三井物産の株価が大幅上昇。理由はアメリカ企業の株の買い増しか

探偵

2025年3月19日時点、大手総合商社「三井物産」の株価が5日連続で上昇。

理由は、アメリカのナショナル・インデムニティー・カンパニーが、三井物産の株を買い増した事が挙げられています。

今回は、三井物産の会社概要や、株価が大幅上昇した理由について解説すると共に、ネット上の反応も紹介します。

三井物産とは?会社概要や歴史など

三井物産株式会社は、三井グループの大手総合商社。

三井不動産・三井住友銀行と並んで、三井新御三家の1つです。

三井物産株式会社のロゴ
三井物産株式会社のロゴ

また、三井物産は以下企業と共に5大商社の1つと称されており、鉄鉱石や原油の生産権益量は群を抜いています。

  • 三菱商事
  • 伊藤忠商事
  • 住友商事
  • 丸紅

そんな三井物産は多くの人材を輩出。

  • 大日本麦酒(現・アサヒグループホールディングス・サッポロホールディングス)
  • 大正海上火災保険(現・三井住友海上火災保険)
  • 東レ

上記企業は三井物産出身者が創業者な上、日本初の総合商社として設立されました。

三井物産の歴史

1874年3月、三井物産の前身「先収会社」設立

1876年7月、先収会社は解散。三井組が先収会社の人員や事業を引き継ぎ、「三井物産株式会社」設立

1947年7月、財閥解体によりGHQから解散命令を受ける。旧三井物産の人々が集まり、新会社「第一物産株式会社」設立

1947年11月、旧三井物産が解散

1949年5月、第一物産が東京証券取引所に上場

1959年2月、第一物産が中心となり、旧三井物産系の新会社が結集

1963年6月、アメリカのモービル石油と合弁で「極東石油」設立

1969年7月、三井グループ17社により、「三井石油開発」設立

1971年2月、アメリカのNASDAQに上場

1971年3月、三井物産のリース事業部を分離。「三井リース事業(JAPAN三井リース)」設立

1999年4月、イギリスのロスチャイルドグループと提携

1999年6月、長期ファンドを設立。日本未公開株に投資

2016年1月、オマーン国営電力・水光社から受注した「天然ガス火力発電」の建設と操業事業に参画すると発表

2017年4月、ロシアの最大手製薬会社「R-ファーム」への出資と、海外初となる大型太陽光発電事業「ヨルダンの太陽光発電所建設」への参画を表明

三井物産の株価が大幅上昇。その理由とは?

2025年3月19日、三井物産の株価が前日比284円高(3.99%)となる7399円に大幅上昇。理由は、ナショナル・インデムニティー・カンパニーの買い増しが発覚したからです。

2025年3月17日の取引終了後、大量保有変更報告書が提出され、ナショナル・インデムニティー・カンパニーは三井物産の保有株式を前回提出時の8.09%から9.82%に変更したと判明。保有目的は純投資としている模様。

ナショナル・インデムニティー・カンパニーは、アメリカのバークシャー・ハサウェイの完全子会社で、ウォーレン・バフェット氏が会長兼CEOを務める持株会社です。

2025年2月下旬にウォーレン・バフェット氏は日本商社の買い増しを示唆していましたが、三井物産だけでなく、日本の総合商社の出資比率が軒並み上昇しているのです。

三井物産の株価に対する反応

三井物産の株価が大幅上昇した事に対するネット上の反応を紹介します。

三井物産の株価が大幅上昇。理由はアメリカ企業の株の買い増しかの口コミ

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