2025年2月20日、大手回転寿司チェーンくら寿司の株価がストップ高気配まで上昇。
理由は、株主優待制度を再導入すると発表したからです。
今回はくら寿司の株価上昇について詳しく見ていきましょう。
くら寿司とは?会社概要や歴史など

くら寿司株式会社は、47都道府県全ての地域で店舗展開をする大手回転寿司チェーン「無添くら寿司」で名を馳せており、「無添蔵」「くら天然魚市場」などの和食レストランを近畿圏限定で展開。
本社は大阪府堺市中区に構えており、創業は1977年です。
くら寿司株式会社の歴史
1977年5月、大阪府堺市で一般的な寿司店としてオープン
1984年7月、「回転寿司くら」開業
1990年、「株式会社くらコーポレーション」設立
2001年5月、ナスダック・ジャパンに上場
2004年10月、東京証券取引所第2部に上場
2005年10月、東京証券取引所第1部に指定替え
2008年1月、アメリカ・ロサンゼルスに初の海外進出
2014年12月、台湾台北市に1号店「松江南京店」をオープン
2019年5月、株式会社くらコーポレーションから現在のくら寿司株式会社に商号変更
2019年8月、アメリカの現地法人「くら寿司USA」がナスダック市場に上場
2020年9月、台湾の現地法人「アジアくら寿司」が台湾のタイペイエクスチェンジに上場
2021年7月、北海道初店舗「くら寿司 ラソラ札幌店」オープン。全国47都道府県に出店
2023年6月、中国上海市に1号店「上海龍之夢中山公園店」オープン
2024年7月時点で全国551店舗を展開し、アメリカに64店舗、台湾には57店舗を展開しています。
くら寿司の株価がストップ高気配に。その理由とは?
2025年2月20日、くら寿司の株価がストップ高水準となる前日比500円(19.30%)高の3090円まで上昇した理由は、株主優待制度が鍵となっているようです。
2025年2月19日の取引終了後に、くら寿司は公式サイトにて株主優待制度を再導入すると発表。以前まで株主優待制度が導入されていたものの、2024年12月には株主優待制度の廃止を発表しています。
この発表後、多くの株主から株主優待制度の意見や要望が相次いでおり、くら寿司側は改めて株主への利益還元について協議を行った結果、今回の株主優待制度の再導入を決めました。
株主優待制度は、2025年4月末までに100株以上を保有している株主が対象となり、各保有株数に応じた金額の食事券が配布されます。
各保有株数による食事券の金額については下記のとおりです。
保有株数 | 金額 |
---|---|
100株以上 | 2500円 |
200株以上 | 5000円 |
400株以上 | 10000円 |
1000株以上 | 20000円 |
くら寿司の株価に対する反応
くら寿司の株価上昇に対するネット上の反応について紹介します。
くら寿司、3000割らずに反発か。優待は強し。ついでにガリも見直してください
— 透視神託 (@hozi_ru) February 21, 2025
くら寿司
— しんくわ💙 (@newshinkuwa) February 22, 2025
株主優待廃止⤵
株価下落させて
創業者関係の会社が株を買付したあと
株主優待復活させて株価を戻したのか。
悪いことしてますやん
優待廃止&株価暴落のタイミングでくら寿司副社長の運営する会社がくら寿司株を買う
— 池田岳大 (@jya_sta) February 22, 2025
→たった2ヶ月で株主優待復活&なぜか優待制度がパワーアップする
→当然株価は急騰
これ出来るなら永遠儲けられる https://t.co/hHkx6ac9tU