主な処分内容は
1、業務停止命令 新たな投資顧問契約に関わる勧誘や契約締結を28年12月2日から平成29年1月1日まで停止すること。
2、業務改善命令
不適切な広告の掲載を直ちに停止することと、本件の発生原因についての分析・責任の所在を明らかにし再発防止策を策定すること。
仕手筋等からの資金流入の情報を掴んだと謳い、虚偽の情報販売を行っていた悪徳サイトに対する結果が業務停止命令1カ月って…、関東財務局は甘すぎますよ。これでは被害に遭って来た多くの方が救われません。
追記:2016年11月25日、関東財務局のHPにて「日本証券投資顧問」に対して行政処分を行うよう勧告したという情報が掲載されました。そこには運営会社である「株式会社CELL」が卑劣な手を使い運営を行っていたという驚愕の事実が事細かに記載されていました。
☑ 有料情報は存在しなかった!?
見込み客に対して配信した有料情報は“虚偽の内容”を告げて勧誘を行っていたそうです。仕手筋やヘッジファンドの介入など、凄まじく香ばしい文言ばかりだったのですが、やはり嘘を付いていた様子。
また、有料情報については「先着○○名様」などと謳い、”限定感を出して会員を煽っていた”ようですが、実際には人数制限など存在しなかったとのこと。やり方がセコイですよね(笑)
☑ 「絶対などの言葉」を使い、会員の投資意欲を煽りまくっていた!?
「必ず○○円の利益!」などと不確実な事項について必ず利益が上がる旨を記載して、会員の”投資意欲を煽った勧誘”を行っている状況が認められたとの事。 有りもしない情報で絶対勝てるってどういう事ですかね?
これって、普通に詐欺ですよね?
☑ 株マイスターとの関係性は!?
関東財務局のHPには、運営会社である「株式会社CELL」とは別の「株式会社SQI」という名前が確認できます。この会社は「株マイスター」を運営しているのですが、何故同じ日付で調査結果が掲載されたのでしょうか?
会社名からはその繋がりは確認出来ませんが、非常に怪しい状況だとは思いませんか?今回の騒動には何か裏がありそうな予感がします。
☑ その後も平然と運営を続けている!?
2016年11月25日にこの情報が掲載されましたが、「ジャパンストックトレード」のサイトを確認すると、未だに有料情報を販売し続けています。
「上昇率30%以上」や「とにかくすぐに騰がる株」など、情報が存在しないと認めたにも関わらず、むしろ酷くなっているような気もしますね(笑)反省すらしない最低な対応、完全に開き直っています。
遂に関東財務局からお墨付きとなった悪徳サイトなので、当サイトでも極悪徳サイトと判断させて頂きます。
※以下、検証記事になります。
日本証券投資顧問。名前だけ見ると信用できそうな投資顧問サイトに見えますね。会員登録と同時に表示されたのは、期間限定のキャンペーン情報 。
「再・燃・騰秋の大化け期待銘柄」と銘打ったそのタイトルと共に掲載されるのは“爆発的な急騰”や“投資家たちを激震させる”などの心躍る言葉の数々。いいですねぇ・・・久しぶりに楽しい検証になる予感がしました。 もはや誇大広告にしか言えない詳細ページは垂涎ものです 。
そのキャンペーン詳細ページの検証を行うと、急転直下、私のテンションはどん底に。 即座に判明したつまらない結末。それは上記のキャンペーン銘柄の分析を行う人物を調べると、Yahooファイナンスにて投資の達人として銘柄予想を行っていたのです 。
その成績がなんとも酷い。詳しくは検証記事にてご説明していますが、あのような人物が分析を行った銘柄が爆発的な急騰を見せるとは思えません。
私には悪質なキャンペーンを行う投資顧問サイトにしか見えませんが、皆様のご意見をお聞かせください 。完全に名前負けしている投資顧問サイト。名前の変更を所望します。 そして私のワクワクを返せ。
追記:「日本証券投資顧問」に対して直接電話を敢行した“電話調査記事”を追加致しました。検証では分からなかった事実が次々と明らかに…⁉ご興味のある方は、この記事の最下部にあるリンクからどうぞ。
- 日本証券投資顧問の特徴・運営方針 基本スタイルとして、スイングトレードを採用。株情報の提供の際には推奨理由とテクニカル的な注意点、エントリー目安・ターゲット株価・ロスカット目安を提示し、株価の推移に沿って、状況説明や売買指示を行っています。
- 日本証券投資顧問の商品の概要、サービスの紹介 (1)無料コンテンツ
- 無料コンテンツの検証 無料コンテンツは4つと豊富ですね。1つ目の銘柄情報ですが、無料にて1銘柄推奨されています。 推奨されている銘柄ですが、「週明けの動きに期待できる」と掲載されていますが、週明けの検証時には下落していました。
- 有料コンテンツの検証 有料会員は各区分によって推奨される銘柄の上昇率が違うようです。この手の投資顧問サイトには珍しく、提供銘柄の実績を公開していません。実績が掲載できないほどに利益が出ていないのでしょうか?
- 日本証券投資顧問の会員登録の有無、コンテンツ総評 会員登録後に閲覧できる大引け概況で転載が発覚したわけですが、分析を行う橋本氏はこの程度のレポートもかけない人物なのでしょうか?であればあの成績も納得です。
- サポート体制の検証 上昇の見込めない銘柄をいくらサポートされても、意味はありません。自身のが分析を行う投資顧問サイトのレポートは書かず、Yahooファイナンスにはコラムを出稿している点から見ても、日本証券投資顧問は片手間で運営を行っているのかもしれません。
- 口コミ情報を調査! 口コミを検索すると、やはり悪評の数が多いですね。ですが高評価をつける口コミもいくつか投稿されているのでご紹介いたします。 この画像の通り小学生の感想レベルの口コミです。一体誰が書いたのやら・・・。
- 会社所在地の検証。 会社所在地を確認すると、オフィスビルが見つかりました。階数などの記載がないため、これ以上の検証はできません。正直投資顧問サイトとしてはかなり手を抜いているように感じますね。まさか口コミまで手抜きだとは思いませんでしたが(笑)
「買い付けから売り抜け」、までを徹頭徹尾サポートし、会員の資産運用を手伝い、資産を増やすことを使命として取り組んでいるそうです。
・推奨銘柄情報
無料会員向けに配信される推奨銘柄情報です。
・本日の株価材料/注目の個別銘柄動向
当日好材料が出ている銘柄の紹介です。
・大引け概況
大引け後に更新される相場概況レポートです。当日値動きの大きかった銘柄なども紹介しています。
・情報通の先取りコラム
世界情勢や経済ニュースなどの時事ネタを含んだコラムです。それを基にした相場展望なども記載しています。
(2)有料コンテンツ
・スタンダード会員 1カ月 30,000円
上昇率5%以上を設定した銘柄を提供。毎週2銘柄。
・マスター会員 1カ月 100,000円
上昇率10%以上を設定した銘柄を提供。毎週1銘柄
・エグゼクティブ会員 1カ月 200,000円
上昇率20%以上を設定した銘柄を提供。毎週1銘柄提供。
・専任アドバイザー会員 1カ月 200,000円
取り組む銘柄は東証一部の貸借銘柄。専任アドバイザー会員の資金に応じた銘柄選定と投資助言を行います。
・成功報酬会員 1年 純利益の20%
損失が出た場合は次回以降の銘柄にて相殺します。会員の資金や投資スタンスに応じて助言を行います。 ※入会条件は運用資金1000万円以上の会員。
・シングルスポット契約プラン
検証時に提供されていたプランは「再・燃・騰秋の大化け銘柄」。 料金は50,000円です。
2つ目の本日の株価材料ですが、単純に当日の好材料の紹介ですね。好材料が出ているだけあって、株価も上昇しています。当たり前ですね。3つ目の大引け概況ですが、無料コンテンツの量から見て疑っていたのですが、案の定無断転載が見つかりました。
株探の記事を多少変えて自社のコンテンツにしていますね。4つ目のコラムに関しては、さすがに転載は行っていないようです。なんでも執筆しているのは日本証券投資顧問特別アドバイザーである「堀 篤」氏。堀氏は株式投資関連の書籍も出版しているようで、日本証券投資顧問にもコラムの提供を行っているようです。
コラムの下部には堀氏の販売する投資DVDの宣伝が入っているので、DVDの宣伝を条件にコラムを提供しているのでしょう。投資顧問サイト内で宣伝ができれば、これ以上に効果の高い宣伝はありませんからね。
検証時にトップページにて掲載されているスポットプランのタイトルは「再・燃・騰秋の大化け期待銘柄」というプランが煽りまくりのバナーで掲載されています。そんなに期待ができる銘柄とは何なのかと気になったのでクリック。
そこに表示された文言は、トップページとは比にならないほどの煽り文句の数々。煽りまくっています。そんなに利益が出る銘柄を分析・判断する人物、気になりませんか? 契約締結前の交付書面にその人物の名前が記載されていました。
「橋本 明男」氏。名前で検索したところ、Yahooファイナンスにて投資の達人として銘柄予想を行っています。その成績がこちら。
17勝34敗 勝率33%そして極めつけのパフォーマンス率-45.2%。すでに資金の半分近く損失しています。まあこんなものですよね。
完全に負け越している人物が分析・選定した“秋の大化け期待銘柄(笑)”、料金は50,000円です。皆様は利用したいですか?
それとも書くのが面倒くさいとか?何方にせよ、まともな運営状態ではありませんね。ちなみにYahooファイナンスにはしっかりとコラムを出稿しています(笑)