ですが上記のオンラインスクール会員数調査を行った第三者機関に直接確認を取ると、何とも煮え切らない返答ばかり。
調査方法から調査結果に至るまで何もお答えできないといった具合です。恐らく直接確認をしてきたのは私が初めてなのでしょう。
担当者の慌てっぷりとビビり方には笑わせて頂きました。有料コンテンツの検証では、問い合わせの詳細をご説明しています。
検証の結果ですが、特に悪徳と言える要素はなく、スクールの内容についても確認できる項目が非常に少ないので、証拠不十分により不起訴。といった感じです。
ですがトップページに掲載している怪しい日本一の認定は別です。○ンドセレクション並みに胡散臭いもので集客を行っている事に関しては、悪質ないし悪徳と言えます。
CMBの特徴・運営方針
いろんな環境でも月に5%から10%程度の利益を出せる トレーダーになるための技術の指導を行っております。今まで、イロイロな投資教育商材・DVD・Eブック・セミナーに行って勉強しても 儲けられるトレーダーにはなれなかった・・・ CMBに入塾すると、そんなあなたの弱点がハッキリするそうです。 CMBの商品の概要、サービスの紹介
(1)無料コンテンツ CMBの無料コンテンツを検証
CMBでは無料コンテンツを提供していません。HPを確認する限りでは、トップページに掲載されている書籍、「株の学校」の著者である「窪田 剛」氏と、セミナーや講習を行う個人投資家、「内田 博史」氏が提供しているサービスがメインのコンテンツのようです。 CMBの有料コンテンツを検証
CMBの有料コンテンツは主に2つの有料会員サービスになります。
まず、トレード塾ですが、前章でお話しした内田氏を含む、 4名が講師として参加しています。 CMBの会員登録の有無、コンテンツ総評
無料会員サービスは行っていません。無料提供しているコンテンツすら存在していないので 、一体利用者は何を根拠に契約しているのでしょうか?CMBのサポート体制を検証
サイト上にお問合せフォームがあり、そこから直接確認を行いました。
日本能率協会総合研究所から直接確認しろ、という責任逃れのような返答を頂いた ので、致し方ありませんね。 CMBの口コミ情報を調査!
口コミを検索したのですが、どうも信憑性に掛けるようなものばかりが投稿されています。そのようなものをご紹介するのも忍びないので、私の持論を。CMBの会社所在地を検証
会社所在地を確認すると、高層マンションが見つかりました。
賃料を調べるとなんと400,000円です。いやー、高い。 さぞ稼いでらっしゃるのでしょう。 なんと言っても会員数調査で日本一ですからね(笑) 調査結果や調査方法に至るまで、何も答えられない謎の調査ですが
。
無料提供しているコンテンツはありません。利用者は一体どこで判断しているのでしょうか?
(2)有料コンテンツ
・CMBトレード塾 入会金10,500円+半年会費63,000円
どんな状況でも月5%~10%の利益を出せるトレーダーになるための技術指導を行っています。
・CMB投資顧問 入会金42,000円+半年会費252,000円
ただ単に推奨やアドバイスを行うだけではなく、推奨した理由やアドバイスの背景にある考え方を公開していきます。
・ザ・トレンドマスター – TTM –99,700円
スイングトレードを中心とした、投資講座DVDです。
・購入可能株数計算ツール
上記のTTMの購入者に無料開放されているツールです。 内容は確認ができません。
この内田氏、私は存じ上げなかったのですが業界では有名な方なのでしょうか? 検索すると、内田氏のブログ が見つかったのですが、内容はFXブログとなっています。
言葉遣いがあまり私の好みではないのですが、感じ方は人それぞれですよね。 ブログには暴言等も目立つ為、印象が悪いです 。
肝心の内容はデイトレード、スイングトレードを中心とする、短期売買の指導を行うようです。紹介ページでは 700万円を1億円に増やすスキルが習得できる と記載していますが、700万円もの大金を現在運用している方はいらっしゃいますか?
私としてはその前に700万円を捻出する手法を教えていただきたい。 そしてトレード塾の推奨している利回りは、 月ベースで5%~10%です。運用する資金にもよりますが、結構な時間を要するでしょう。
そして閲覧できる講座の内容はテキスト形式と週1回程度の動画のようです。テキスト形式の教材では限界があると思いますが・・・ 。
さらに同サービスの内容には電話相談が別料金で記載されており、完全予約制で1回の料金がまさかの 電話1回で63,000円 という超高額な料金です。電話相談の方が会費より高い のには驚きです。
続いて投資顧問サービスですが、料金は初回にかかる入会費を含めると、半年で30万円ほどかかります。実際にどのような銘柄推奨を行うのか、そのような助言を行うのかに関しては、一切言及していません。
最後に、トップページに掲載される日本能率検定協会総合研究所の調査で、 有料オンライン株式スクール受講者数日本1位に認定されたと掲載しています。
聞いたことのない協会が認定した、聞いたことのない調査であった為、実際に電話にて研究所に確認を取りました。 そこで担当者が答えたのは、何とも煮え切らない答えです。
以下、私と担当者の会話をQ&Aで掲載します。
Q:「オンラインスクール会員数調査は本当に行われているのか?」
A:「当研究所で実際に行った調査に間違いありません」
Q:「どのような調査をおこなったのか?」
A:「調査は実際に行ったが、調査方法は公開できない」
Q:「日本一に認定しているが、2番目や3番目は把握しているのか?」
A:「それについてもお答えできない」
Q:「具体的な名前はいらない、把握しているのか答えろ」
A:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
Q:「このような調査を行った理由はなにか?」
A:「お客様から依頼があったため、調査を行いました」
Q:「あなたの言うお客様とは、誰を指しているのか?」
A:なんかモゴモゴ言っていました(笑)
Q:「ではどのような質問なら返答できるのか?」
A:「CMBに直接確認してください」
常に怪しい調査であるという事しか確認ができませんでした。恐らくはCMB 側が依頼して行った出来レースのような調査なのでしょう 。 というのが私の見解です。
ここまでの検証結果では、高額な料金を支払ってまで、サービスを受ける根拠が分からない。謎の調査結果をトップページに掲載しているのならなおさらです。
受講者数が日本一の認定も、この研究所に問い合わせた私からすると、非常に怪しい。 この様に謎の第三者機関に依頼をする姿、少し前の都知事を思い出しました(笑) 第三者の厳しい目で、調査してほしいものですね。
研究所に連隠した際のやり取りを伝え、CBM側が調査を依頼したと暗に匂わすような回答をしていたこと、実際の調査はどのようなものだったのか? まぁ予想はしていましたが、音沙汰なしです。都合が悪すぎて答えられないのでしょうね 。
このような情報配信のみを行うサイトは、結局勝てるかどうかは本人次第。勉強と割り切って初心者が利用するなら良し。ある程度の知識がある方なら、大した情報は載っていないと感じることもあるのでしょう。
ですがオンラインスクール会員数調査の件は別の話。これの関しては悪徳ないし、悪質サイトと言わざるを得ない かと思います。