株価アルゴリズムの評判
株価アルゴリズムとは全4000銘柄の株価チャートをテクニカル分析し、点灯したシグナルを毎日公開してくれる個人投資家向けサイトです。 株価アルゴリズムの銘柄は上がっているのか
買いシグナルが点灯した銘柄は実際に株価が上がっているのか。 テクニカル分析の有効性
株価アルゴリズムの銘柄の成績や評判を見る限り、テクニカル分析は投資の利益にさほど貢献しないということになってしまいます。 株価アルゴリズムの利点
株価アルゴリズムは自分が注目している銘柄の買いタイミングを探るという点では役に立つかもしれません。 株価アルゴリズムのコンテンツ
☑ 銘柄スクリーニング 株価アルゴリズムのまとめ
株価アルゴリズムはテクニカルの買いサインが発生した銘柄を公開してくれているWEBサイトです。
過去のチャートを元に今後の株価上昇確率が高いチャート形状を確率論的に導き出したものがテクニカル分析であることから、多くの買いシグナルが発生している銘柄は高確率で上がるだろうと推測できます。
つまり株価アルゴリズムを活用すれば投資の勝率も上がるはずであり、それは投資の収支改善、大幅増につながるはずなのです。
こんなサイトを求めていた、という方は多いでしょう。
では株価アルゴリズムが複数の買いシグナル点灯を検出した銘柄は、実際に株価が上昇しているのでしょうか。
手始めに評判を見てみると、期待する声こそあるものの、株価アルゴリズムのおかげで収支が向上したという意見はあまり見かけません。
正直意外ですね。一体なぜなのでしょうか。
調べてみると、そこにはテクニカル分析の理想と現実がありました。
調べてみたところ、しっかりと株価が上がっていることがわかりました。
ではなぜ評判ではあまり良い意見が出てこないのか。
その要因は騰落率にありました。ほぼ利益など無いような上昇率の銘柄が非常に多かったのです。
例えば今年2022年の初め、1月7日に検出された1週間後の値上がり確率が高い上位10銘柄のその後の株価がこちら。
10銘柄中値上がり5銘柄、値下がり1銘柄、変わらずが4銘柄という結果。勝率だけで見れば良好ですが、上昇率はというと…。
たった数パーセントの値上がりしかありません。
それもそのはず。テクニカル分析は上がるか下がるかの確率を計算するものであって、どれだけ上がるか下がるかは考慮していないからです。
勝てはしても利益が1%や2%では喜びの声は上がりませんよね。
これが勝てているのに嬉しくない、そんな不可思議な株価アルゴリズムの銘柄の正体なのです。
やはり投資は大きな利益が出てこそ。勝率よりも値上がり幅に重きを置いた銘柄選別のAIもありますので、利益を求める方はそうしたAIを検討してはいかがでしょうか。
この事実に私自身半信半疑なので、試しに買いシグナルの王道、ゴールデンクロスが発生した銘柄の株価がどうなったのかを調べてみました。
そこで判明したのは、株価アルゴリズムの調査結果と同様、ほぼ利益は出ないという結果でした。
とある経済系WEBサイトに掲載されたゴールデンクロスの有効性について調べた記事によると、ゴールデンクロスが発生したら買い、デッドクロス発生で売りのルールの元 売買を行った結果、惨敗だったというのです。
これは2000年から2010年までの10年間の全市場銘柄を対象に調査した結果なので、恣意的に銘柄を選別して調査したわけでもありません。
どうやら相場の影響を強く受け、下落相場では全く機能しなかったとのこと。
またさらに長期の2000年1月1日から2021年12月31日までの全銘柄を対象に、同様のルールで売買した結果は勝率35.18%、1銘柄当たりの平均損益は0.94%で、わずかにプラスだったとのこと。
ゴールデンクロスのみを用いての売買判断なので勝率はそこまで高くないにしろ、利益に関しても平均1%未満という薄利も薄利。
これらから読み取れることは、テクニカル分析のみを用いた売買判断では利益にはあまり繋がらないということです。
やはりファンダメンタルズ分析やテーマ性、ニュースなど様々な要因を加味しないと、投資で利益を得ていくのは難しいようです。
業績、注目テーマなどを理由に目星をつけた銘柄はあるが、買っていいのか、はたまたいつ買えばいいのかわからない、そんなときに株価アルゴリズムで多数の買いシグナルが出る時を待つという手です。
またテクニカル分析が難しくてよくわからないという方にとっては分析を代行してくれる便利なサイトですし、テクニカル分析の勉強をすることもできます。
株価アルゴリズムで直接的に利益を出すというよりは、分析や勉強の助けにするというのが有効な使い方かもしれませんね。
ということで、株価アルゴリズムにはどのようなコンテンツがあるのか一通り振り返ってみましょう。
チャートやローソク足に特定のシグナルが発生している銘柄をスクリーニング出来ます。また上場日や市場区分などの条件でも絞り込みが出来ます。
☑ 株式シグナル最新情報
上昇確率が高いチャート形状が出ている銘柄を公開してくれます。
☑ 今人気の銘柄
株価アルゴリズムのHP内で今日よく閲覧されている銘柄を公開してくれます。
☑ 注目銘柄
買いシグナルが発生している数が多い銘柄を公開してくれます。
☑ シグナル一覧
あらゆるシグナルを図解付きで解説しています。また過去1週間での出現確率や検出銘柄数、翌日の値上がり率なども公開してくれています。
複数の買いサインが発生した銘柄を買えば必然的に勝率は上がり、利益も増すのではないか。
そんな考えのもと検証をしてみた結果、なんと利益はほぼ出ないという結果に。
株価アルゴリズムの銘柄検証、評判調査、経済サイトの記事情報などから導き出されたのは、テクニカル分析だけで安定した利益を得るのは難しいということでした。
高騰銘柄の早期検出に成功しているグローイングAIがテクニカル分析以外のあらゆる側面から銘柄を分析していることからも、やはりテクニカル以外も必要なのではと言えます。
テクニカルだけで勝てたトレーダーって誰がいる?
BNFしか知らない。正直テクニカルオンリーは再現性が無いと思っている。
株の世界でテクニカル中心のトレードで大成功している人間なんてテスタくらいしかいないからな。他はほぼ全員ファンダとテクニカルの併用か、ほぼファンダ。その時点でテクニカルに再現性が無いとわかる。以上テクニカルはオカルトだと思っている男の意見です。
テクニカルだけで勝つのは無理だと私は思います。過去のチャート形状から未来のチャート形状を当てるなんてオカルトでしょう。金融理論の世界ではテクニカル分析は無視されています。