検証の結果判明したのはなんとも下らない理由でした。運営会社の信用を失いかねない、ただの人手不足という事実には少し同情しますが、投資情報を配信する企業としては如何なものかと。
ネット上では口コミも確認できないので復活した現在も運営状況は芳しくない模様。このままでは閉鎖してしまいそうな雰囲気すら醸し出している悲しいサイト。やはりお勧めは出来ません。
相場技研の特徴・運営方針
商品先物の分野で活躍する方々を執筆者として迎え、株情報を配信するサイトとして運営しています。執筆者が情報に値段をつけて提供し、読者が自由に選んで購入する仕組みは公明盛大な株情報の提供を実現しています。将来的には株情報サイトとして10本の指に入るくらいの実績を上げたいそうです。 相場技研の商品の概要、サービスの紹介
(1)無料コンテンツ 相場技研の無料コンテンツを検証
無料コンテンツは2つ提供しています。 相場技研の有料コンテンツを検証
有料会員サービスに申し込むことで「秋山レシオ」による売買サインやコラムなどが利用可能です。「秋山 昇」という人物が開発した独自のものだそうですが、同氏の名前で検索を行ってもそこまで情報が出てこないので、知名度の高い訳ではないようです。 相場技研の会員登録の有無、コンテンツ総評
無料会員登録は行っていません。無料情報については謎の人物の日記と相場データが閲覧できるだけの微妙な投資情報です。有料サービスについては「秋山レシオ」の不明瞭さや運営会社の不信感が凄まじいものでした。現在は活動を再開しているようですが、信用を取り戻すにはまだ時間が掛かるのでは? 相場技研のサポート体制を検証
投資助言を行う投資顧問サイトではないので、売買指示などのサポートを受けることは出来ません。あくまで売買シグナルなどの情報提供を行っているサイトなので、ご検討中の方がいたらご注意下さい。 相場技研の口コミ情報を調査!
口コミ情報を調査しましたが、利用者とみられる投稿は確認できませんでした。サービスの休止期間も長かったようなので仕方ありませんね。運営開始は2003年と13年前なので、口コミサイトや検証サイトには取り上げられていました。復活したものの、利用者はほぼいないという事でしょう。 相場技研の会社所在地を検証
会社所在地を確認すると、一軒家が見つかりました。どう見ても企業が運営しているサイトではないと思っていましたが、やはり個人レベルで運営を行っているようですね。副業レベルの投資サイトの情報を鵜呑みにする訳には行きませんよ。もう少し読者に対してコンテンツの説明をするべきです。
・獣王の日々雑感
獣王となのる人物が執筆するブログのようなものです。
・相場データ
商品先物の過去のデータを閲覧可能です。
(2)有料コンテンツ
・相場技研有料会員 30日間 21,600円
「秋山レシオ」と呼ばれるアルゴリズムによって導きだした商品相場の予想を配信します。
1つ目の獣王の日々雑感ですが、更新頻度の低いブログのようなものですね。タイトルに「雑感」と記載しているので致し方ないですが、少し雑感すぎる内容となっています。月に3~4回しか更新されない無料情報なので、わざわざ見に行くようなコンテンツではありませんでした。
2つ目の相場データでは、各先物商品の過去にデータを閲覧できます。基本毎日データは更新されているようなので、こちらはまともに稼働しているコンテンツのようです。こちらもブログのような更新頻度だったら終わりですね。これで無料情報の検証は終了です。正直、役立つ無料情報を配信している投資情報サイトではないので、無料情報だけを利用できるような便利なサイトではありません。
「秋山レシオ」に関しては商品先物の他にも個別銘柄やFXにも代用可能だそうですが、現状では対応していない為、申込できないとの事です。サイトの開設は2003年なので、13年間も非対応のまま。
余り融通の利かない「秋山レシオ」ですが、利用料金は月額21,600円です。現状は商品先物のシグナル配信等のサービスしか確認できないので、どうしても割高に感じてしまいます。
何故13年間も仕様が変更されていないのかというと、「相場技研」は2009年に1度運営を休止しているからだと思われます。理由としては「執筆者の確保が出来ない」簡単に言うと人手不足だそうです。人手不足でサービスを休止してしまう情報サイト。私は利用しようとは思いませんね。