2025年2月25日〜2月28日、産業用ロボットやメカトロニクス製品の製造を行う安川電機の株価が4日連続で下落。
理由はアメリカが中国へ行った追加課税の影響ですが、詳細やネット上の反応について紹介します。
安川電機とは?会社概要や歴史など

株式会社安川電機は、産業用ロボットやメカトロニクス製品の製造メーカー。福岡県北九州市に本社を構えています。
2020年には、半導体製造装置などに使用するACサーボモーターの累計販売台数が2000万台に到達。世界シェア1位を獲得しました。
また、産業用ロボットの世界シェアは4位。製造製品の売り上げの約7割が海外企業となっていますが、会社の歴史は以下の通り。
株式会社安川電機の歴史
1915年、前身企業「合資会社安川電機製作所」創立
1919年、「株式会社安川電機製作所」設立。
1949年、東京証券取引所・大阪証券取引所に上場
1984年、TQM(総合品質管理)の発展に貢献した団体や個人に授与される経済学賞「デミング賞」受賞
1991年、株式会社安川電機製作所から現在の株式会社安川電機へ商号変更
2013年、海外初となるロボット生産拠点を中国の常州に開設
安川電機の国内主要子会社は、下記の企業が存在します。
- 安川オートメーション・ドライブ株式会社
- 株式会社安川メカトレック
- 末松九機株式会社
- 株式会社FAMS
- 株式会社エイアイキューブ(AI3)
- ロボティック・バイオロジー・インステテュート株式会社
- 株式会社ベスタクト・ソリューションズ
- 安川コントロール株式会社
- 株式会社安川ロジステック
- 安川マニュファクチャリング株式会社
- 株式会社ドーエイ
- 安川オビアス株式会社
安川電機の株価が4日連続下落。その理由とは?
2025年2月25日〜2月28日、安川電機の株価が4日連続で下落。2025年2月28日の株価は、前日比158円(3.74%)安となる4060円でした。
理由は、アメリカ大統領のドナルド・トランプ氏が、中国に追加関税を行うと表明したことが関係しています。
2025年2月4日、トランプ氏は中国に対して、輸入品に10%の追加関税を課すと義務付けましたが、2025年3月4日からは10%の追加課税を課すと発表。上乗せ分と合わせると20%の課税が言い渡されています。
アメリカが行った対中国への追加関税を受け、中国への売り上げが多い安川電機などの企業は株価が一気に売りが入り、株価が連日下落し続けているのです。
安川電機の株価下落に対する反応
安川電機の株価が4日連続下落している事に対して、ネット上ではどのような反応を示しているのでしょうか。紹介していきます。
前日に一部メディアで延期されるという報道が流れ、関税発動に対する期待感が高まった中でのこの発表は、市場にとってネガティブな材料となり、自動車関連や中国依存の企業の株価に売りが出た。特にトヨタをはじめとする自動車関連銘柄や安川電機などの中国関連株には厳しい反応が見られた。#株式投資
— Yamada (@Stas83357546) February 28, 2025
安川電機の株価が続落している。これは、トランプ米政権が中国に追加関税を課す決定をしたことが影響している。経済の影響は広範囲に及ぶため、企業や個人が共に困難に直面する時期であることを忘れてはいけない。#経済 #株価 #関税
— やかん Ver2.0 (@AIyakanakan) February 28, 2025