三菱商事の株価が大幅上昇。バフェットの株主への手紙が理由か

探偵

2025年2月25日、大手総合商社「三菱商事」の株価が大幅上昇。理由は、バフェット氏の”株主への手紙”が関係しています。

今回は三菱商事の株価が上昇した理由を解説すると共に、ネット上の反応について紹介しますので最後までご覧ください。

三菱商事とは?会社概要や歴史など

三菱商事のロゴ
三菱商事のロゴ

三菱商事株式会社は、三菱UFJ銀行・三菱重工業と並ぶ三菱グループ(旧三菱財閥)御三家の大手総合商社。

また、「三井物産」「住友商事」「伊藤忠商事」「丸紅」と並ぶ5大商社の1つであったり、近年は「双日」「豊田通商」「兼松」を追加した8大商社と称されることもあります。

設立は1950年となっていますが、原点は1918年に設立されています。

元々は三菱商会三菱蒸汽船会社三菱社の3つに分かれていたものの、第一次世界大戦にかけて取扱品目数の飛躍的向上を見たため、4代目総帥の岩崎小弥太が各事業部門を独立させました。

また、第二次世界大戦後、三菱商事はGHQの財閥解体指令により解散し174の会社に分裂後、活動制限の緩和により以下3社に集約。

  • 不二商事
  • 東京貿易
  • 東西交易

1954年に旧三菱商事の清算会社「光和実業」が三菱商事に商号を戻し、3社を吸収して再統合を経て復活しています。

そんな三菱商事ですが、本社は東京都千代田区丸の内にありますが、2つの異なるビルに本社があり、各部署・部門ごとにビルが異なります。

各部署の所在地は下記の表をご覧ください。

三菱商事ビルディング
(東京都千代田区丸の内2-3-1)
丸の内パークビルディング
(東京都千代田区丸の内2-6-1)
監査部産業DX部門
コーポレートスタッフ部門石油・化学ソリューショングループ
天然ガスグループ産業インフラグループ
総合素材グループ自動車・モビリティグループ
金属資源グループ食品産業グループ
コンシューマー産業グループ
電力ソリューショングループ
複合都市開発グループ

また、2022年4月時点は国内に9つの拠点があり、海外拠点は事務所が52箇所。本店が36箇所。支店などが24箇所も存在。

2019年時点のグループ会社は上場子会社・上場関連会社別に下記の表にまとめていますのでご覧ください。

上場子会社(証券コード)上場関連会社など(証券コード)
日東富士製粉(2003)カンロ(2216)
日本ケアサプライ(2393)伊藤ハム米久ホールディングス(2296)
日本食品化工(2892)かどや製油(2612)
千代田化工建設(6366)TOYO TIRE(5105)
三菱食品(7451)三菱自動車工業(7211)
カノークス(8076)
明和産業(8103)
ライフコーポレーション(8194)
マルイチ産商(8228)
三菱HCキャピタル(8593)
エージーピー(9377)
日本KFCホールディングス(9873)

三菱商事の株価が大幅上昇。その理由とは?

2025年2月25日、三菱商事の株価が前週比204円50銭(8.59)高となる「2585円」を記録。

理由は、バフェット氏の”株主への手紙”が公表され、買いが先行しているからです。

2025年2月22日、アメリカの著名投資家であるウォーレン・バフェット氏は、毎年行っている「株主への手紙」を公表。

日本の大手商社5社の株式買い増しに意欲を見せると共に、将来的に各社との協業も視野に入れているという内容が記されたものでした。

また、以前まで株式保有比率を10%に抑えてきた方針に対して、上限を適度に緩めることで合意したことも判明しています。

三菱商事の株価に対する反応

三菱商事の株価が大幅に上昇したことを受けて、ネット上ではどのような反応を見せているでしょうか。

三菱商事の株価が大幅上昇。バフェットの株主への手紙が理由かの口コミ

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