彼はその時某大学の教授職に就いていましたが、それにより辞職。表舞台から姿を消しました。そして立ち上げたのが「スリーネーションズリサーチ株式会社」なのです。
そんな植草氏ですが、経歴だけ見れば超絶エリート。なぜ間違いを犯したのかは不明ですが、現在は経済レポートやメルマガを発行しているようです。検証の結果確認できたものは、既に更新が止まったHPと、対照的にほぼ毎日更新されるブログです。
そのブログの内容は、投資情報ではなく「マスコミが伝えない真実」や「日本の真実」などの思想が強いものになっています。どこか違う方向へと進んでいった植草氏。果たして鏡越しに何を伝えたいのでしょうか?
スリーネーションズリサーチ株式会社の特徴・運営方針
有益な国際政治経済情報、市場分析レポートの提供を行っています。激動する現代経済社会の一歩先を読み解く手がかりとなる株情報を『金利・為替・株価特報』としてご提供いたします。内外経済情勢、政治、国際問題、資産運用に関する洞察力に富む情報を提供しているようです。スリーネーションズリサーチ株式会社の商品の概要、サービスの紹介
(1)無料コンテンツ スリーネーションズリサーチ株式会社の無料コンテンツを検証
既にお気づきの方もいると思いますが、スリーネーションズリサーチの代表を務めるのは、「植草 一秀」氏。通称ミラーマンです。2004年当時ワイドショーを騒がせたあの教授です。 スリーネーションズリサーチ株式会社の有料コンテンツを検証
有料コンテンツは2つ提供しています。1つ目は市場分析レポート。植草氏は経歴だけ見れば超エリートなのですが、それを帳消しにするほどインパクトのある報道がされた為、あまり知られていないようです。スリーネーションズリサーチ株式会社の会員登録の有無
無料会員登録は行っていません。このサイト自体はセミナーや講演会の開催を主とした会社のHPといった位置付けなのでしょう。 10年以上たちますが、あの目つきは忘れないものですね。 スリーネーションズリサーチ株式会社のサポート体制を検証
確認すると、サイトの更新は2008年から停止していることが分かります。
その告知ではホームページ改修のためと記載していますが、8年後の2016年現在も未だそのままになっています。 スリーネーションズリサーチ株式会社の口コミ情報を調査!
口コミを検索したのですが、株情報サイトとしての口コミは見つかりません。植草氏のフルネームで検索すると、それこそ膨大な量の情報が見つかります。
その理由は言わずもがな。
人間ミスを犯すと大変なことになりますね。それが良く理解できた検証になりました。 スリーネーションズリサーチ株式会社の会社所在地を検証
会社所在地は記載されていません。恐らく相当嫌な思いをしてきたのでしょう。
まぁ被害者の方の気持ちを思えば、その業は背負うべきものでもある気もしますが。
ですが電話番号やメールアドレスは記載されているので、これでもすごい量の苦情などが届いたことでしょう。
・植草一秀の「知られざる真実」
マスコミの伝えない政治・社会・株式の真実・真相・深層を植草一秀が斬るコラム。ミラーは出てきません。
(2)有料コンテンツ
・市場分析レポート『金利・為替・株価特報』 年間29,800円
現代経済社会の一歩先を読み解く手がかりとなる内外経済情勢、政治、国際問題、資産運用に関する洞察力に富む情報を提供しております。 また、、株式投資参考銘柄を原則として毎号3銘柄掲載しています。
・メルマガ版「知られざる真実」 月額540円
マスメディアの流す操作されない情報に、真実の情報を発信していくメルマガのようです。
手鏡一枚を巧みに操り、女性のスカートの中を覗いたという事で、2005年には刑が確定しています。因みにその時には罰金50万円、手鏡一枚の没収(笑)その不祥事により教授職を辞した植草氏が設立したのが、今回の検証対象であるスリーネーションズリサーチなのです。
その後2006年にも痴漢行為で現行犯逮捕されています。反論の余地はなさそうですね。このサイト無料コンテンツとして提供されているのは、植草氏のブログのみです。「知られざる真実」というタイトルのブログですが、株式市場や経済情報についてではなく、政治的な話題が多いですね。
私は政治的な話題は盛り上がるものの、非常にデリケートな問題だとも考えて言います、このサイトで触れるようなことではありません。
そして投資情報ではない以上、これ以上検証を行っても仕方が無いのですが、一つ気になる記事が。記事のタイトルの時点で予想が付きますよね(笑) 遠回しに自らの冤罪を訴えているような内容です。
この有料レポートに関しても、サンプルは非常に読み応えのあるものです。但し、このレポートを投資の初心者が読んで、投資に生かせる情報なのかと聞かれれば、そうではないでしょう。
ある程度の投資の知識や各国の経済情報を理解しているという前提が必要なレポート。そのような印象です。やるやん、ミラーマン。
2つ目の有料コンテンツであるメルマガ。こちらに関しては業界のタブーや自由主義・民主主義等の文言が並ぶコンテンツ。かなり思想的に危ない雰囲気を醸し出しているため、あまり触れたくないコンテンツです。
どうやらこのサイト自体は放置されているとみてもよさそうですね。 ブログは毎日のように更新されているので、現在は経済情報の発信よりも、ブログやメルマガのような情報配信をメインに行っているようです。