「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」手数料引き下げの影響とは

探偵

2024年12月10日、三菱UFJフィナンシャルグループの資産運用会社である三菱UFJアセットマネジメント株式会社は、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の信託報酬率(残高に基づく手数料)の引き下げを発表しました。

公式サイトによると、2025年1月25日から、信託報酬の引き下げを実施する事が分かっています。

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の手数料引き下げ発表
三菱UFJアセットマネジメント株式会社

信託報酬率が0.07568%〜0.08140%に

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の信託報酬率は、下記の通りに変更されます。

  • 現在:0.09240%〜0.09372%
  • 2025年1月25日~:0.07568%〜0.08140%

この信託報酬率の引き下げは2023年4月25日以来で、前回は0.09680%から、0.09240%〜0.09372%となっていました。

(例)「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」100万円で資産運用した場合
手数料約937円→約814円へなる計算

微々たる物ではあるかもしれませんが、引き下げになった事は喜ばしいのではないでしょうか!?

また、三菱UFJアセットマネジメント株式会社は、下記のようにコメント。

業界最水準の運用コストを将来に渡って目指し続ける。
今後も保管費用や最良執行による取引コストの削減、有価証券の貸付(レンディング)の実施による収益獲得等といった取り組みも継続的に行い、パフォーマンスの向上に努めていく。

信託報酬は競合他社に劣るが、実質コストは他社より優位に

信託報酬率が引き下げとなりましたが、競合他社である楽天は、三菱UFJアセットマネジメント株式会社よりも低い信託報酬率で運用を行っています。

ですが、総合的に判断すると、実質的に高パフォーマンスである事が分かりました。

今回、三菱UFJアセットマネジメント株式会社では0.07568%〜0.08140%の引き下げとなりましたが、「楽天プラスS&P500」では、信託報酬率が約0.077%。

信託報酬率でこそ劣っているものの、売買委託手数料が楽天プラスS&P500では0.014%、三菱UFJアセットマネジメント株式会社は0.002%。

その他費用でも、楽天プラスS&P500が0.01%で、三菱UFJアセットマネジメント株式会社が0.009%となっています。

その結果、実質コストで見ると、楽天プラスS&P500が0.101%。三菱UFJアセットマネジメント株式会社は0.0924%となり、競合他社よりも低コストで資産運用が可能です。

「eMAXIS Slim 全米株式」も同様に手数料の引き下げへ

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」同様に、「eMAXIS Slim 全米株式」も信託報酬率が引き下げ。

現在の信託報酬率は0.09350%〜0.09372%ですが、2025年1月25日からは0.0770%〜0.0814%になります。

ネット上の反応

このように、信託報酬率が引き下げを受けて喜ぶ方々の反応が多く見受けられました。

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」手数料引き下げの影響とはの口コミ

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