの比較からは逃れられないと思うので、簡単にパフォーマンス並べてみると下記の通りで、足元は不調である。 pic.twitter.com/j93l9Cp8aC
— バーディー (@Cultivation_Man) March 17, 2024
おおぶね、購入手数料掛かる点、信託報酬高い点、気になりますね。アクティブと考えれば安いのかな。 / 「世界最強の株式インデックス」S&P500が抱える決定的な弱点 (PRESIDENT Online:プレジデント社の総合情報サイト) #NewsPicks https://t.co/wEtjF4Jlho
— みやっつ (@miyattu) February 7, 2021
おおぶね(農林中金)が、つみたてNISAに採用っていうけど、あそこは魅力的なのに分配金だすから積み立てる気にならないんですよね。分配金出さなきゃいいのに。
— カゼクサ (@E_ferruginea) July 31, 2023
一方で、値動きの抑制や長期保有方針を評価する投稿もあります。これも第三者の意見であり、将来の成果を保証する根拠ではありません。
NVICは企業価値の増大と下落局面での相対的な安定性を運用上の特徴として説明しています。ただし、公式ページでも株価変動・為替・信用・流動性などのリスクが示されています。
長期保有の考え方に合うかどうかは、保有期間、許容できる損失、コスト、他の保有資産との重複を含めて判断しましょう。
おおぶねとか販売用資料にも堂々とベンチマークより変動幅狭められることがわかる内容があるのに、運用益だけ見てアクティブ型なのに…って言われてしまうのが残念
— 共済部を許せない (@kyosai_bu_kuso) August 30, 2024
債券組み込んだ複合資産投信以上の値動きはしてほしいけど、株式100%インデックス型投信より変動抑えたいって人向けなのに
おおぶねのいいのは
— テルのマネー教室 (@snomura1950) November 30, 2022
農林中金で口座持ってないと大量購入できない
他に証券では積み立てのみ
だから売り買いが少ないから安定してるよね。
運用実績や利回りは”安定”重視
以下は既存記事が2022〜2024年の年間収益率として掲載していた比較表です。最新の基準価額・騰落率は日々変わるため、公式の運用レポートで更新日と算出条件を確認してください。
| ファンド名称 | 2022年 | 2023年 | 2024年 |
|---|---|---|---|
| 長期厳選投資おおぶね | – 2.2% | 20.8% | 25.8% |
| おおぶねグローバル | – 10.3% | 27.4% | 9.5% |
| おおぶねJAPAN | – 6.8% | 19.2% | 12.8% |
比較対象として、代表的なインデックスファンドであるeMaxis Slimの運用実績を示すと以下の通り。
| ファンド名称 | 2022年 | 2023年 | 2024年 |
|---|---|---|---|
| eMaxis Slim 米国株式(S&P500) | – 6.1% | 34.6% | 32.9% |
| eMaxis Slim オールカントリー | – 5.6% | 30.4% | 27.4% |
| eMaxis Slim 国内株式(日経平均) | – 7.5% | 30.8% | 18.5% |
既存表の2023年と2024年だけを見ると、掲載したインデックスファンドの収益率が上回っています。これは特定の暦年比較であり、将来の優劣を示すものではありません。
一方、既存表の2022年では「長期厳選投資おおぶね」と「おおぶねJAPAN」の下落率が比較対象より小さくなっています。
「長期厳選投資おおぶね」の2022年の掲載値は-2.2%でした。ただし、一年の結果だけから「下げ相場に強い」と恒常的な性質を断定することはできません。
この傾向は直近の下げ相場でも表れており、2025年4月7日の前日比率を見ると以下の通りです。
| ファンド名称 | 前日比率(2025/04/07) |
|---|---|
| 長期厳選投資おおぶね | – 5.12% |
| eMaxis Slim 米国株式(S&P500) | – 6.13% |
| おおぶねグローバル | – 5.11% |
| eMaxis Slim オールカントリー | – 5.79% |
| おおぶねJAPAN | – 6.59% |
| eMaxis Slim 国内株式(日経平均) | – 7.85% |
既存表の2025年4月7日という一日の比較では、おおぶね各商品は対応する比較対象より下落幅が小さくなっています。
この一日と既存の年次表は、値動きを考える材料の一部です。評価には、設定来だけでなく複数期間の騰落率、最大下落、分配金、為替影響、コストを含める必要があります。
運営会社が「巨額損失問題」を起こした
おおぶねシリーズには、NVICが委託会社となる商品と、農林中金全共連アセットマネジメントが委託会社となりNVICから投資助言を受ける商品があります。関係会社と役割は商品ごとの目論見書で確認できます。
基本情報は以下の通り。
| 会社名 | 農林中金バリューインベストメンツ株式会社 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区内幸町2-2-3 日比谷国際ビル14階 |
| 設立 | 2014年10月2日 |
| 代表取締役 | 酒見直秀 |
| 資本金 | 4.4億円 |
| 電話番号 | 03-3580-2050 |
| メールアドレス | 不明 |
| 事業内容 | 第二種金融商品取引業 投資運用業 投資助言業 |
| 資格 | 関東財務局⻑(⾦商)第2811号 |
NVICの公式会社概要では、主要株主は農林中央金庫64.75%、農中信託銀行27.75%です。事業は第二種金融商品取引業、投資運用業、投資助言業で、投資助言だけに特化した会社ではありません。
検索で「農林中金 おおぶね やばい」と結び付けられる背景の一つが、主要株主である農林中央金庫の2025年3月期決算です。同行の確定した連結純損失は1兆8,078億円で、半期時点の見通しと確定値を混同しないよう注意が必要です。
農林中央金庫の決算資料では、有価証券ポートフォリオの見直しに伴う損失が業績に大きく影響しています。これは農林中央金庫の自己勘定運用の問題であり、おおぶね各ファンドの組入株式の損益とは区別して考えます。
NVICは2024年6月の公式リリースで、顧客から預かった金銭・有価証券は法令に基づき分別管理され、農林中央金庫の業績等が同社商品の運用パフォーマンスに影響を与えるものではないと説明しています。
したがって、農林中央金庫の赤字を理由に、おおぶねの運用資産が同じ損失を負うとみなすのは適切ではありません。ただし、おおぶね自体の株価変動、為替、信用、流動性などの投資リスクがなくなるわけではありません。
おおぶねの利用方法
以下は既存記事に掲載していた販売会社の一覧です。取扱商品やNISA・iDeCo対応は会社ごとに異なり変更もあるため、NVICの最新の販売会社一覧と各社の商品ページを確認してください。
証券会社によって、NISAやiDeCoで購入できる商品が異なります。
- 株式会社SBI証券
- 楽天証券株式会社
- SBI証券 iDeCo
- 楽天証券 iDeCo
- マネックス証券
- 松井証券
- 岡三証券
- JAバンク
- JAバンクのiDeCo
- CONNECT
| NISA | iDeCo | |
|---|---|---|
| 長期厳選投資おおぶね | つみたて投資枠成長投資枠 | あり |
| おおぶねグローバル | 成長投資枠 | なし |
| おおぶねJAPAN | 成長投資枠 | なし |
NVICの現行案内では、3商品はいずれもNISA対象です。既存表の公開後に制度・対象枠が変わっているため、最新の対象枠は公式ページで再確認してください。
「長期厳選投資おおぶね」はつみたて投資枠の対象で、SBI証券・楽天証券のiDeCoでも案内されています。また、公式の商品ページでは「おおぶねJAPAN」もつみたて投資枠対象と表示されています。
【評価】おおぶねのまとめ
最後に改めておおぶねシリーズのファンド一覧をまとめます。
| ファンド名称 | 概要 |
|---|---|
| 長期厳選投資おおぶね | 長期投資向けの米国株銘柄 |
| おおぶねグローバル | 日本、北米、欧州の長期投資向け銘柄 |
| おおぶねJAPAN | 長期投資向けの日本株銘柄 |
おおぶねシリーズはNISA対象の投資信託で、複数の証券会社・JAバンクなどで取り扱われています。
インデックスとの成績差は比較期間によって変わります。おおぶねは長期投資を掲げますが、将来の評価や成果は保証されません。
「やばい」という言葉だけで判断せず、最新の運用実績、総コスト、投資先、分配方針、制度対応、自分の保有期間を確認するのが結論です。
3ファンドの違いと投資対象・組入銘柄
公式ページでは、「長期厳選投資おおぶね」は米国の約20〜30社、「おおぶねグローバル」は日本・北米・欧州の約20〜30社、「おおぶねJAPAN」は日本の約60社を対象としています。具体的な組入銘柄と比率は変動するため、最新の月次レポートで確認します。
3商品に共通するのは、「構造的に強靭な企業®」を選び、短期売買ではなく企業価値の増大を長期で取り込むという考え方です。地域、銘柄数、委託会社、費用、NISA枠は商品ごとに異なります。
手数料は固定報酬と成功報酬で異なる
公式の商品ページの表示では、長期厳選投資おおぶねは固定報酬年0.99%、おおぶねJAPANは固定報酬年0.88%です。おおぶねグローバルは年0.33%以内に加え、基準価額の最高値であるハイ・ウォーターマークを更新した部分に成功報酬が発生します。
さらに購入時手数料は販売会社・購入方法で異なることがあります。換金手数料や信託財産留保額の有無も含め、購入直前に販売会社の最新画面と交付目論見書を確認してください。
運用実績・基準価額・分配金の見方
NVICの運用実績ページは、3商品が市場インデックスをベンチマークとしていないことを説明し、各商品の最新資料へ案内しています。実績を見るときは、基準価額だけでなく分配金再投資基準価額、騰落率、純資産総額、累積分配金を確認しましょう。
基準価額は日々変わります。過去のスクリーンショットや一日だけの下落率は、現在の買い時や将来の利回りを示すものではありません。
S&P500・TOPIXなどインデックスとの比較
比較自体は、コストと機会費用を考えるために有用です。ただし、長期厳選投資おおぶねは米国株、おおぶねJAPANは日本株、おおぶねグローバルは日米欧株で、比較対象をそろえる必要があります。S&P500、TOPIX、全世界株など、投資地域が近い指標を同じ期間・円ベース・分配金再投資条件で比べます。
おおぶねは公式にベンチマークを置いていません。そのため、インデックスを上回ったかだけで運用方針の達成度を測れない一方、投資家が低コスト商品との結果を比較することには意味があります。
NISA・iDeCoでの購入方法と解約・換金
NVICのNISA案内では3商品すべてがNISA対象です。長期厳選投資おおぶねとおおぶねJAPANの商品ページには、つみたて投資枠対象と表示されています。iDeCo案内では、長期厳選投資おおぶねをSBI証券と楽天証券で取り扱うとしています。
購入・解約はNVICへ直接申し込むのではなく、取扱販売会社で手続きします。換金価額、締切時刻、受渡日数は商品・販売会社で異なり、市場休止などでは受付停止や取消しの可能性もあるため、最新の目論見書と販売会社の案内を確認してください。
農林中央金庫の赤字とおおぶねは分けて考える
農林中央金庫の2025年3月期決算では、連結純損失1兆8,078億円が公表されています。一方、NVICは公式リリースで、顧客資産は同社・グループ会社の資産と分別管理され、農林中央金庫の業績等が同社商品の運用パフォーマンスに影響を与えるものではないと説明しています。
「主要株主の業績」と「投資信託が保有する株式の値動き」は別の論点です。ただし、おおぶねの投資リスクそのものは残るため、分別管理を元本保証と取り違えないようにしましょう。
奥野一成は何者?年収や年齢など
投資信託「おおぶね」シリーズのファンドマネジャーを担当している奥野一成氏ですが、一体どのような人物なのでしょうか?
彼のプロフィールを簡単にまとめると以下の通り。

| 氏名 | 奥野一成 |
| 年齢 | 不明 ※推測では55歳前後 |
| 職業 | 農林中金バリューインベストメンツ株式会社 常務取締役・最高投資責任者 (CIO) |
| 学歴 | 京都大学法学部卒業 ロンドンビジネススクール・ファイナンス学修士 |
| 肩書 | 投資信託「おおぶね」シリーズファンドマネジャー |
| 経歴 | 日本長期信用銀行 UBS証券 |
| 著書 | 『ビジネスエリートになるための 教養としての投資』 『15歳から学ぶお金の教養』 『京都大学の経営学講義 いま日本を代表する経営者が考えていること』ほか |
奥野氏の年齢・生年月日・出身地は、今回確認したNVIC公式プロフィールでは公開されていません。上の表にある「55歳前後」は旧記事の推定記載であり、確認事実ではないため判断材料にはしません。
個人の年収や資産も公式には確認できません。運用資産の規模と個人の年収・資産は別の情報であり、結び付けて推測しないことが適切です。
NVICは、奥野氏をバフェットの投資哲学に通じる長期厳選投資を実践するCIOとして紹介しています。著書や公式Xなどで考え方を発信していますが、知名度と金融商品の将来成績は分けて評価する必要があります。
奥野一成の評判は基本的に良好
奥野一成氏については、おおぶねシリーズの成績や情報開示をめぐる批判的な投稿が見つかります。
以下の投稿は2025年当時のX更新状況や月次レポートへの第三者の反応です。投稿内容そのものを、違法行為や不正の確認事実として扱うことはできません。
「おおぶねJAPAN」ファンドマネージャー奥野一成氏、新年度に入ってもTwitter更新せずセルフBAN状態継続。「おおぶねJAPAN」2月レポートからアクティブファンドとTOPIXチャートの比較図を自主規制したことに突っ込まれたことを気にしているのか。であれば、責任の取り方というものがあるだろう。… https://t.co/1yCJJs27C2 pic.twitter.com/fepEMRbUiW
— GOLDMAN (@act_of_death) April 2, 2025
【悲鳴】奥野一成おおぶねファンドマネージャー、「おおぶねジャパン」2月レポートのグラフから「配当込みTOPIXとのパフォーマンス比較データ」を削除してダンマリを図ったが、うっかり「注意書き※2」からTOPIXの記載を消し忘れ。中途半端な悪事はバレるもの。… https://t.co/cial0O6T4P pic.twitter.com/5ckNMrzE0p
— GOLDMAN (@act_of_death) March 16, 2025
一方、著書や投資哲学を評価する投稿もあります。肯定・否定のどちらも個人の感想として読み、公式プロフィールや運用データと分けて確認しましょう。
「お金を増やす思考法」読了。
— 優待投資家Toshi (@toshi104_check) January 25, 2025
楽天証券の新春イベントで登壇されていた奥野一成氏監修。
「お金はありがとうのしるし」、楽して簡単に儲かる投資法は無いと根っこの部分からスタートして株式・投信への投資を推奨する内容。
アクティブファンドのコストに寛容な所は気になりましたが初心者向の良著📚 pic.twitter.com/OmllRPJ7iw
農林中金おおぶね、ファンドマネージャー
— かむい@投資家 (@kabutotomoni) July 21, 2023
奥野一成さんの投資に対する考え方
投資の軸となる考え方だと思います。
どんな時も心したいと思います。 pic.twitter.com/ErJTKqzdFA
奥野一成さんが「5年くらいかけてドルコストで積立てればいいんですよ。景気のサイクルはそれで一巡するので」みたいなこと言ってたんだけどそういう達観かなり好き。
— それな💹資産運用する心理士 (@sore7toushi) December 15, 2024
月次レポート内の比較表示変更を問題視する投稿は残っていますが、今回確認できた公開情報だけでは、変更理由や不正の有無までは確定できません。第三者の批判と運用会社が開示する事実を分けて記載します。
評価するときは、最新の月次レポートと目論見書を継続して確認し、同じ条件の比較データで推移を見るのが妥当です。
ファンドマネージャーとして一定の実績を上げている
既存記事では、おおぶねシリーズに関する過去の受賞・選定歴を以下の通り掲載していました。
- R&Iファンド大賞 2021受賞 投資信託部門/北米株式コアで「最優秀ファンド賞」
- R&Iファンド大賞 2022受賞 投資信託部門/北米株式コアで「優秀ファンド賞」
- SBI証券の厳選アクティブファンドセレクション「SBIプレミアムチョイス」への選定
- 楽天証券のファンドアナリスト厳選「ファンドセレクション」に選出
- 「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」において12位に選定
- 「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2020」において10位に選定。アクティブファンドカテゴリー第2位に選定
- 「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2021」において15位に選定。アクティブファンドカテゴリー第3位に選定
- 「日経トレンディ投信大賞 2021」ミドルリスクミドルリターン部門 大賞受賞
これらは受賞・選定時点の評価です。現在の運用成績や今後の成果を保証するものではありません。
「Fund of the Year 2024」の順位も、その年の投票結果として確認すべき情報で、ファンドの品質が一方向に変化したと断定する材料ではありません。
以下の画像は2025年2月の運用資料を保存したものです。掲載時点では設定来騰落率184.80%と記載されていましたが、現在値ではありません。

期間によってインデックスを上回る場合と下回る場合があり、評価は分かれています。
奥野氏が2007年から長期厳選投資に携わり、現在もNVICの常務取締役兼CIOを務めていることは公式情報で確認できます。
投資手法は「買った株は売らない」
奥野一成氏の投資手法で有名なのが、「買った株は売らない」というもの。
これは無条件に損切りをしないという意味ではなく、長期で企業価値を増大できると判断した企業を選び、短期の株価変動だけで売買しないという運用思想です。将来の成長を保証するものではありません。
銘柄選びの核となる考え方が、農林中金バリューインベストメンツの提唱する「構造的に強靭な企業®」を選ぶというもの。以下の条件を満たした企業に投資することで安定的な資産運用を行います。
- 付加価値が高い
- 競合優位性がある
- 長期的な市場拡大が期待できる
この条件を満たす優れた企業の「オーナー」になる事で、長期的に利益を得続けるというスタイル。
「おおぶね」シリーズもこの考え方を元に銘柄を選定しており、徹底した調査によって厳選した企業へ投資し長期的な成長を目指します。
京都大学卒業後の経歴
ここでは、奥野一成氏の経歴について解説します。
奥野氏の大学以前の経歴は今回確認した公式プロフィールにはありません。NVICによると京都大学法学部を卒業し、1992年に日本長期信用銀行へ入行しています。
その後、長銀証券、UBS証券を経て2003年に農林中央金庫へ入庫し、2007年から長期厳選投資ファンドの運用を開始しました。
2014年には、農林中金バリューインベストメンツ株式会社の常務取締役兼最高投資責任者(CIO)に就任。現在に至ります。

NVICの公式プロフィールでは、ロンドンビジネススクールのファイナンス学修士(Master in Finance)修了も確認できます。留学時期は今回確認した公式情報にないため推測しません。
2017年に投資信託「長期厳選投資おおぶね」の提供を開始。2019年には「おおぶねJAPAN」、2020年には「おおぶねグローバル」を開始し、ファンドマネジャーを務めています。
本・メディア出演・SNSなど
ここでは、奥野一成氏の出版した本・メディア出演・SNSの情報について紹介します。
| 書名 | 価格 |
|---|---|
| ビジネスエリートになるための 教養としての投資 | 1,650円 |
| ビジネスエリートになるための 投資家の思考法 | 1,650円 |
| 15歳から学ぶお金の教養 | 1,650円 |
| 京都大学の経営学講義 | 1,650円 |
| 京都大学の経営学講義Ⅱ | 1,650円 |
| 京都大学の経営学講義Ⅲ | 1,650円 |
| 京都大学の経営学講義Ⅳ | 1,650円 |
メディア出演は以下の通り。
- 日経モーニングプラス
- 賢者の選択
- 朝エクスプレス
- モーサテプレミアムセミナー
- 読売オンライン 他多数
奥野氏が運用・出演しているSNSは以下の通り。
- X(旧Twitter):https://x.com/okunokazushige
- Youtube(PIVOT):https://www.youtube.com/@pivot00/
奥野氏の考え方は、書籍に加えてNVICのCIOメッセージやおおぶねオーナーズマニュアルでも確認できます。
書籍は投資哲学を理解する資料の一つですが、実際の商品選択では最新の目論見書と運用報告書を優先してください。
奥野一成の現在の役職と公式経歴
2026年7月14日に確認したNVICの投資運用体制では、奥野氏は常務取締役兼最高投資責任者(CIO)です。京都大学法学部卒、ロンドンビジネススクール・ファイナンス学修士修了、1992年日本長期信用銀行入行、長銀証券・UBS証券を経て2003年に農林中央金庫へ入庫、2007年から長期厳選投資を始め、2014年から現職とされています。
年齢、生年月日、年収、個人資産は今回確認した公式プロフィールでは公開されていません。検索候補に出ても、根拠のない推定を事実として扱わないことが適切です。
奥野一成・おおぶねに関するよくある質問
おおぶねは詐欺・怪しい投資信託ですか?
今回確認した一次資料では、詐欺・違法と断定できる公的事実は確認できませんでした。運用関係会社の登録、公式商品ページ、目論見書、運用報告書が確認できます。ただし、元本保証ではなく損失の可能性があります。
農林中央金庫の赤字はおおぶねに影響しますか?
NVICは、顧客資産は分別管理され、農林中央金庫の業績等が同社商品の運用パフォーマンスに影響を与えるものではないと説明しています。農林中央金庫の自己勘定の損失と、おおぶねの保有資産の値動きは分けて考えます。
おおぶねはNISA・iDeCoで買えますか?
3商品はNISA対象です。対象枠は商品ごとに異なります。iDeCoは長期厳選投資おおぶねの取扱いが公式に案内されています。利用する金融機関の最新ラインナップを確認してください。
おおぶねは解約・換金できますか?
販売会社を通じて換金申込みができます。換金価額、締切、受渡日は商品によって異なり、市場停止などでは受付が中止される場合があります。
運用実績と最新の組入銘柄はどこで確認できますか?
NVICの各商品ページから、基準価額、騰落率、月次レポート、目論見書などを確認できます。数値は更新されるため、この記事の過去データだけで判断しないでください。

