じっちゃまの予想は当たらないのか?

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じっちゃま(広瀬隆雄)アナリスト

じっちゃま(広瀬隆雄)引退後の活動は?noteやサロンについて
アナリスト名じっちゃま(広瀬隆雄)
所属サイト名note
所属サイトURLhttps://note.com/hirosetakao

2024年12月に惜しまれながら引退した、米国株投資のスペシャリスト「じっちゃま(広瀬隆雄)」。豊富な知識を活かした、分かりやすい解説が人気の投資家です。

実は、じっちゃまは引退後も活動を続けており、主にnoteで継続的にコンテンツを配信中。この記事では、じっちゃまの基本情報や引退後の活動についてまとめます。

【結論】じっちゃまの引退後の活動は?

2024年10月、じっちゃま(広瀬隆雄)は突然の引退宣言を出しました。

そして、12月13日に楽天証券で行われたライブ配信を最後に、証券会社などフォーマルな場での活動は行っていません。

この動画で、じっちゃまは引退した理由を「65歳になってメディケアの加入資格が出たから」と述べてます。

メディケアは、アメリカの高齢者や特定の障碍者向け公的医療保険制度のこと。

要は、名実ともに”高齢者”となったので、自身の活動に区切りを付けたくなったという事でしょう。

配信活動だけでなく、自身が代表を務める投資顧問会社「コンテクスチュアル・インベストメンツLLC」も12月末で営業を終了。

「コンテクスチュアル・インベストメンツLLC」廃業のお知らせ
「コンテクスチュアル・インベストメンツLLC」廃業のお知らせ

このように、フォーマルな場での活動を引退したじっちゃまですが、今後はインフォーマルな形で自由に投資を続けていきたいとのこと。

実際、引退した人物とは思えないほど精力的に活動を続けてます。例えば、noteで毎日のように有料記事を配信中。

じっちゃまのnoteアカウント
じっちゃまのnoteアカウント

他にも、SNSの投稿や有料オンラインサロンの運営など精力的に活動し、傍から見ると引退したと言えない状況ですね(笑)このところは、ウクライナとバングラディッシュへの投資を積極的に行っているとのこと。

厳しい状況下にある国を”投資”という形で応援しながらリターンを得る、というスケールの大きな投資を行ってます。単なる慈善活動でなく、究極的なハイリスク・ハイリターン投資で応援するのがじっちゃまらしい……

ただ、最近はウクライナ関係の投資先でトラブルが起こっており、例えばコミュニティプラットフォーム「LvivStyle」では、関係者である日本人の言動が批判と憶測を招いて炎上。大きく売上高を落としました。

炎上内容はここで書くような事でもないので省きますが、全く思いもよらないリスクもある投資を実践。積極的にコミットしてます。

ちなみに、最近はバングラディッシュの証券口座の開設方法を紹介するなど、興味ある人へ啓蒙活動も行っています。

素人が手を出すのはなかなかハードルが高いと思いますが、興味ある人はじっちゃまの投稿を参考に実践しても良いかも。かなりリスクは高いと思いますが……

このように、じっちゃまはフォーマルな場での引退宣言はしたものの、現在も積極的に活動を続けてます。

NISAやiDeCoといった資産形成的な投資とは一味違う、本格的な投資をしたい人は参考にすると良いでしょう。

もっとも、じっちゃまの関係するコンテンツは胡散臭いものもあるので注意。具体的なものは後述します。

じっちゃまとは?

じっちゃまの画像
愛称じっちゃま
本名広瀬隆雄
生年月日1959年11月11日
出身広島県
年齢66歳
学歴慶応大学法学部政治学科卒業
職業投資家
経歴1986年、三洋証券入社
1988年、SGウォーバーグ証券(現UBS証券)入社
1996年、ハンブレクト&クィスト証券(現JPモルガン証券)入社
2003年、コンテクスチュアル・インベストメンツ設立
2010年、投資関連ウェブメディアMarket Hack編集長

じっちゃまは、数々の海外証券会社を渡り歩いたベテラン投資家。アメリカ在住で、海外マーケットで培った知識と経験を活かし、主に米国株に関する情報を配信してます。

楽天証券の「トウシル」を始め様々なメディアに出演し、独自の投資哲学からファンも多い人物。歯に衣着せぬ物言いが嫌われる事もありますが、引退後も根強い人気を誇る投資家です。

評判では、個別株の予想が当たらない?

ネットでの評判は高いじっちゃまですが、批判も少なくありません。

特に、個別株の予想に関しては当サイトでも悪い口コミが多く寄せられてます。

2023年11月21日

参考程度。広瀬氏の個人的な意見は、真に受けるだけ損。全体の相場観やマインド自体は流して聞く。個別株の「買え買え」は検討違いが多く無視。


2022年07月27日

じっちゃまが決算内容をボロクソにいったグーグルがその直後値上がり。アテにならないってはっきりする根拠がまた一つ

見当違いが多い」「爆上げ予想した株が軒並み下がる」などなど、とにかく個別株予想の評判が最悪。2021年は、ダウもS&Pも右肩上がりだったのに、7銘柄中5銘柄が下がると体たらくです。

過去には、テスラやプラグパワーといった個別銘柄の予想も外し、悪い意味での実績は十分。これでは、悪評がついても仕方ないですね。

その一方で、相場全体の予想やメンタルなどに関する話題は評価されてます。

2022年10月29日

この人に限らずだが、個別株の話は当てる方が難しいわ。相場観や投資メンタルの話は参考になる。とりあえず10月で500万近く儲けさせてもらったから感謝してる。


2022年09月19日

仕事の経験談とか相場全体の予測は素直に尊敬する。けど、個別株は材料次第で上がるしプロでも予測不能、どのインフルエンサーも参考程度にしかならない。結局自分で研究するのが大事って、一応じっちゃまも言ってますしね。まあ、日本が成長しないのは中年の雇用流動性が〜と言ってたのは完全に的外れでしたが。

「相場観や投資メンタルの話が参考になる」「経験談や相場全体の予測が尊敬できる」など、肯定的な意見が多く寄せられてます。

ローソク足の形状予想も当たっており、相場を読む実力は高く評価されているよう。

2022年の3月末にはS&P500の数値をピッタリ当てた事があり、相場予想に定評のあるじっちゃま。個別株はともかく、相場観は参考になる事も多いでしょう。

経歴は80年代から海外証券会社で活躍

じっちゃまは、1959年生まれの広島県出身。父親の仕事の都合で西日本を転々し、高校時代は岐阜県の大垣北高校へ進学。その後、慶応大学法学部政治学科へ入学し、1982年に卒業してます。卒業後は青木建設に就職するも肌が合わず、コンサル会社への転職を経て1986年に三洋証券へ入社。当時、勢いのあった金融業界の道へ進みます。

1988年にイギリスのSGウォーバーグ証券へ入社。アメリカのニューヨークオフィスに勤務し、現在までアメリカに暮らしてます。当時のアメリカはブラックマンデーで株価の大暴落があった頃。そんな時期にアメリカへ行くのは「勇気のいる事だった」と振り返っています。それでもアメリカを選んだのは、バリエーションを重視したから。

当時の日本株のPERが”約60倍”というとんでも数値だったのに対し、米国株は16倍程度と割安。数値だけ見れば、どちらに投資すべきか明らか。じっちゃまがアメリカ行きを決意したのは、割安な株がゴロゴロしてる米国株に大きなチャンスがあると見たからです。

この考え方は、現在彼がウクライナやバングラディッシュに投資してる事にも通底するものでしょう。誰もが”危険”と考える市場にこそ、チャンスを見出す考え方です。SGウォーバーグ証券で機関投資家へ株を販売する営業職などを経験し、1996年にハンブレクト&クィスト証券(現:JPモルガン証券)へ転職。ドットコムバブルを経験します。

しかし、2000年代に入ってバブルが弾け、2003年にJPモルガン証券をクビに。その後、友人と共にヘッジファンドを立ち上げ。顧客と険悪になったりなど波乱がありましたが、2003年に投資顧問会社「コンテクスチュアル・インベストメンツ」を設立します。2010年には、投資関連ウェブメディア「Market Hack」を開始。編集長として現在まで配信を続けてます。

「Market Hack」公式サイト

その後も各種メディアへ記事を寄稿し、自身のnoteで記事を販売したりと多面的に活動。2024年にはフォーマルな場での活動を引退したが、現在も精力的に投資情報を配信してます。

80年代から日本・海外の金融業界の最前線で活動した人物で、信頼性は十分。独自の投資哲学も相まって、ファンの多い投資系インフルエンサーです。

投資手法は営業キャッシュフローに注目

じっちゃまの投資手法は様々なところで語ってますが、ここでは楽天証券のYoutubeチャンネルに公開された最後の配信で語っている「良い投資家になる方法」を紹介します。

この動画で紹介されてる方法は以下の9つ。

  • 良い決算の会社を買え
  • 分散投資を心がけろ
  • 過去最高値更新がチャンス
  • 金利に注意をしろ
  • 営業キャッシュフローに注目
  • 新天地を目指す勇気を持て
  • アノマリーを軽視しないこと
  • 周囲を観察しろ
  • 知識の空白は自分で埋めろ

投資手法と言うよりは心構え的な話ですが、金融業界に携わって40年近くの知見が詰まったもの。基本的な事ですが、投資初心者~上級者まで参考になるでしょう。

特に手法として興味深いのが「営業キャッシュフロー」。以下3点に注目すべしと言っています。

  • 営業キャッシュフロー・マージンが15%以上
  • 過去3年間のEPSと営業キャッシュフロー、売上高が右肩上がり
  • 1株あたり営業キャッシュフローがEPSより大きい

帳簿上で数字を粉飾できてしまう売上高や利益よりも、銀行残高の数字で誤魔化しが効きにくい営業キャッシュフローを重視する事で、リスクを抑える事が大切と言います。

営業キャッシュフローは売上高などよりも馴染みの無い指標で、投資経験者でも盲点かも。

その他の項目も参考になる事が多いと思いますので、気になる人は動画を参考にしてください。

実績は公開されてないが、資産数十億規模?

じっちゃまの投資実績について、具体的な数字は特に公表してません。ただ、現在も大規模な投資を行っているところを見ると、数億~数十億円規模の資産を保有してると思われます。投資による実績もあるが、コンテンツ販売による収入も馬鹿になりません。

例えば、noteで配信してる投資関連ウェブメディア「Market Hack」は月額2,100円。アカウントのフォロワー数が8.7万人で、その10%が加入してるとすれば月商は約1,800万円。年商にして約2億2,000万円です。仮に編集長の報酬が売上の5%だとすれば、Market Hackだけで年収1,100万円。

その他にも、記事の単体販売・各種メディア出演・投資顧問会社の役員など収入源が多岐に渡るため、現役時代の年収は数千万円~数億円ほどでは。投資実績について具体的な数字は分からないものの、コンテンツの作成・販売実績は豊富にあり、保有資産も相当な金額に上ると思われます。

【2025年11月】じっちゃまの活動状況

2024年末にフォーマルな場での活動を終了したじっちゃまですが、現在もインフォーマルな場で活動は続けてます。

ここでは、現在のじっちゃまの活動状況についてまとめます。

noteで米国株関連のコンテンツを販売

現在のじっちゃまの活動は、noteでのコンテンツ販売がほとんど。

販売してるのは投資関連ウェブメディア「Market Hack」関連のコンテンツ。月額2,100円でサブスクに参加できるほか、単体記事の販売も行ってます。

じっちゃまのnoteの販売コンテンツ
noteの販売コンテンツ

内容はアメリカのマーケット情報や決算情報、投資戦略などのコラムが中心。これまで行ってきた情報発信を継続して行っている形です。

ほぼ毎日記事を配信し、読みごたえは十分。月額2,100円であれば元は取れるのでは。

サロンのライブ配信は配信中……?

じっちゃまは以前、シナプス株式会社というところでオンラインサロン「Market Hack Salon」を運営してたが、現在は終了。

その後、運営会社をDMMオンラインサロンに移し「Market Hack Salon 〜世界について広瀬隆雄と語ろう!〜」を開いています。

じちゃまの「Market Hack Salon 〜世界について広瀬隆雄と語ろう!〜」
DMMオンラインサロン

公式の説明によれば「世界経済や金融投資について、同じ興味や問題意識を持つ仲間同士が安心して、忌憚なく語り合えるわきあいあいとした「場」を提供するオンラインサロン」とのこと。よくある投資系サロンですね。

週3回のライブ配信や随時の質疑応答などを行っていたようですが、現在は募集を終了してる模様。現在何人が参加してるか分かりません。2024年10月時点では、「Facebookライブは続けると発言していた」という情報も。

しかし、2025年以降はMarket Hack Salonの活動に関する情報は見つからず。ページは残っているものの、コンテンツ配信は完全に終了してるかも。

Market Hack Salonは「Kabukura.AI」という謎SNSの宣伝をした事もあり、じっちゃまのコンテンツとしては評判は良くありません。

価格も1ヶ月8,900円と高額で、別に募集再開しても参加する価値は無いと思います。

Youtub配信は完全終了

じっちゃまはYoutubeチャンネルを持ってたが、引退後に動画を削除し完全閉鎖。

じっちゃまのYouTubeチャンネル
じっちゃまのYouTubeチャンネル

正直、動画を削除する必要は無かったと思いますが…。まぁ、中途半端に残して余計な気苦労を背負い込みたくないのでしょう(笑)

なお、楽天証券のチャンネルなどで行った配信はアーカイブが残ってます。じっちゃまの手法を動画で学びたい人はそちらを。

おむすびチャンネルの配信も終了

じっちゃまは以前、配信プラットフォーム「おむすびチャンネル」で有料のライブ配信を行ってました。

おむすびチャンネルの画像
おむすびチャンネル公式サイト

このおむすびチャンネル、実はじっちゃまが出資したプロジェクト。

元々は、外国人が日本語で配信し、語学の腕試しをする場を目指していたそう。

じっちゃまはここでライブ配信を行っていたが、「報酬は貰ってなかった」とのこと。

ただ、当時の状況を記したサイトによれば、実際は「月額750円の有料会員にならなくては閲覧できなかった」と言います。荒らし対策として有料にしたそうですが……

また、おむすびチャンネルは”怪しい“という噂が。Yahoo知恵袋では「投資関連の話をしてると運営に注意された」という話も。

おむすびチャンネルの怪しい噂
おむすびチャンネルの怪しい噂

おむすびチャンネルは、「外国人支援に関連するWebサービスの開発・運営」を主要事業としてる株式会社FJCが運営するサービスで、正直じっちゃまがここで配信するのは場違い感がかなり強い。

Yahoo知恵袋の相談者もじっちゃまが配信を始めた後のトラブルで、投資に興味ある人が多く流入しプラットフォームが荒れ、運営も神経質になっていたかも。

また、おむすびチャンネルの配信を始めてから「金の亡者になった」という厳しい意見も。

2025年09月15日

YouTube時代はズバズバ当たってた(コロナ前後)が、2022年ごろからサッパリ当たらない。特におむすびチャンネルとか、DMMとか、金の亡者と化してからは、逆神様として崇めている。ある意味、とても参考にさせていただいております!!信者が損しようが、相場が上がろうが下がろうが、知ったこっちゃなくて、信者からの定期収入で月額2000万円くらいはあるのではないか??そろそろ逮捕されてほしい。

突然の有料配信といい、場違いな投資系コンテンツといい、傍から見れば怪しい要素しかないコンテンツ。

「何か裏があるのでは?」と怪しむ人がいても、不思議ではなかったでしょうね。

運営中のSNS

じっちゃまが現在運営してるSNSをまとめます。

SNSURL
X(旧Twitter)@hirosetakaohttps://x.com/hirosetakao
Instagram takao_hirose1https://www.instagram.com/takao_hirose1

インスタは完全に趣味の投稿で、投資について全く発信してません。

Xも趣味に関する発信が中心ですが、バングラディッシュの証券口座の開設方法など、投資に関する情報も時々つぶやいてます。じっちゃまは引退した身で、発信も悠々自適に行ってる印象。

投資情報はnote記事を購入するくらいしか現在手に入れる術はありません。じっちゃまに興味ある人は、「Market Hack」のnote記事購入をおすすめします。

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じっちゃま(広瀬隆雄)アナリスト

じっちゃま(広瀬隆雄)引退後の活動は?noteやサロンについて
アナリスト名じっちゃま(広瀬隆雄)
所属サイト名note
所属サイトURLhttps://note.com/hirosetakao

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