要するに「トリプルエー投資顧問」が近い内に行政処分を受けることがほぼ確定したということです。今回のような勧告がなされるのは稀で、相当悪質なことをしなければここまでのことにはなりません。
では、「トリプルエー投資顧問」は一体何をしたというのでしょうか。勧告の内容を簡単に説明すると
☑ 電話勧誘で社長がデマカセ(株価4倍とか)言って契約を勧めた
☑ 「秘密情報、禁断の裏話、裏情報」なんて無いのに販売していた
☑ 負けてるほうが多いのに勝ってる実績だけ紹介してた
以上3点が問題視されたようです。結論、まとめるとただの詐欺ということですね。このような企業が投資顧問を名乗っていたこと自体に腹が立たちます。投資顧問業界の名誉の失墜にも繋がりかねない事件ではないでしょうか?
何にせよ今回の出来事で私が3年以上も「トリプルエー投資顧問」は悪徳サイトだと言い続けて来たことが正しかったと証明されました。今後、少しでも被害者が減ることを期待します。
※以下以前の検証※
口コミでは高評価ばかりのトリプルエー投資顧問。一見すると実際の利用者が書き込んでいるような口コミですが、検証の結果ではいくつもの疑惑が浮上。そして次々と発覚する事実は優良とは言い難い運営実態。
☑ コラムニストとの怪しい繋がり?
☑ 同サイトによって決められる、会員の優先順位?
☑ 切り捨てられる有料コース会員?
☑ HP開設日と会社設立日の差異、その空白の11年?
☑ サクラによる利用者のねつ造?
挙げたらきりがない程に、どこをとっても悪徳サイトと言わざるを得ない状況。流石の私も戦慄しましたよ。 そして作りこまれたHPとは、相反するかのように見つかる疑惑に対し徹底的に検証を行いました。
追記:「株プロフェット 」という投資顧問サイトとの怪しい繋がりが発覚しました。 今回の検証と合わせてお読み頂くと、いかに怪しい運営を行っているのか分かるはずです。
追記2:「トリプルエー投資顧問」に対して利用者を装い電話を掛けた“電話調査記事”を追加致しました。検証では分からなかった事実が次々と明らかに…?ご興味のある方は、この記事の最下部にあるリンクから。
トリプルエー投資顧問の特徴・運営方針
明確な売買助言でプロ推奨銘柄の買値&売値からリスク回避のロスカット値までをしっかり助言。高度なテクニカル及び精密なファンダメンタル分析から導く、いま最も旬な株情報を提供。プロの投資顧問会社として資金の小さな個人投資家やパソコンの苦手な高齢者にも安心のサポートを提供するそうです。 トリプルエー投資顧問の商品の概要、サービスの紹介
(1)無料コンテンツ トリプルエー投資顧問の無料コンテンツを検証
無料会員なることで閲覧可能なコラムや相場展望、その中のマーケットレポートを行っている「山根 亜希子」氏。評判も実力もパッとしない人物です。 トリプルエー投資顧問の有料コンテンツを検証
追記3:「トリプルエー投資顧問」の推奨銘柄と利確銘柄数を検証した結果、なんと勝率が14%台という結果に。 トリプルエー投資顧問の会員登録の有無、コンテンツの総評
無料会員になることで閲覧できるコラムの内容は、とるに足らない情報でした。
無料コンテンツの検証でもお話ししましたが、あの2名が書いたコラムなら、この程度でしょうね。 トリプルエー投資顧問のサポート体制の検証
会員に優先順位を付けている時点で、いいとは言えませんが、お金を払えばしっかりと対応していただけるのでは? トリプルエー投資顧問の口コミ情報を調査!
かなり高評価の口コミが多く、一見すると実際の利用者が書き込んだように見えますが、よく見ると 全く辻褄の合わない口コミ内容です。いくつかの口コミを実際に検証していきたいと思います。 トリプルエー投資顧問の会社所在地を検証
会社所在地を確認すると、古いオフィスビルが見つかりました。
それもその筈で、この会社の設立日は“平成17年11月1日”となっています。
前章で発覚したのはHPの開設日が“2016年02月19日”です。
・無料会員サービス
無料会員になることで、銘柄情報、コラム等の無料情報を閲覧できます。
・銘柄診断
現在保有中の銘柄のほかに、検討中の銘柄の診断を行うサービスです。
(2)有料コンテンツ
・EXゴールドコース 3ヶ月200,000円
短期集中型の資産形成プログラム。無料情報よりもワンランク上の投資情報と緻密な戦略銘柄で短期間でより大きな利益を手に入れたい方向けの期間型契約プランになります。
・VIPミリオンコース 3ヶ月500,000円~
1000万円以上の高額資産運用を行う会員専用の特別プログラム。 コース専用の推奨銘柄や専用サポートデスク、銘柄相談の最優先対応、選りすぐりの厳選ポートフォリオを構築します。
・ロイヤルクラウンコース 6ヶ月2,000,000円~
真の知的富裕層向けのコースです。財産の保有、増大を目的に完全マンツーマンでの電話による投資計画及び資産運用を構築してもらえます。専用銘柄、サポートデスク、銘柄相談の最優先対応。
以前検証した「尾崎塾」という悪徳情報商材サイトにて、実際に受講した客様の声として取り上げられているのを発見しています。 悪徳サイトのセミナーを受けているレベルの人物。 やはり実力はたかが知れているようですね。
そしてもう一人、投資の羅針盤というタイトルのコラムを執筆する「清水 洋介」氏ですが、私も何度かメディアにて拝見したことがあり、その時の印象は、「当たり前のことを、それっぽく言う達人」というイメージ。同氏はYahooファイナンスにて、投資の達人として銘柄の予想も行っています。
確認できる勝率は13勝12敗の勝率52%とそこまで悪くありません。ですがパフォーマンス(利益率)がマイナスになっています。推奨銘柄を見ると分かるのですが、好材料が出ている主要銘柄のみを推奨しています。株価が上がるのは確実ですが、極めて動きが少ない銘柄のみ推奨しているのです。
その結果、勝ち越しているにも関わらず、利益は出ていないという、時間の無駄と言わざるを得ない投資法を実践しています。以上の二人が執筆するコラムや相場情報に果たして価値はあるのでしょうか?ちなみに調べた限り彼らのコラムに価値を見出す口コミは見当たりません。
さらに「ひよっこOLのワンアップ投資ラボ!」なるコラムがあるんですが、これがまた評判が悪い。口コミでも言われていますが、そもそも明らかにOLが書いていませんし、内容はテーマごとに有名どころの銘柄を書いているだけ。このコラムを読む時間で大手株情報サイトを読んだ方が万倍為になります。
こんな大した魅力のない薄いコンテンツを量産して、何がしたいのでしょう。こういうところも「トリプルエー投資顧問」の評判を落とす一因になっているんじゃないでしょうか?
上記は「トリプルエー投資顧問」のサイトにで確認できる上昇実績の一覧ページ。ここではトリプルエー投資顧問が過去に推奨した銘柄が確認できるのですが、調査を進めるとページの最下部に「弊社推奨銘柄総数1712銘柄」という記載を発見。
どうやらトリプルエー投資顧問は運営開始から2018年11月現在までに1712銘柄を推奨していたようですね。
続けて、このページではその1712銘柄の中から価格が上昇したものだけを実績として掲載しており、1ページごとに5銘柄が確認できます。ページ総数は50ページとなるため、推奨実績は単純計算で250銘柄であることが分かります。
では、ここから何を割り出すことができるのか。それは、トリプルエー投資顧問の推奨銘柄の予想が当たる確率、即ち推奨銘柄の勝率を割り出すことができるのです。
計算式は…
【実績数÷推奨銘柄総数×100=勝率(%)】
これを数字に置き換えてみましょう。
【250÷1712×100=14.6%】
ざっと計算しただけですが、トリプルエー投資顧問の勝率は14.6%であることが分かります。これがトリプルエー投資顧問の本当の実力だという事なのでしょう。
トリプルエー投資顧問を利用するとほぼ負ける。これが証明できただけでも検証の甲斐があったというものです。
※以下過去の検証記事※
検証時確認出来たスポットプランは「一点突破銘柄!」 というもの。日経平均が下げている中でも、テーマによっては上昇している銘柄もあるそうで、テーマ性を意識した銘柄選定を行っているそうです。
では、具体的にはどの様な銘柄が提供されるのでしょうか?ページ内では参考として2つの銘柄を紹介しているのですが、ここで非常に面白い表記を発見したのでご紹介しようかと思います。
「上記の2銘柄は弊社が提供したものではございません」
この様な注意書きを入れるのであれば、初めから上昇銘柄など引き合いに出さなければいいのでは?実際に提供していない銘柄を掲載する理由とは?私には意図的に勘違いさせようとしているように見えますが…。小さい文字で申し訳程度に掲載している辺り、確信犯なのだと思いますよ。
続いてポイント専用投資情報という1万円の有料情報ですが、丁度1万円分のポイントを所持していたので購入してみました。果たしてどのような銘柄が提供されるのでしょうか?⇒こちらが詳細ページです。
銘柄名については伏せさせて頂きますが、6000番台の銘柄でしたね。チャートを見る限りでは推奨から2日後に記載されていたロスカット値を割っているので、購入した会員は早々に手仕舞いとなった模様です。早くも1万円を無駄にしてしまいました(笑)トリプルエー投資顧問にはガッカリですよ。
最後に期間契約プランですが、理解出来ないサービス内容を発見。銘柄相談の優先対応という部分なのですが、ゴールドコースの紹介ペ ージには「安心、充実のサポート体制」と記載されているのですが、実際には支払った金額に応じて会員に優先順位を付けるという、利用者を全く考えていないサービス内容。
トリプルエー投資顧問自ら、少額コースの利用者を切り捨てているようなサービスには驚きです。流石口コミ・評判が低いだけのことはありますね。詐欺行為のようなことまではやっていないようですが、これは酷いとしか言いようがないです。
私が他サイトの評価・評判を見た限りでは、どこも実力からサービス体制まで低評価気味な上かなり高額なのでお勧めはしませんが・・・。当サイトの口コミにも体験談が寄せられているので参考になさってください。
口コミ:「EXゴールドコースを試しに契約。退職金の運用が目的。パソコンは詳しくなく最初は不安だったが、電話でも応えてくれるので、この点は安心できる」
EXゴールドコースには電話対応は含まれていません。
電話対応を行うのはミリオンコース以上です。コース内容も把握していない、馬鹿なサクラですね。
口コミ:「トリプルエー投資顧問は、20016年の今年に入ってからも1月早々にフィンテックやブロックチェーン、ドローンが話題になった時にしっかりと要点をおさえて関連銘柄を推奨していたので合格点」
気になったのでトリプルエー投資顧問のドメイン取得日(HP開設日)を確認すると “2016年02月19日”となっています。
あたかも去年から運営していた投資顧問だが、2016年になってからも信用できる銘柄を配信している、と言っているようにみえませんか?なぜまだ存在していないサイトが過去に運営をしていたような口コミがあるのでしょうか。
挙げるときりがない程にサクラによる口コミが投稿されています。口コミとは利用者からの真実を伝える場です。このようなことは絶対やってはいけません。ましてや嘘などありえません。
やはり詐欺と断ずるに相応しいですよ。「トリプルエー投資顧問」がサクラ口コミで高い評判を得て詐欺行為を行っているとなると、私の検証にも以前にもましてやる気が出るというものです。
ということはHP開設までの11年間、一体何をしていたのでしょうか? この空白の11年が何を意味するのかは分かりませんが、まだ怪しい何かが隠れていそうです。
トリプルエーって人気のとこだと書いてるの見て探して登録してみました。無料銘柄は使えないやつしか無かったです。配信してくるメルマガの内容はまさかの株探のパクり。本当にこれで投資顧問やってるの?
トリプルエー投資顧問を使ってよかったこともあります。それはたとえプロの投資顧問の推奨銘柄でも推奨理由をうのみにせず自分でもダブルチェックする事の大切さを知った事です。トリプルエー投資顧問はでたらめな銘柄を推奨するのでそれをしないとひどい目にあわされますが、おかげで見る目が磨かれました。
トリプルエー投資顧問を使っても一切利益が出せなかったので、今後使うことは無いと思います。売買指示が遅いどころか銘柄提供後は一切連絡も指示もよこしません。完全に売りっぱなしでした。
人気のランキングサイトでいつも上位だったトリプルエー投資顧問に何も疑いもなく、ここなら勝てると思って使って大損したことがあります。最近悪いニュースもありすっかり落ちぶれてるようですね、正直ざまあみろと思ってます。
父親の財産が僅かに入ったので余力で投資始めたのですが選ぶ投資顧問によって偉い目に遭わされるということがよくわかりました。特に酷かったのがトリプルエー投資顧問です。言うとおりにしてれば資産が倍になると言ってたけど実際は200万円も遺産を減らさられました。父が化けて出ないか心配です。
トリプルエーでコラム持ってた山根亜希子って人は今は何してるんだ?人気ブロガーの人とは別人なのかな。なんにしても胡散臭いとこに名前載るとイメージは最悪になるよね。
【7777】スリー・ディー・マトリックス,S安からのS高でメンタルがもたない。S安で売れないから持ち越したけど売れてれば普通に損切りしてた。明日が怖い楽しみ。
他所のコピペみたいなメルマガしか送って来なくなったけど、もう有料で個別銘柄を推奨したりはしないのかな?行政処分を喰らってまで続けるほどの情熱は無いのかもしれないね、下手くそだったし。結局株式投資で儲けられない奴が情報を売って儲けるという構図が最初から間違ってるんだよね。
塩漬け銘柄になるようにわざと仕向けてるんじゃないか?と疑うようなサポートしか言いません。買値から下がった時に損切りを勧める事は無く保有指示一辺倒。損切りさせると損する何かがあるのでしょうか?そもそも予想通り株価が上がれば損気利する必要も無いのでしょうが、とにかく予想が当たりません。
トリプルエー投資顧問の公式サイトで、コロナウィルスの世界的感染拡大で中止になったはずの米ゲーム見本市E3が開催されたと書いてあるので、どこのパラレルワールドの話だと不審に思って見たら去年の6月からサイトが更新されていなかった。トリプルエー投資顧問は行政処分を受けて廃業したのか?