そこでこの「エスチャート」は実際に利益を上げることができるのか?そこに注目して検証を進めました。 検証の結果判明したのは信憑性の欠片もない実績の公開方法でした 。
その他にも無料コンテンツが4年も更新されていないことや、会社所在地が存在しない疑惑など、非常に怪しい運営実態です。 なぜこのような方がここまで怪しい投資顧問サイトを運営しているのか、解説していきたいと思います 。
生き残りディーリング塾の特徴・運営方針
矢口新氏が考案したエスチャートとは、そんな株式投資で最も重要な売買タイミングである「谷越え」「山越え」の考えをもとに考案した新たなテクニカル指標です。矢口氏の経歴ですが、ソロモン・ブラザーズやスイス・ユニオン銀行(UBS)など。生き残りディーリング塾の商品の概要、サービスの紹介
(1)無料コンテンツ 生き残りディーリング塾の無料コンテンツを検証
無料メルマガ ですが、バックナンバーの確認を行いました。最終の配信は2016年7月19日です。内容はニュースに取り上げられた事柄や、今後の経済動向の考察になっています。生き残りディーリング塾の有料コンテンツを検証
生き残りディーリング塾の会員に配信されるエスチャートの分析ですが、 ある銘柄一つを例に挙げ、エスチャートでの分析を行うと、上がり下がりの節目に出会える。と解説していますが、果たして本当なのか疑問です。
口コミに多く投稿されているのは、「勉強になった」や「勉強にはなるが、物足りない」などです。 生き残りディーリング塾の会員登録の有無、コンテンツ総評
無料版のエスチャート30銘柄に登録しました。日本の主要銘柄が30ほど利用できるようですが、このエスチャートの更新が1年以上されていません。生き残りディーリング塾のサポート体制を検証
以前検証を行った「尾崎塾」という株式投資塾がありましたが、そこでは「 集客王子 」と呼ばれるWEB上のマーケティングサービスを利用しているのを検証で発見いたしました。
この「集客王子」ですが、生き残りディーリング塾にもリンクが張られています。 生き残りディーリング塾の口コミ情報を調査!
口コミを検索すると、悪評はそこまで見受けられませんが、いい口コミもありません。
かといって口コミが少ないわけでもないので、なんだか不思議です。生き残りディーリング塾の会社所在地を検証
公開されている会社所在地を確認すると、物件が取り壊されているのが確認できました。
商品もアメリカ株からデリバティブ、仕組み商品まで、金融商品は一通り何でも扱っていました。東京市場だけでなく、ニューヨークやロンドン市場でも、為替、債券のディーリングや機関投資家相手のセールスを、ブローカー時代から合わせて20年近く行っいました。
・無料メルマガ配信
配信は不定期になっています。
・エスチャート無料版
このエスチャートの分析によるシグナル通りに売買を行えば、利益が出せるというものです。無料版では30銘柄の分析結果を配信居ています。
(2)有料コンテンツ
・生き残りディーリング塾会員3ヶ月9,975円 6ヵ月19,800円
矢口新氏のプロフェッショナルなレポート、セミナー動画が閲覧できます。
・次世代エスチャート会員 生き残りリーディング塾会員のコンテンツに加え、次世代エスチャートが利用できます。次世代エスチャートとは「従来のエスチャートの算出式をシステムトレードのためにアレンジを加えたものです」。
読み応えのあるものなのですが、 所々に生き残りディーリング塾の勧誘が行われており、申し訳ないですが非常にイライラする作りです。
無料版のエスチャートですが、更新が2012年から更新が止まっています 。 これがまともに更新されていれば、コンテンツの検証がじっくりできたのですが・・・まともに更新されていな時点であまりいい印象ではないです。
結局のところ、売買シグナルを配信するシステムに過ぎないという事ですよね。そのシグナルを頭ごなしに信用し、売買する勇気がなければあまり意味がないような気もします。 実力を確できるはずの無料版の体たらく を見ると、信用できる気がしませんが・・・。
続いて次世代エクスチャート ですが、 「従来のエスチャートをシステムトレードのためにアレンジした」と書かれています。
なんでもテスト期間は2000年~2016年で結果は12655.47% の利益が出ているそうです。一見凄そうな実績に見えますが、よく見てください。 あくまで「テスト 」です。
矢口氏が実際に取引を行った結果であれば問題ありませんが、結局自身はその利益を出すことが出来なかったため、テストの結果を引き合いに出しているのでしょう 。
1年放置されているシステムの分析結果を信用はできないですね。また、30銘柄とありますが利用してみた結果、3銘柄しか表示されませんでした。
この無料版、表示された銘柄3つは実際に上昇していました。ですが、下落している銘柄は表示されません。 有料コンテンツの実績公開でもありましたが、利益の出ているものしか公開していないようです。
なぜこのサービスを利用する投資顧問が多いのかは判りませんが、自身のコンテンツや情報をなぜ、マーケティングサービスを使って販売するのか不思議でなりません。私には販売しているコンテンツに自信がないように見えますが 、皆さんはどうでしょうか?
多く見られるものは、「勉強になるが物足りない」や「一つ一つの利益が薄利なので一度負けると、取り戻すのが大変」などですね。
有料コンテンツの検証の際にも公開されている実績についてお話ししましたが、やはり口コミ通り、あまり利益は出ていないのでしょう。
このレンタルオフィスなどを利用しているの悪徳サイトはよく見かけますが、まさか更地が所在地だとは御見それしました(笑) 現在も何処に会社があるのかは定かではありません。