今回の検証で発覚したのは、その情報を根底から覆すような事実でした。そこで調査を続けて行くと、生方氏がひた隠しにするいくつかの謎が解明されました。 それは
? 名前の明かされない以前所属していた投資助言会社
? その投資助言会社が行政処分を受けていた事実とその理由
? 取締役に名を連ねるもう一人の生方氏
以上の事実が今回の検証では明らかになり、掲載されている実績への不信感は更に増す一方でした。
以下の検証結果をご覧いただければ、35カ月間無敗、95%の勝率と、生方氏が語る伝説の真相が明らかになるでしょう。
グローバル・アセット・パートナーズ(Global Asset Partners)の特徴・運営方針
株式会社グローバル・アセット・パートナーズの事業の柱は、①投資助言業 ②出版・販売事業 ③投資教育事業の3つです。特に投資事業では、これまで数多のセミナー等を開き、お客様の投資リテラシーの向上に貢献しています。
過去3年程度に及び素晴らしい成績を上げて、賞賛の声を頂いているようです。 グローバル・アセット・パートナーズ(Global Asset Partners)の商品の概要、サービスの紹介
(1)無料コンテンツ グローバル・アセット・パートナーズ(Global Asset Partners)の無料コンテンツを検証
無料コンテンツは提供していません。
これではつまらないので代表である生方 茂樹氏の調査をすると、以前に生方 茂樹氏が所属していた投資助言会社「株式会社プログレスマインド」 は金融庁より行政処分を受けていることが判明しました。グローバル・アセット・パートナーズ(Global Asset Partners)の有料コンテンツを検証
有料会員コースは2種類あり、どちらも紹介ページでは90%以上の実績があると、年間の運用成績と共に掲載しています。
そして同ページの注意書きには 「以前に所属していた投資助言会社にて、会員向けに配信した内容の損益」と記載しています。そしてその投資顧問会社の名前は明かされていません。 グローバル・アセット・パートナーズ(Global Asset Partners)の登録可能なコンテンツの紹介
無料体験に登録したのですが、開始は月初(1日)からになっているようで、登録完了メールすら届かない状態です。これは1日に申し込まないと使えないということでしょうか?だとすると非常に使いにくい体験ですね。 グローバル・アセット・パートナーズ(Global Asset Partners)のサポート体制を検証
Q&Aのコーナーにて、
「怖くありませんか?」という質問に対し「生方」氏はグローバル・アセット・パートナーズ(Global Asset Partners)の口コミ情報を調査!
サイト開設が2015年とまだ日が浅いからか、口コミはほとんど発見できませんでした。もしくは利用者が全くいない為に口コミが投稿されてないのでしょうか? グローバル・アセット・パートナーズ(Global Asset Partners)の会社所在地を検証
会社所在地を確認すると、マンションが見つかりました。契約締結前交付書面を確認したところ、役員の氏名の欄には「生方 茂樹」氏の他に2名の取締役がいるようです。
無料コンテンツの提供はありませんが、有料会員サービスの無料体験を行っています。
(2)有料コンテンツ
・オプションコース 1ヶ月29,000円
日経225オプションの科学的な戦略を駆使。驚きの成績を獲得。伝説のシグナル配信が始まります。月間勝率95.34%、35か月間無敗の伝説と呼ばれる生方 茂樹氏が分析を行うそうです。
・株式コース 1ヶ月29,000円
勝率93%という配信記録。2013年5月のサービス開始以来、月ベースで負けなしの株式個別銘柄配信です。過去に所属していた投資顧問での成績は通算62勝4敗という驚異的な実力です。
何を行ったかというと、「顧客の出資金を会社経費に流用」・「顧客に対し、虚偽の運用報告を行った」というものです。 ということは有料コースの案内に記載されている、 35カ月無敗や勝率95% の文言は虚偽の可能性も出てきましたね。
前章で発覚した行政処分の内容は 「顧客に対し、虚偽の運用報告を行った」というものです。 そして代表の「生方 茂樹」氏をいくら調べても、行政処分を受けた「株式会社プログレスマインド」以外の投資顧問会社に所属していたという情報はみつかりません。
ということはこの掲載されている実績は果たして本当なのでしょうか? 勝率95%という数字は並大抵のものではありませんし、加えて上記の事実もあります。
本当に実績を出したのなら、以前所属していた投資助言会社の会社名を明かしてもいいような気もしますが、HP上にあるプロフィールから「プログレスマインド」に所属していた経歴は確認できません。やはり、よほど都合が悪い経歴なのですね。
コンテンツ紹介ページにはその他にも雑誌の掲載された、と言っていますが、肝心の掲載内容は確認できず、唯一確認できるのはその雑誌の発行は2008年だということです。
またその他にも取材記事が掲載されている雑誌はあるとも書かれていますが、なぜあえて古臭い雑誌掲載実績を引っ張り出してきたのでしょうか?これには何か理由がありそうです。
「しっかりと仕組みを理解してから取引を行うようにしてください。リスクとリターンを踏まえた上でご自身の判断で行いただくようお願いします※配信通りに注文すれば、確実にもうかる。というものではありません」
引用元:http://www.grobal-ap.com/
と回答しています。 これはもっともな回答ですね。 ですが一方では、
「配信通りに売買しようとするなら、あなた自身があれこれ考えて思い悩む必要はありません」
引用元:http://www.grobal-ap.com/
と語っています。
言っていることが真逆ですね。私達は一体、何を信じればいいのでしょうか?
一人は「生方 恒子」氏、もう一人は「手塚 弘子」氏(非常勤)と書かれています。 同性なのでおそらは、ご夫婦で自宅にて運営しているのでしょう。 非常勤の方は毎日、代表取締役の自宅に出勤するわけにもいきませんからね。