投資詐欺のウワサ

投資家りりなの「マネハピ部」は怪しい?口コミや会費などを解説

投資系インフルエンサー「りりな」氏が運営する主婦向け投資コミュニティ「マネハピ部」

「お金の悩みを幸せにかえ、豊かな人生を歩む人を増やすコミュニティ」という触れ込みで、不定期に会員を募集しています。

マネハピ部は、どんな人に合い、毎月いくらかかるのでしょうか。入会時期ごとの料金、会員向けの配信内容、退会方法を確認します。無料の先行案内LINEと、有料のコミュニティ入会は別の手続きです。

この記事では、マネハピ部の口コミ・金額・提供コンテンツなどを紹介。怪しいサービスか解説します。

【結論】マネハピ部は信用できる?

結論から言うと、現時点のマネハピ部を「怪しい投資スクール」や「詐欺的サービス」と断定する材料は見つかりません。高額な投資助言に誘導しているというより、りりな氏の発信を深く追いたい人向けの月額コミュニティと見るのが実態に近いです。

信頼できると考える理由は、運営者であるりりな氏が提供するコンテンツの質の高さ。例えば、Youtube動画では実際に保有している銘柄や実践している投資戦略を公開しており、一時情報の多い独自コンテンツ。

最近あった米国株の暴落時には、新NISAで積み立ててきたオルカンに大きな損失が出た事を包み隠さず報告しています。

このように自分の実績も含めた一時情報を発信している人物は、比較的信用できる傾向にあります。

で、肝心のマネハピ部がどのようなコンテンツを提供しているかというと、基本的にはお金の悩みを共有したい人向けのコミュニティ。Discordを通じて、無料動画では聞けないりりな氏の話を聞いたり、コミュニティメンバー(りりなー)と会話したりといったものです。

その他、動画講義や「1日1問資産運用検定チャレンジ」といったおまけコンテンツも用意してあり、投資や節約について学べる環境が整っている模様。

ただし、会費は入会時期によって変わります。第3期生は月額640円でしたが、公式noteでは6期生の会費として入会金980円・月額800円(税込)が案内されています。料金が上がる仕組みまで理解したうえで判断した方が良いでしょう。

ただし、投資系インフルエンサーにありがちですが、入り口はかなり胡散臭い(笑)例えば、マネハピ部を紹介している公式noteがあるのですが、そこには次のような写真が。

マネハピ部の画像
マネハピ部の画像

気にならない人もいるでしょうが、スタッフかファンらしき人物がみんな揃って手で♡を作っている構図は、外から見るとかなり内輪感が強く映ります。知らない人が見たら「宗教的な雰囲気があるのでは?」と身構えるかもしれません。

また、広告では女子向けのキラキラした雰囲気が前面に出ており、投資のリスクや損失の可能性が目立ちにくいのも胡散臭さの原因の1つ。投資関連のコンテンツで「幸せな人生」という文言を見ると、慎重な人ほど身構えるはずです。

マネハピ部の特徴
マネハピ部の特徴

実際、マネハピ部にはファンコミュニティ色と継続課金ビジネス色が混ざっているため、今後の料金や勧誘方法は見ておきたいところです。

例えば、マネハピ部の料金は入会時期ごとに変動します。第3期時点では月額640円でしたが、公式noteで確認できる6期生の料金は月額800円。新規募集を行うごとに値上げされる方針です。

マネハピ部の料金が上昇
マネハピ部の料金が上昇

コンテンツ拡充や運営管理の負担を考えれば値上げ自体は不自然ではありません。ただ、活動の中心はDiscordで、会員数も数千人規模です。「安いから大丈夫」とだけ見ず、人数が増えた時の収益規模まで含めて判断した方が良いでしょう。

本人は「先に入ってくれた人を優遇したいから」と説明していますが……

マネハピ部の料金が上がる理由
マネハピ部の料金が上がる理由

少なくとも、現状は低額なコミュニティの範囲に収まっていますが、料金改定や追加販売が強くなった場合は評価が変わります。りりな氏はコンテンツ作りが上手く、キラキラした雰囲気を作るのが得意なので、参加者側は冷静な距離感を保った方が良いでしょう。

怪しいコミュニティとまでは言いませんが、基本はファン心理に支えられたサブスク型コミュニティです。参加する人は雰囲気に流されず、料金・退会方法・自分に必要なコンテンツかを確認しておきましょう。

マネハピ部とは?

マネハピ部は、投資系インフルエンサーのりりな氏が運営する「お金の悩みを幸せにかえ、豊かな人生を歩む人を増やす」コミュニティ。PR TIMESでは2024年12月時点で会員数4,000名突破、2026年1月の公式ブログでは約6,000人規模になったと説明されています。

ただ、基本的にはりりな氏のファンクラブ的な要素が強く、有料にしている理由も本人によれば「りりなのことを好きでいてくれる人にだけ情報を届けたいから」とのこと。投資助言を買う場というより、発信者との距離が近い会員コミュニティと考えるべきです。

ちなみに、主婦向けのサービスと言いますが男性も参加できる模様。

コンテンツ自体の質は高いと思われますが、結局の所ファンクラブなので独特の雰囲気が苦手な人には合わないかも。良くも悪くも人を選ぶサービスです。

なお、マネハピ部は投資スクールでは無く、あくまでお金にまつわる悩みを話せるコミュニティ。投資だけでなく、節約方法や家計管理、メンバー同士の交流まで含めた場なので、「銘柄選びを教えてもらう場所」と期待するとズレる可能性があります。

「投資を上達したい!」という気持ちだけで参加すると期待外れになる可能性があるため、気を付けてください。

口コミは公式中心。外部の評判はまだ少ない

公式noteと運営会社のプレスリリースは、サービスの内容や運営側が紹介する感想を知る資料です。一方、会員本人の体験談でも、参加時期、使ったコンテンツ、投稿者と運営との関係を確認する必要があります。

そのため、口コミを見る時は「公式が選んだ良い声」と「外部ユーザーの体験談」を分けて読む必要があります。

口コミで目立つのが、「りりなさんに会えて良かった」「りりなーさんと話せて良かった」「一歩を踏み出せてよかった」などといった感想。自分の意志と出会いにフォーカスしており、”共に学ぶこと”を重視しているようです。

公式が紹介しているものなので良い口コミが中心ですが、少なくともりりな氏のファンで「お金の不安があり悩みを共有したい」と思っている人には、居心地の良い環境になっているのでしょう。

ただ、数千人規模のコミュニティで外部の悪い口コミが少ないのは、評価しづらい点でもあります。Discord内で完結する会員制サービスのため、内側の満足度や不満が検索結果に出にくい構造なのでしょう。

運営会社は「株式会社mamane」

マネハピ部はりりな氏が運営するコミュニティですが、形式上の運営者は「株式会社mamane」。詳細は以下の通りです。

会社名株式会社mamane
所在地東京都新宿区西新宿3-3-13-6階(法人番号公表サイト) / 東京都杉並区荻窪5-30-12(PR TIMES掲載の会社概要)
設立2021年12月
代表取締役神木梨奈
電話番号不明
問い合わせhttps://ririna1.com/contact/
資本金不明
事業内容「マネハピ部」の運営ほかサービス事業
資格不明
法人番号公表サイトの株式会社mamane情報 / PR TIMES掲載の株式会社mamane概要

mamaneは2021年12月設立の企業で、代表「神木梨奈」はりりな氏の本名です。所在地は法人番号公表サイトとPR TIMES掲載の会社概要で表記が分かれますが、マネハピ部やりりな氏の発信事業を法人として運営している形と見てよいでしょう。

法人番号公表サイト側で確認できる西新宿の所在地は「RESONANCE」というバーチャルオフィスです。登記や連絡先として使っている住所と見られます。

公式の利用規約は、投資判断の助言や推奨、利益の保証を行うサービスではないと説明しています。個別銘柄の売買指示や運用代行を受ける契約として考えないようにしましょう。

所在地や資格の有無だけで危険と決めることはできません。むしろ見るべきは、マネハピ部が投資助言サービスではなく、りりな氏の発信・交流を軸にした月額コミュニティとして運営されている点です。

料金は入会時期で変動。6期生は月額800円

マネハピ部の月額会費は入会した期によって変わります。2026年9月23日に確認した公式noteには、6期生の入会金980円・月額800円(税込)が掲載されています。以下の第3期の価格は以前の募集条件です。

  • 第3期生:入会金980円、月額会費640円
  • 6期生:入会金980円、月額会費800円(税込)

6期の通常料金で、入会金と月額会費1回分を足すと1,780円。月額800円を12回支払う場合は会費9,600円、初回入会金を含めて10,580円です。無料特典が適用される場合や、別の募集期の金額では計算が変わるため、最終の申込条件を確認してください。

なお、公式noteでは「会費は少しずつ値上げしていく」と説明されています。りりな氏によれば、先に入ってくれた人を優遇したいという考えのようです。

公式ブログでも、入部時の月額費用は辞めない限りそのまま継続でき、途中で辞めて再入部する場合は再入部時の価格になると説明されています。

現状の月額800円でも投資コミュニティとしては低額ですが、料金が上がる仕組み自体は明示されています。入会するなら「今の料金」「退会後に戻る時の料金」「追加販売の有無」を見ておくべきでしょう。

実績は約6,000人規模まで拡大

マネハピ部の実績は、2024年12月時点で4,000名突破、2026年1月の公式ブログでは約6,000人規模と説明されています。

マネハピ部の実績
マネハピ部の実績

具体的な数字が出ている実績は会員数が中心で、「入会半年で○○円稼いだ」という投資成果は見つかりませんでした。こういうコミュニティに参加する人は、具体的な運用成果よりも居心地の良さや成長できる感覚を求めているのでしょう。

実際、その方面での実績というか感想は、既に紹介した通りたくさん見つかります。ただし、会員数が増えるほど運営側の月額収益も大きくなるため、参加者は「低額だから事業性がない」とは見ない方が良いでしょう。

入会・退会方法

入会案内は公式の先行待機ページから確認できます。公開されている流れは、LINEに登録して募集開始の通知を受け取り、案内された期間内に入会手続きをする方式です。LINEで無料特典を受け取るだけの利用も可能と説明されています。

退会は、公式の特定商取引法表記によると、問い合わせ用LINEへ「退会希望」と連絡し、運営から届く退会ページで手続きを進めます。LINEの友だち解除やDiscordから退出するだけで、課金停止が完了するとは限りません。

2026年6月11日改訂の利用規約では、6月10日以前の入会者は毎月1日、6月11日以降の入会者は原則として初回支払日の毎月同じ日に課金されます。初月無料が適用される場合は初回課金が登録30日後となるため、自分の次回支払日を確認してください。自動更新を止めるには更新日前日までの退会手続きが必要で、月途中の退会でも日割り精算はしないという運営の規定です。解約が有効になる日も入会時期で異なるため、手続き後は最終利用日と課金停止日を確認しましょう。

マネハピ部の退会方法
マネハピ部の退会方法

退会後に再入会する場合、公式noteはその時点の募集価格が適用されると説明しています。また、動画を見られるのは会員でいる間です。一度入会すれば退会後も教材を利用できる買い切り講座とは異なります。

ちなみに、「マネハピ部の次募集まで待てない!」「マネハピ部のようなコミュニティではなく投資がしたい!」という方は株システムのマーケットナビが非常におすすめです。

銘柄情報を探すサービスは、交流を目的とするマネハピ部とは役割が異なります。利用を検討する際は、提供内容や費用に加え、掲載実績の条件も確認してください。以下の検証記事で概要を紹介しています。

マネハピ部のコンテンツ

マネハピ部で提供しているコンテンツを簡単に紹介します。

ディスコード配信

マネハピ部の基本コンテンツはDiscordを通じた配信です。PR TIMESによれば、2024年11月1日にインスタグラムのサブスクリプションからDiscordを利用した会員サービスへ移行しています。

以下3つのトークルームを用意しており、それぞれりりな氏からの配信や会員同士の情報共有・コミュニケーションに使われます。公式noteでも、主な活動場所はDiscordと説明されています。

  • りりなのつぶやき部屋
  • りりなーさんの自己紹介部屋
  • 情報シェアの部屋

「りりなのつぶやき部屋」では、無料コンテンツでは話せないお金のコアな情報や、りりな氏の発信の裏話などを配信。

「りりなーさんの自己紹介部屋」は、その名の通り会員が自己紹介するトークルーム。ちなみに”りりなー”というのはりりな氏のフォロワーのこと。

「情報シェアの部屋」は、会員同士で情報共有できるコミュニケーション用のトークルーム。

これらのトークルームを活用して、受け身に情報を得るだけでなく積極的に交流する事で、共にお金について学び・高めあい・成長しよう!というのがマネハピ部のコンセプトです。

公式noteは、発言や書き込みをせず見るだけの参加も認めています。毎日交流できないことだけで対象外になるわけではありません。ただし、Discordや会員向け配信を見る時間を取れなければ、会費を払っても活用しにくくなります。

オフ会

Discord以外に会員同士が交流できる場として、不定期に開催される「オフ会」やZoom会があります。いわゆるリアルイベント・オンライン交流イベントですね。

公式noteでのオフ会案内は、年に数回の不定期開催です。月1回とされている音声ライブとは別の企画なので、毎月必ず対面で会えるサービスとは考えない方がよいでしょう。

マネハピ部のオフ会スケジュール
マネハピ部のオフ会スケジュール

りりな氏が講師を務めるセミナーの後に開催している事が多く、セミナーから流れでオフ会に参加する人が多いようです。ただ、セミナーは都市部で開催される事が多いので、地方に住んでいる人は難しいかも。

オフ会の詳細は会員にしか案内されないので良く分かりませんが、会場の様子は画像で紹介されています。皆さん楽しそうですね♡

遠方に住んでいる人にはZOOM会なども行われているらしいので、それに参加するのも良いでしょう。

対面交流が苦手でも、動画や音声、過去の配信を自分のペースで見る使い方はできます。一方、個別指導を受けながら決まったカリキュラムを進めたい人は、コミュニティ型の内容で足りるかを確認する必要があります。

”おまけ”コンテンツ

その他、マネハピ部は「おまけコンテンツ」を多数用意しています。

  • 動画講義
  • 1日1問資産運用検定チャレンジ
  • バリバリの金融マン・ジョニーのつぶやき
  • 限定ラジオetc

2026年9月23日の公式noteでは、動画講義とアーカイブは合計70時間超、月1回の音声ライブなどを案内しています。名称が「おまけ」でも内容は増えており、過去分も会員期間中は視聴可能です。りりな氏への質問機会は音声ライブやオフ会にありますが、常時マンツーマンで指導を受けられるわけではありません。

マネハピ部のりりなとは?

ハンドルネームりりな
本名神木梨奈
生年月日1990年
出身埼玉県
年齢2026年に36歳となる年
学歴不明(大卒)
職業投資系インフルエンサー
肩書結婚5年目で資産3,000万円を達成した主婦投資家
経歴2013年、大学卒業後に中小企業に入社。結婚を機につみたてNISAを始める
2020年、会社を退職せざるを得なくなる
妊娠中、お金の不安から短期トレードに手を出し120万円の損失を出す
反省を生かし長期・分散投資で成功
現在は投資系インフルエンサーとして活動
りりなのプロフィール

本人の公式プロフィールでは、結婚後に家計管理を学び、つみたてNISAで少額から投資を始めたと説明されています。家計の見直しと運用を組み合わせてきた経歴であり、紹介される資産額をそのまま投資利益と読み替えることはできません。

特に経歴もエリートっぽさが無く、至って普通の人生を歩んできた印象。もちろん大きな波乱のある人生だったようですが、いわゆる「投資家」の雰囲気は無く、良くも悪くも普通の人です。

要するに、投資の実力だけで評価されているというよりは、SNSの発信力・コンテンツ力で知名度を獲得した人物です。実際、彼女の教える投資手法はオーソドックスなもので、目新しい事を言っているわけではありません。

このように、投資家として突出した運用成績を売りにしている人物ではありません。その代わりに、普通の生活者としての悩みをコンテンツ化する力と、コミュニティを収益化する商売感覚があります。上辺のキラキラした雰囲気だけで判断しない方がよいでしょう。

口コミでは「資産3,000万円」という実績に疑問が

りりな氏個人への感想には、投資の説明や発信の分かりやすさを評価する声と、資産額の見せ方に疑問を持つ声があります。無料コンテンツの評価と、有料コミュニティの使い勝手は分けて判断してください。

わずかに見つかった批判では、「資産3,000万円」という実績の見せ方に対する疑問が述べられていました。

りりなの口コミ
りりなの口コミ

後に解説しますが、資産3,000万円は投資だけで得たものではないと読むのが自然です。「贈与か旦那の貯金」という批判は断定できませんが、少なくとも世帯全体の資産や節約、収入も含めた数字として見るべきでしょう。

テレビ番組やSNSの短い紹介では、NISAで5年で資産3,000万円を貯めたかのように見えることがありますが、これは誤解を招きやすい表現です。

https://youtu.be/sSr7OebjT4o?si=PKydnP2S1TDsASrx

紹介されているNISAの収益を見れば、NISAだけで稼いだわけでは無いと窺えますが、りりな氏は「他にも色々投資していた」とも語っており、それで「3,000万円」になったと言います。

これでは、「投資だけで稼いだような誤解を生む」と批判されても仕方が無いかもしれません。

このように一部批判はあるものの、SNSなどではりりな氏に対する好意的な意見が非常に多くなっています。

Voicyや書籍など、りりな氏のコンテンツに対する高評価がたくさん見つかりました。

ただ、りりな氏の良い口コミには少し気になるものも。例えば、公式noteに紹介されている口コミでは以下のようなものが。

りりなの口コミ②
りりなの口コミ②

マネハピ部のおまけが充実しており会費の金額が安すぎる、という高評価に対して「たぶね、費用あってないよね(笑)」とコメントしています。

確かに第3期生の月額640円や、0期生の月額440円という金額だけ見れば安く感じます。現在の6期生でも月額800円なので、一見「安すぎる」という評価は妥当に思えます。

0期生は、もともとInstagramのサブスクリプションに加入していた人です。仮に2,600人が月額440円を支払う場合、会費の合計は月114万4,000円となります。ただし、これは手数料・人件費・税金などを引く前の単純計算で、りりな氏個人の利益ではありません。

その後、会員数はPR TIMESで4,000名突破、公式ブログでは約6,000人規模と説明されるまで大きくなっています。期ごとに会費が違うため単純計算はできませんが、十分ビジネスとして成立する規模でしょう。

過去のプロフィールには「資産1億越えが見えてきた」という自己紹介もありました。ただし、資産増加のうち運用益、勤労収入、事業収入などがそれぞれいくらを占めるかは、その紹介文だけでは分かりません。マネハピ部の会費が増えたことだけを原因と断定することはできません。

りりなの資産
りりなのプロフィール

こう考えると、月額640円や800円が「安すぎる」という見方は消費者視点の一面的なものです。1人あたりの負担は軽くても、会員数が増えれば運営側にとっては大きな継続収益になります。

だからこそ、参加者は「安いから損しない」と短絡的に考えず、自分が何にお金を払っているのかを確認した方が良いです。お金について学ぶコミュニティなら、運営側の収益構造を冷静に見る視点も必要でしょう。

このような会員の好意的な認識に対して「費用あってないよね(笑)」と返す姿勢には、ファン心理と低額課金をうまく組み合わせるりりな氏の商売感覚が見えます。「マネハピ部のおかげで毎日わくわくしていて幸せ」などという言葉も、熱量の高い会員の感想として冷静に読むべきです。

経歴はどん底からインフルエンサーに

このようなりりな氏の”したたかさ”はどのように形成されたのでしょうか?

りりな氏は1990年埼玉県生まれ、山に囲まれた田舎の町で育ったと言います。両親は自営業者で、バブル期にはお金に苦労したとのこと。ただ、りりな氏には習い事など好きなことをお金を惜しまずやらせていたようです。

高校卒業後は東京の大学に進学。大学卒業後は東京の広告会社に新卒で就職します。ここまで投資とは一切縁が無く、部活やサークルを楽しんだり普通の学生生活を送っていたようです。

投資に興味を持ち始めたのは結婚してからのこと。それまでは手取り17万円の薄給ながら充実して働いていたのが、結婚を機に価値観が変わり、つみたてNISAを始めるなどお金について真面目に考えるようになりました。

そんな矢先に、「予期せぬ事態」が起こり会社を辞めざるを得なくなることに。この辺りの事情はりりな氏にとって辛いものらしく、詳細は不明。

ただ、会社を辞めた事で肩書と社会の居場所を失ったのに加え、続けていた不妊治療も上手くいかず、「何から何まで全て失って、何者でもなくなった」と精神的に追い詰められていきます。

さらに、会社を辞めてしまった事で世帯収入が減り、お金の不安が募るように。家賃の安い家に引っ越したり、頑張って続けていた不妊治療もストップするなど、それまで当たり前だった生活が崩れ始めます。

そのようにお金の不安から再就職を目論んでいた所で、思いがけず妊娠が発覚。嬉しい反面お金がますます必要になる不安から、株の短期トレードに手を出してしまいます。

結果は120万円の損失……この辺りが人生のドン底だったと振り返っています。

りりなの損失額
りりなの損失額

この苦しい時期に助けられたのが、インスタフォロワーが増えてきた事と言います。この辺りから、節約や投資の情報を発信するインフルエンサーとして本格的に活動を開始したようです。

その後の活躍は既に紹介した通りで、長期・分散投資によって資産3,000万円を達成。インスタのフォロワーは30万人規模となり、マネハピ部など有料サービスも開始して、どん底から少しずつ這い上がって行ったようです。

……とまぁ、以上がりりな氏の大体の経歴ですが、嘘臭さはほとんど無く真実でしょう。少なくとも、マーケティングのために書かれた薄っぺらいサクセスストーリーとは異なり、生々しい実感が込められた経歴です。

それだけに、りりな氏のしたたかさがどこから由来しているのかも、この経歴から窺われます。

彼女を突き動かしているのは「お金の不安を消したい=やりたい事を自由にやりたい」という経済的な欲求に加えて、社会から一度居場所を失くした人の「何者かになりたい」という自己承認欲求です。

この2つの欲求を解消するのが「投資系インフルエンサーとしてお金を稼ぐ」という道で、その意志が「マネハピ部」というビジネスに結実したと思われます。

彼女にとって「りりなーさん」はインフルエンサーとなるきっかけであり、自分を応援してくれる大切な存在です。が、それと同時に、継続課金型の事業を支えてくれる存在でもあります。

会員数と月額会費から売上規模を概算することはできますが、期ごとに会費が異なり、費用や利益の全体は公開情報だけでは分かりません。「費用が合っていない」という発言の妥当性を判断するには、運営費用も必要です。

SNSを中心とするインフルエンサービジネスは、多かれ少なかれこうした戦略で矛盾を解消し、ファンからの共感や愛情をお金に変えています。

りりな氏のしたたかさは、どん底から這い上がるために「投資系インフルエンサーとしてお金を稼ぐ」という道を選んだこと、つまり「フォロワーとの関係を収益化する」という生々しい意志の所産と言って良いでしょう。

投資手法は長期・分散投資

りりな氏の投資手法は、基本的にはNISAを活用した「長期・分散投資」というオーソドックスなもの。毎月決まった金額を積み立てているほか、配当金目的で個別銘柄への投資も行っています。

投資信託は基本的に毎月同じ額を投資し、配当目的の銘柄はポートフォリオを意識して1株ずつ買い足しているとのこと。コツコツ積み立てる堅実な投資手法です。

もともと短期トレードで大失敗した経験があるからこそ保守的な運用を行っているようですが、気になるのは果たしてその投資方法で「資産3,000万円」を達成できるのか?ということ。これについて次に述べます。

実績

りりな氏は「結婚5年目で資産3,000万円を達成した主婦投資家」という触れ込みで活動しており、3,000万円という数字は彼女の大きな実績となっています。

ただ、どうも投資だけで3,000万円を達成したわけではない模様。パートナーの財形貯蓄等も含めた世帯全体の資産で3,000万円ではないか、と思われます。

というのも、りりな氏は過去のブログ記事で結婚2年目時点の資産について、投資中の資金や今使えるお金、夫の貯金など諸々のお金を集めると「1,000万円台」と書いているのです。

りりなの資産②
りりなの資産②

この書き方からすると「資産3,000万円」というのも同じ計算方法で算出しているのでは。

従って、結婚5年目で3,000万円達成したのは、投資だけでは無く夫の収入も含まれていますし、節約なども駆使して達成したものと考えられます。

紹介されている2025年1月末の運用損益は、りりな氏約250万円、夫約280万円、息子のジュニアNISA約200万円という当時の例です。これらは元本を含む資産残高とも、家計全体の累計利益とも別の数字です。資産3,000万円との違いだけで、不正な実績と判断することはできません。

……正直、見せ方はかなり強いですよね。資産3,000万円と書いていると、資産運用だけで稼いだように受け取る人もいるはずです。

こういう”マーケティング手法”を見るに付けても、りりな氏がかなり商売上手で、見せ方を分かっている人物という事が分かります。

いずれにせよ、「資産3,000万円」という記述からマネハピ部を投資スクールと考えると、期待外れになるでしょう。逆に、投資について良く分からないけどお金の不安を抱えている人であれば、幅広い選択肢を見出せるかもしれませんね。

運営中のSNSと出版本

最後に、りりな氏が現在運営しているSNSや出版本を紹介。

SNSはかなりの数を運営しており、現在確認できたものだけでも以下のように非常に多くあります。

SNSURL
SNSURL
Youtube
「りりな家計管理と投資をする主婦」
https://www.youtube.com/channel/UCfdRXiDhXijuxcZEs0kQqYg
ブログ(公式サイト)
「カケマネ」
https://ririna1.com/
Instagram「@kakemane」https://www.instagram.com/kakemane/
X(旧Twitter)「@ririnablog」https://x.com/ririnablog
TikTok「ririnakakemane」https://www.tiktok.com/@ririnakakemane
Facebookhttps://www.facebook.com/p/りりな家計管理投資で資産運用中の専業主婦-100063582882177/
Voicy
「楽しく賢く資産運用する主婦りりなラジオ」
https://voicy.jp/channel/2618
りりなのSNS

頻繁に更新しているのがインスタ。元々インスタで人気のインフルエンサーだったので、現在でも投資情報を中心に頻繁に更新しています。

また、Youtube・Voicy・ブログ「カケマネ」では、それぞれ動画・ラジオ・テキストコンテンツを定期的に配信。TikTokでも週に1本程度はショート動画を配信しています。

一方で、XやFacebookはほとんど更新していません。なので、マネハピ部の情報を得たい人はとりあえずインスタをフォローした上でブログを定期的にチェックしておけば良いでしょう。

書籍には、2023年刊の『はじめ時はいつも今 主婦にやさしいお金の増やし方BOOK』があります。著者の2026年9月23日時点のnoteプロフィールは、同書の累計を6万部と紹介しています。

りりなの書籍
りりなの書籍

投資の知識が無い人向けに基本を分かりやすく解説しており、アマゾンでの人気も高い本です。投資初心者が初めて読む本としては最適な一冊かもしれません。

正直なところ、マネハピ部は詐欺的な投資スクールというより、りりな氏のファンクラブに近いコミュニティです。人を選ぶサービスなので、向き不向きはかなり分かれます。

りりな氏の動画や書籍はクオリティが高いので、そこから学ぶだけでも十分と思われます。よほどのファン、またはDiscordで話し合える仲間が欲しい人でない限り、無理してマネハピ部に参加する必要はないでしょう。

ちなみに、”学ぶ”ではなく具体的な”高騰期待銘柄“を知りたい方は株システム「マーケットナビ」が非常におすすめ。

AIによる銘柄抽出の案内を確認する際も、利益を保証するものとして受け取らず、対象期間や選定条件を見て判断してください。サービスの概要は、以下の検証記事で紹介しています。

マネハピ部の口コミ

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