アスクルの株価が大幅反落…理由は下方修正と自社株買いか?

探偵

2025年3月19日、ボールペンやガムテープなど主にオフィスで使用する事務用品を販売しているアスクルの株価が大幅に反落。

理由は、「利益予想の下方修正」と「自社株買い」が発表されたからです。

今回の記事では、アスクルの会社概要・株価が大幅に反落した理由・ネット上の反応について解説します。

アスクルとは?

アスクル株式会社は事務用品を中心とした商品を販売する企業で、ソフトバンクグループ傘下「LINEヤフー」の連結子会社です。

アスクル株式会社のロゴ
アスクル株式会社のロゴ

社名の由来は、都市圏の近くに全国7箇所の大規模な物流センターを構え、翌日配送が可能に。「明日来る」が転じて”アスクル”になったようです。

また、取り扱う商品は事務用品が主ですが、食品・飲料・日用品なども取り扱っており、オフィス勤務者が欲しいものをカバーできる幅広さがあります。

そして、2012年にBtoC向けのECサービス「LOHACO」をオープン。2013年5月期で180億円の見込みを立てていたものの、実際には約1割となる21億円の売上でした。

しかし、2年目の2014年5月期には121億円を記録。計画対比120%超を達成しています。

そんなアスクルは本社が東京都江東区豊洲にあり、物流センターは下記の場所に構えます。

  • DCMセンター(東京都江東区青梅)
  • 新砂センター(東京都江東区新砂)
  • Logi PARK 横浜(神奈川県横浜市鶴見区)
  • Logi PARK 福岡(福岡県福岡市東区)
  • ASKUL Value Center 日高(埼玉県日高市)
  • ASKUL Value Center 関西(大阪府吹田市岸部南)
  • 大阪DMC(大阪府大阪市此花区)
  • 仙台DMC(宮城県仙台市宮城野区)
  • 名古屋センター(愛知県東海市浅山)

また、アスクルの歴史は以下をご覧ください。

アスクルの歴史

1963年11月2日。プラス株式会社の完全子会社、アスクルの前身「プラス工業株式会社」設立

1993年3月。プラス株式会社アスクル事業部が首都圏の事業所を対象とした「アスクル事業」開始

1997年2月。現在の「アスクル株式会社」に商号変更

2000年11月。ジャスダック市場に上場

2004年4月。東京証券取引所第1部に上場

2009年3月。自己株式公開買付け(TOB)を行い、プラス株式会社の子会社から外れる

2012年5月。ヤフー株式会社を割当先とする第三者割当増資を実施。約329億9900万円を調達し、ヤフーが発行済株式総数の43.47%を取得。プラス株式会社に変わって筆頭株主に

2017年7月。セブン&アイホールディングスとネット通販事業で業務提携

アスクルの株価が大幅反落…。その理由とは?

2025年3月19日の株式市場において、アスクルの株価が前日比78円安(4.62%)となる1609円に大幅反落。理由は、「純利益の下方修正」と「自社株買いの実施」が発表されたからです。

2025年3月18日の取引終了後、アスクルは2025年5月期の連結業績予想と営業利益予想を公開。

その際に、連結業績予想の売上高を5000億円から4800億円に修正(200億円減)。営業利益も180億円から140億円に下方修正しています(40億円減)。

さらに、取得上限500万株(自己株式を除く発行済枚数の5.28%)、または80億円とする自社株買いの実施を発表しました。

期間は、2025年3月19日~9月30日までとなり、取得した自社株は10月20日付けで消却する事になります。

アスクルの株価に対する反応

アスクルの株価が大幅に反落した事を受けたネット上の反応について紹介します。

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