UUUMが上場廃止。フリークアウトに株式公開買い付けされる理由

探偵

YouTuberのマネジメントを行っているUUUMが、2024年12月27日にフリークアウトホールディングスによる株式公開買い付けが成立し、東証グロース市場から上場廃止となる見通しです。

そこで、今回の記事では、UUUMがフリークアウト・ホールディングスに株式公開買い付けで完全子会社化する目的などを紹介します。

UUUMとは

UUUMの画像
UUUMの企業ロゴ

UUUMは数多くのYouTuberのマネジメントや大会、イベントの企画を行う事務所、レコード会社です。

現在ファウンダー兼名誉顧問として在籍している鎌田和樹氏と、YouTuberのヒカキン氏が出会ったことをきっかけに、YouTuberの動画を利用したオンライン販売事業を目的とする会社を設立しようと試みます。

そして、2013年6月にUUUMの前身であるON SALE株式会社が設立されると、本社を東京都港区に構え、2014年8月にヤフーと業務提携。

以降、UUUMは下記のように様々な企業と業務提携・資本提携を締結しています。

  • 2015年4月20日…デジタルハリウッド
  • 2015年7月1日…通信
  • 2017年3月5日…松竹芸能
  • 2020年1月9日…LINE株式会社
  • 2020年4月28日…吉本興業
  • 2021年6月28日…株式会社ライバー

また、2014年10月1日には本店を東京都渋谷区から港区に移転。

2014年12月1日にはON SALE株式会社からUUUM株式会社へ商号を変更し、同月16日にマルチチャンネルネットワーク「UUUM NETWORK」を創設しました。

UUUM株式会社の歴史

2017年8月30日、東京証券取引所マザーズ市場に上場。

2018年11月12日、UUUMと同じくYouTuberのマネジメント業務を行っていた「GENESIS ONE」と基本合意書を締結。

2020年9月4日、ソーシャルアプリFOLLOW ME事業を買収。

2022年6月1日、創業者「鎌田和樹氏」が代表取締役会長に就任。専務執行役員の梅景匡之氏が代表取締役社長に就任。

2023年9月15日、フリークアウト・ホールディングスの傘下で連結子会社化。

そんなUUUMは現在、約200組ほどのクリエイターが所属しています。

UUUMがフリークアウト・ホールディングスに株式公開買い付けされる理由

UUUMがフリークアウト・ホールディングスに株式公開買い付けされる理由としては、完全子会社化することで、タイアップ広告やグッズを増やして契約しているYouTuber・クリエイターの収益力強化を図るため。

前述しましたが、UUUMは2023年9月15日に、フリークアウト・ホールディングス傘下で連結子会社化しています。

ですが、今回の株式公開買い付けでは買い付け総額約44億円を支払い、強制買い取りの手続きを行い、UUUMは東証グロース市場から上場廃止になる見通しであるとのこと。

株式公開買い付けについては、1株あたり532円で2024年11月15日〜12月26日に実施され、買い付け予定株数下限の307万9318株を上回る、828万1928株の応募がありました。

決済開始日については、2025年1月8日でフリークアウト・ホールディングスの保有比率は91.55%となります。

UUUMは株式公開買い付けの発表した同日に、2024年9月期の連結業績を発表。売上高は275億8900万円、営業利益は3億2400万円、経常利益は5億5400万円でした。

フリークアウト・ホールディングス

UUUMを完全子会社化するフリークアウト・ホールディングスは、WEB広告の配信やマーケティング、デジタルサイネージの運営を行う会社です。

そのため、前述したようにタイアップ広告からグッズの販売で、所属YouTuber・クリエイターの収益力の強化が見込めます。

UUUMの上場廃止に対する評判

UUUMが、フリークアウト・ホールディングスに株式公開買い付けによって完全子会社化されることについて、ネット上ではどのような反応が見られるでしょうか。

UUUMの上場廃止に対する評判①
@pieidi90724
@zhushitouz8406
@mezasuhafire

UUUMが上場廃止。フリークアウトに株式公開買い付けされる理由の口コミ

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