太陽ホールディングスの株価が大幅に反発した理由を解説

探偵

2025年2月19日、スマートフォンなどの配線基板に使用する絶縁膜を製造する化学メーカー「太陽ホールディングス」の株価が大幅に反発しました。

オアシス・マネジメントの株式大量保有が理由とされていますが、今回の記事では詳細を解説しますので最後までご覧ください。

太陽ホールディングスとは?会社概要や歴史など

太陽ホールディングス株式会社の画像
太陽ホールディングス株式会社の画像

太陽ホールディングス株式会社は、東京都豊島区西池袋のビルに本社を構え、スマートフォンなどの配線基板に使う絶縁膜で国内高シェアを誇る化学メーカー。

設立当初は印刷用インキの製造会社として創業されましたが、エレクトロニクス事業に進出し、現在では製薬事業も手掛けています。

太陽ホールディングスの歴史

1953年9月、印刷用インキの製造会社「太陽インキ製造株式会社」設立

1982年2月、嵐山工場(現・嵐山事務所)設置

1988年9月、韓国に合弁会社「韓国太陽インキ製造株式会社(現・韓国太陽インキ株式会社)」設立

1990年9月、店頭登録銘柄として株式を公開

1990年12月、アメリカのネバダ州に販売子会社「TAIYO AMERICA, INC.」設立

1996年9月、台湾に現地生産子会社「台湾太陽油墨股份有限公司」設立

1999年1月、シンガポールに販売子会社「TAIYO INK INTERNATIONAL (SINGAPORE) PTE LTD」。香港に「TAIYO INK INTERNATIONAL (HK) LIMITED」設立

2001年1月、東京証券取引所第1部に上場

2001年7月、タイに技術サービスの子会社「TAIYO INK (THAILAND) CO., LTD.」設立

2001年12月、中国に現地生産子会社「太陽油墨(蘇州)有限公司」を設立

2010年9月、中国に販売子会社「太陽油墨貿易(深圳)有限公司」設立

2010年10月、会社分割を実施。太陽インキ製造株式会社から現在の太陽ホールディングス株式会社へ商号変更

2013年5月、台湾の事業会社「永勝泰科技股份有限公司」の株式を取得。子会社化

2014年4月、本社敷地内に第2工場を竣工

2014年12月、太陽光発電事業子会社「太陽グリーンエナジー株式会社」設立

2015年4月、太陽インキ製造株式会社の販売子会社として韓国に「太陽インキプロダクツ株式会社」設立

2015年10月、福岡県北九州市に北九州事業所を竣工

2017年7月、医薬品事業子会社「太陽ファルマ株式会社」設立

2019年10月、第一三共プロファーマ株式会社の高槻工場を承継。「太陽ファルマテック株式会社」設立

太陽ホールディングスの株価が反発。その理由は?

2025年2月19日。太陽ホールディングスの株価が一時は前日比285円(7.44%)高となる4115円まで上昇。理由はオアシス・マネジメントが、太陽ホールディングスの株式を大量保有したと判明したからです。

オアシス・マネジメントは香港の投資ファンドですが、2025年2月18日受付分の大量保有報告書(5%ルール)で、太陽ホールディングスの株式保有割合が8.0%に。

ちなみに、オアシス・マネジメントが太陽ホールディングスの株式を保有する目的は下記のとおりです。

  • ポートフォリオ投資および重要提案行為
  • 株主価値を守るため、重要提案行為をする事がある

太陽ホールディングスの株価に対する声

太陽ホールディングスの株価反発に対するネット上の声について紹介します。

太陽ホールディングスの株価が大幅に反発した理由を解説の口コミ

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