エミンユルマズの予想は当たらない?天才的な経歴をWiki風に解説

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エミンユルマズアナリスト

エミンユルマズの予想は当たらない?天才的な経歴をWiki風に解説
アナリスト名エミンユルマズ

エコノミストとして数多くのメディアに出演している「エミンユルマズ」氏。独自の視点で経済を分析する手腕から”天才”と呼ばれる事も少なくない人物です。

しかし、エミンユルマズ氏の評判は賛否両論で、中には予想が当たらないと批判する声も。多くの人が彼の実力を認めているものの、称賛だけでは無いようです。

この記事では、エミンユルマズ氏の経歴・妻などの家族構成・資産などについてWiki風に紹介。また、彼の予想が当たらないという噂は本当か、最新の予想から検証します。

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【結論】エミンユルマズは天才?

結論から言うと、エミンユルマズ氏は確かに天才と称されるような経歴があります。

後に解説しますが、例えば以下のような華々しい経歴が。

  • 16歳、国際生物学オリンピックで優勝
  • 17歳、日本に留学し1年で日本語を習得
  • 東大理科一類に合格
  • 野村證券にてM&Aアドバイザリー業務や機関投資家営業業務に携わる
  • 2016年「複眼経済塾」設立 etc…

16歳の頃に国際生物学オリンピックで優勝したり、日本語を1年程度で取得して東大理科一類に合格するなど、まさしく「天才」と呼ばれるような経歴を持っているのは事実。理系でありながら大学卒業後は野村證券でM&Aアドバイザリー業務に携わるなど、幅広い分野で才能を発揮している人物です。

ただし、だからと言ってエミンユルマズ氏の予想が常に当たるわけではありません。後に見る通り、当たらなかった予想は実際にあります。

また、彼の予想は長期的な目線で語っているため、短期的に見ると外れる事も多いでしょう。

このように、必ずしも予想を当てまくっているわけではありませんが、エミンユルマズ氏の予想は独自の見方から論理的に導き出された物であるため、一定の信頼性はあると考えられます。特に、長期的な投資方針を固めたい時には参考になる事も多いでしょう。

とはいえ、エミンユルマズ氏の予想だけが絶対的なものではありません。あくまでも自分の投資判断を付けるための参考程度に止めるのが良いでしょう。

エミンユルマズとは?Wiki風解説

エミンユルマズ氏の経歴や人物像について、Wiki風に解説します。

彼の基本的なプロフィールをまとめると以下の通り。

エミンユルマズのX
本名エミンユマルズ
生年月日1980年
出身トルコ・イスタンブール
年齢45歳
学歴東京大学理科一類卒業
職業エコノミスト・グローバルストラテジスト
レディーバードキャピタル代表
経歴2006年:「野村證券」入社。M&Aアドバイザリー業務等を担当
2014年:「野村証券」退社。トルコに一時帰国
2015年:再来日
2016年:「複眼経済塾」設立
2024年:「レディーバードキャピタル」設立
エミンユルマズのプロフィール

エミンユルマズ氏は1980年生まれ、トルコイスタンブール出身のエコノミスト。17歳の頃、日本に留学して東京大学理科一類に入学、卒業後は野村證券に就職しM&Aアドバイザリー業務などを担当します。

トルコ出身でありながら巧みに日本語を話し、現在はエコノミストとして書籍の出版・セミナー講演・テレビなど各メディアへの出演と、幅広く活躍しています。独自の視点を持つエコノミストとして評価は高い人物です。

評判は「予想の正確性」を巡って賛否両論

エミンユルマズ氏の評判は賛否両論。

賛否が分かれているのは、彼の予想が当たるor当たらない、という点を巡って意見が分かれているためです。

例えば、「米国株や為替の予想を外している」と指摘されています。

テスラの適正価格が30ドル、エヌビディアが100ドルと述べたほか、ドル円は2024年時点で170円を予想。

このうち、エヌビディアはDeepSeekショックなどもあり100ドルを割りましたが、テスラはイーロン・マスク氏の暴れっぷりにも関わらず未だ200ドルさえ割れません。

ドル円に関しては2024年の勢いから170円を予想しており、161円で買いをほのめかした事でも批判を受けますが、これに対してエミンユルマズ氏は速攻で反論。

エミンユルマズ氏は、頻繁にエゴサしては批判に食って掛かる事で有名。一通り反論した後は投稿を削除しています。もっとも、近年は落ち着いているようですが……

こういった批判がある一方で、エコノミストとしての実力を評価する声も多く、特に長期的な予想は当サイトに寄せられたコメントでも評価されていました。

2024年05月20日

目先のアゲサゲなんてその都度変わること、10年先の世界がどの方向性に進むことしか興味ない。エミンさんの将来展望は核心をついてると思ってます。誹謗中傷は気になさらず頑張ってください。応援してます。


2023年12月08日

エミンさんの話はかなり重要、核心的な事を言っていると思いますよ。秩序的な下落、なんちゃらショックで暴落、ボラは円安より円高が大きい。以前はドルとCPIの関係も話されていましたが、これは日銀も絡んでいるとのことです。

投資顧問のウワサに寄せられた口コミ

後に詳しく見ますが、エミンユルマズ氏の予想は「長期的にどう経済が推移するか」を重視するもの。

つまり、「短期的な株価の上昇幅を当てる」といった予想ではありません。

そのため、長期予想が当たるという評価があるのも頷けます。

このように、評価が分かれているエミンユルマズ氏ですが、経済に対する独自の見方は持っているため、一定の信頼性はあるでしょう。

ただし、彼の予想を参考に短期的な取引をすると失敗する可能性もあるため注意が必要です。

経歴は”天才”と呼ばれるに相応しいもの

エミンユルマズ氏は1980年生まれのトルコ・イスタンブール出身。

幼い頃に父親が家を出てしまい、13歳の時から奨学金を貰いながら学んでいたようです。

少年時代は給食を巡って同級生と大喧嘩するようなやんちゃ者だった一方、親に言われなくても自分で勝手に勉強する知的好奇心旺盛な少年だったとのこと。母親は中学校の理科教師でしたが、勉強を強要するような事はなかったそうです。

16歳の頃、エミンユルマズ氏は大学卒業レベルの問題に高校生が挑む「国際生物学オリンピック」に参加し、見事優勝。この時の報酬として、トルコの教育財団から海外留学のための奨学金を得ました。

AERA DIGITALのインタビュー記事によると、留学先に日本を選んだ理由は「なぜアメリカに次ぐ経済大国になったのか」気になったから。知的好奇心に溢れる彼らしい動機ですね。

日本語学校で日本語を学んだ後、東京大学理科一類に合格。1日15時間勉強して、1年で日本語を習得した上で合格したというのだから、”天才”と言われるのも道理ですね。

ちなみに、東大を卒業したのは2004年。日本に留学したのは1997年頃なので、入学するまでに少し時間が掛かったのか、あるいは留年したのかもしれません。

2006年には東大大学院を卒業して生命科学修士を取得。このまま学者の道を歩むと思いきや、なぜか野村証券に入社します。

生物学から離れた動機は、手先が不器用なうえ、動物を使う実験に苦手意識があったからとのこと。一方、必ずしも合理的に動かない経済の世界は、生物学と同じくらい魅力的なものと映ったようです。

野村証券ではM&Aアドバイザリー業務や機関投資家営業部などに携わり、月の残業が150時間というハードな環境だったとのこと。

ところが、2014年には自分がやりたい事を自由にやるために野村証券を退社、一旦トルコに帰国します。その後、日本に戻ってから野村証券時代の上司であった「渡部清二」氏と共に「複眼経済塾」を立ち上げます。

日本の経済構造や文化を踏まえた上で、経済を学びながら投資を考える塾として話題を集め、エミンユルマズ氏の名も世間に広まる事に。この頃からメディアに出演したり、書籍を出版したりと、活動の範囲を広げました。

2024年にはメディアや執筆活動が忙しくなったために複眼経済塾の講師を退職し、「レディーバードキャピタル」を設立。

現在は有料noteの販売・出版・セミナー運営などを行っており、まさしくエミンユマルズ氏がやりたい事を自由にやれる会社となっているようです。

妻や家族は非公表だが、「既婚者」の噂あり

エミンユルマズ氏の妻や家族事情は、一切公表が為されていません。

ただ、ネット上では「既婚者だ」という噂が流れており、当サイトにもコメントが寄せられています。

2024年04月10日

エミンさんは人口減少肯定派だとTVで言ってた。でも人口減少肯定派の人って、だいたい既婚者が多いよなぁ・・・と思ってたらやっぱりエミンさんも既婚者だった。やはり自分が結婚できてたら「他人が結婚できなくても、子供増やせなくても関係ねぇよ。」(言ってなくても)というのが本音なのだろうか?自己中である。ちなみにAI万能論に安易に流されない方が良い。一例として、作業を全自動化しても結局、そのメンテナンスや維持コストの方が人件費よりもコストがかかるパターンもある。あと、AIには解けず、人間にしか解けない問題もあるし、人間が存在すること自体が一種のサービスであるという考え方や、その他検証すべきパターンはたくさんある。エミンさん、投資以外の事について深く突っ込んだらボロが出そうな人である。

投資顧問のウワサに寄せられた口コミ

他にも、「エミンユルマズ氏の妻が日本人女性だ」という情報もネット上で流れていますが、本人の口から公表された記録は見つかりませんでした。

結婚している可能性は高いですが、プライベートな事は漏れないようしっかり管理しているようです。

ちなみに、国籍は「既に日本に帰化している」と本人が述べています。

エミンユルマズ氏は日本語もペラペラですし、名実ともに日本人ですね。

妻の情報は不明ですが、日本での生活は気に入っているようです。

投資手法はヘッジ戦略で安定的なリターンを狙う

エミンユルマズ氏の投資手法は、長期投資で年利7~15%のリターンを狙うというもの。ヘッジ戦略を用いて安定的なパフォーマンスを出しているとCrealでのインタビューで語っています。

投資対象は個別株・FX・コモディティなど、幅広く投資しており、こまめにポートフォリオをいじって損失を抑えることを重視。ポジションを過剰に取った時は、値動きの近い資産の逆ポジションを取るなどして、徹底的にリスクを抑えて安定した利益を上げています。

ただ、ヘッジ戦略は一般の投資家には難しいため、普通の人は「夜に安心して眠れるポジション」に止める事が大切とも述べています。とにかく資産を減らすリスクを抑える事がエミンユルマズ氏の基本的な投資手法です。

資産額は数千万以上?

ヘッジ戦略で安定した利益を上げているというエミンユルマズ氏ですが、資産額や年収は公表していません。

参考までに、野村證券の平均年収はエミンユルマズ氏が働いていた2009年時点で「965万円」。リーマンショック後でこれだけの水準だったのだから、さすが一流証券会社。彼も同じくらい貰っていたのではないでしょうか。

現在は書籍の出版・メディアへの出演・セミナー講師など、幅広く活動しているため、資産も相当な額に上っていると推察されます。少なくとも数千万~数億円規模の資産を保有しているのではないでしょうか。

SNS・出版本・noteまとめ

SNSは以下の通り。

SNSURL
Youtube
「探究!エミンチャンネル」
https://www.youtube.com/@yurumazu
X(旧Twitter)
@yurumazu
https://x.com/yurumazu

Youtube・Xどちらも精力的に活動。特にYoutubeチャンネル「探究!エミンチャンネル」は、登録者数20万人を超える人気チャンネル。最新の経済ニュースと予想を週に1本程度配信しています。

出版本はかなりの数があるので、ここ1・2年で出版された代表的なものを紹介すると以下の通り。

タイトル定価
エミン流「会社四季報」最強の読み方1,870円
「確率思考」で市場を制する最強の投資術1,760円
エブリシング・バブル終わりと始まり1,870円
なぜこれから30年日本株は爆上げし続けるのか?1,760円
無敵の日本経済! 株とゴールドの「先読み」投資術1,760円
世界インフレ時代の経済指標1,760円

エミンユルマズ氏の投資関連本は評判も良く、興味のあるテーマの書籍を読めば参考になる事も多いでしょう。

特に、「複眼経済塾」設立時から重視している会社四季報の読み方に関する書籍なんかはおすすめです。

また、有料noteでは以下2種類の会員区分を設けて記事やポッドキャストを配信しています。

会員区分料金(月額)
記事オンリーメンバー980円
記事&ポッドキャストメンバー1,480円

「記事オンリーメンバー」は経済ニュースや相場展望に関する記事が読み放題。

「記事&ポッドキャストメンバー」では記事に加え、週1回のマーケット解説と月1回のnote記事解説の音声配信を視聴できます。

月額料金は比較的安価になっているので、気になる方はメンバーに加入してみても良いのでは。

エミンユルマズの予想は当たらない?最新予想を紹介

天才とも称されるエミンユルマズ氏ですが、ネット上では「予想が当たらない」と批判される事も。

ここでは、彼の予想をいくつか紹介し、本当に当たらないのか検証します。

トランプ就任後も為替はドル高基調?

トランプ大統領就任後の経済について、エミンユルマズ氏は当初、選挙中の発言ほどには過激な政策を行わないと予想。

ただし、関税については今すぐインパクトは無いとしてもじわじわと経済に効いてくる、という見解でした。

そのうえで、ドル円相場は下落しても150円前半までですぐに戻る可能性が高い一方、ユーロ円や豪ドル円などクロス円は下落する可能性が高いと見ていました。

さて、実際にはどうだったかというと、関税が経済にダメージを与えるという予想は見事的中。ところが、4月に発表された相互関税はじわじわどころか米国経済に大きなショックを与え、一時は株価・為替・債券すべてが下落するトリプル安状態に陥りました。

ドル円は一時140円を割れるほどの急激な下落に見舞われ、150円前半まで戻る様子は2025年5月現在見られません。一方、クロス円は中国の影響を受けやすい豪ドル円、NZドル円は大きく下落したものの、ユーロやポンドはドルに比べると下げ幅は小さく安定しています。

まとめると、相互関税の影響を高く見積もっていた点は当たっていましたが、ドル円の急激な下落は全く予想できていなかった、という所でしょうか。

トランプ大統領は二期目の自信からか一期目に比べるとだいぶ踏み込んだ政策を行っており、為替相場は毎日サプライズが起こるようなプロでも予測が難しい状況です。この予想を外した点は、ある程度仕方が無いかもしれません。

日経平均は2026年に5万円に達する?

エミンユルマズ氏が日本株を高く評価している事は有名で、とりわけ三菱重工など防衛産業関連の銘柄を好んでいます。

そんな日本株好きのエミンユマルズ氏は、日経平均が2026年に5万円を突破すると予想を立てています。

さらに、2050年には日経平均30万円も突破するだろう、とのこと。

エミンユルマズの予想
東洋経済

日経平均30万円というのは大胆な予想ですが、東洋経済のインタビューでは「日経平均30万円に到達したときの30万は、今の30万(の価値)ではない」と語っており、数字そのものはそれほど重要ではないとも。

要するに、日本経済が成長し緩やかなインフレも続くことで株価が今後も上がり続ける、と予想しているわけです。実際、過去には「2025年に日経平均が5万円に達する」と予想しており、数字にそれほど拘っていない様子。

ただ、「現実的に2025年には5万円に達するのは難しい」と本人も認めていますし、現在の米国発の経済的リスクを考えると、2026年に5万円を突破するかも微妙な所です。

もちろん、日本企業のカバナンス改善傾向や東証のPBR改善要請などを見るに、日本株にポテンシャルがあるのは確かだと思います。しかし、エミンユルマズ氏の予想通り、2026年に5万円、2050年には30万円と順風満帆に行くかは疑って掛かった方が良いでしょう。

ちなみに、彼の長期的な視線でのある種”大雑把な”予想は、「ずっと上がると言っていればいつかは当たるだろう」という批判を生んでいます。

エミンユルマズの予想に対する批判コメント

これはまぁ、その通りですよね(笑)エミンユルマズ氏の日本株の予想は、あくまでも今後も上昇傾向にあるだろう、といった程度の物と考えた方が良いでしょう。

「2026年に絶対5万円を突破するんだ!」と、彼の言葉を信じ込んで全財産つぎ込んだりすると、痛い目に合う可能性があります。予想が外れた場合も含めた投資戦略を立てる事が重要です。

トランプ関税後の相場予想は?

さて、トランプ関税後のドル円相場は予想しきれなったエミンユルマズ氏ですが、日経平均の予想はその後どのように修正しているのでしょうか?

探求!エミンチャンネルの「トランプショックと今後の相場」という動画では、今回の日経平均の暴落は2024年8月に起こった令和のブラックマンデー時に比べて「戻りが遅い」と述べています。

3万700~800円程度のサポートラインは割らなかったものの、上値の重さが意識される事から警戒感を強めています。

ただし、「関税カオスが終わらず!日本株は大丈夫なのか?」という動画ではサポートラインが機能していた事から、最悪の事態は免れたとも語っています。

その上での今後の予想ですが、実は動画内では明確な予想を述べていません。というのも、やはり相互関税後の経済先行きの不透明感を意識していると思われ、分析に終始し安易な予想は避けているように思われます。

この、「下手に予想をしない」という姿勢は見習うべきかもしれません。“休むも相場”という格言もある通り、現在のような予想の付かない相場では、「どうせ上がるだろう」という思い込みで株を買うと手痛い損をしてしまう懸念があるからです。

現在、彼が明確な予想を出していないのは、複雑なヘッジ戦略によって損失を避ける彼の投資手法とも合致しており、明確な考えに基づいた行動として信頼できるものと考えられます。

「暴落時こそ買いだ!」と積極的に買いに行くのもアリなのでしょうが、エミンユルマズ氏のように冷静に相場を見極める姿勢も時には必要かもしれません。

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