Valuation Matrix (バリュエーションマトリックス)
【2026年7月14日追記】ValuationMatrix(バリュエーションマトリックス)の現在の公開状況、機能、料金、解約・返金表示、運営会社を再調査しました。公式サイトは証明書の検証を無効にした確認ではトップページ、新規登録、ログイン、特定商取引法に基づく表記がHTTP 200を返しています。一方、サイトのTLS証明書は2025年10月10日で失効しており、通常のブラウザでは警告や接続エラーが出る状態です。
- サービス終了と断定できる状態ではありませんが、安全に問題なく利用できる状態とも確認できません。
- 旧本文の月額2,980円・9,800円・29,800円は、2015年12月8日の運営会社発表で確認できる当時の料金です。
- 「怪しい」「詐欺」といった検索語だけで不正を裏付けることはできません。確認事実、第三者の反応、編集部の判断を分けて検証します。
以下の「過去の検証記録」は、当時確認した登録画面、コンテンツ、口コミ、所在地に関する記述を含め、比較できるよう原文を残しています。その後に2026年の追加調査を掲載します。
【目次】
Valuation Matrixの過去の検証記録
企業の財務分析を行う株情報サイトです。バリュー投資を推奨、割安株を見つけるための分析ツールを提供する有料サービスの検証を行いましたが、説明不十分ともいえる詳細ページだけが掲載されているよく分からないコンテンツばかりを提供されている状況がありました。悪徳サイトではありませんが、優良サイトでもない微妙なサイト、利用を検討するのは少し厳しそうです。売買助言等も行わない、あくまで情報配信だけを行うサイトなので注意が必要です。
- Valuation Matrix (バリュエーションマトリックス)の特徴・運営方針 本当に良い企業を見抜いて投資を行うためにサポートを行う財務分析サイトです。株情報の配信ではなく、独自のアルゴリズムから企業価値を算出し、投資の意思決定のための情報を提供し、本当に良い株を見つけるまでをワントップでフルサポートしていくそうです。
- Valuation Matrix (バリュエーションマトリックス)の商品の概要、サービスの紹介 (1)無料コンテンツ
- 無料コンテンツの検証 無料コンテンツとして公開されているものは、有料会員向けコンテンツの一部を制限したものとなっています。まず1つ目の良い株検索では、各種数値を入力することでスクリーニングが行えるものですね。PERや売上高成長率など、7項目の入力が可能です。
- 有料コンテンツの検証 有料会員では無料公開されているコンテンツに加えて各種分析機能を利用でき月額制のサービスです。会員区分は3つあり、高額なプランになると企業分析の依頼も可能なようです。その他にはバリュー投資を学べる動画が公開されるようですが、サンプルなどを公開していないので詳細は不明です。
- サポート体制の検証 投資助言を行う投資顧問サイトではないので、サポート等はありません。あくまで情報配信を行っているだけなので、このサイトの情報を使いこなせる自信があれば利用してみてもいいかもしれません。
- 口コミ情報を調査! 口コミを調査しましたが、利用者と思われる投稿は見つかりませんでした。やはり投資助言や株情報を配信するサイトではないので、利用者は少ないみたいですね。これから投資を始めて行こうとお考えのかたにはあまり向いていないので、ある程度の取引の経験がある中級者以上のサービスです。
- 会社所在地の検証 会社情報を確認すると、早稲田大学内のインキュベーションセンター内と表記されています。詳しく調査を続けていくと、学生の起業などをサポートする、ベンチャー向けのレンタルオフィスのようなものだそうです。
・良い株検索
7つの項目に数値を入力することで、その条件に合った企業を探すことが出来ます。
・企業レビュー
ユーザーが作成する企業カルテの分析レビューです。
・自由自在グラフ
銘柄を指定し勘定科目を選ぶと各種グラフを作成できます。
(2)有料コンテンツ
・初心者投資家プラン 月額 2,980円
・中堅投資家プラン 月額 9,800円
・プロ投資家プラン月額 29,800円
無料にて公開されている各種コンテンツの完全版が利用可能です。また、契約期間に応じて企業分析依頼をすることも可能です。詳しいサービス内容はコチラです。
ですが、無料版なので企業の絞り込みなどの1部機能が制限されているので、あくまでお試しといったコンテンツですね。ちなみにこのサイト、無料会員登録が可能なので早速登録を行おうと必要事項を記入すると、何故か既に登録済みと表示されていまいます。このサイトに登録したことは無いのですがね…。
2つ目の企業レビューではユーザーが作成したものを閲覧できるようですが、確認するとほとんどが運営会社の方が更新しているものでした。内容を確認しましたが、何かのレビューというよりは株情報のレポートの様な位置づけに見えますね。記事の最下部には解説動画のリンクが貼られているものの、無料会員登録をしなければ見ることの出来ない動画だったので検証が出来ませんでした。
3つ目の自由自在グラフでは銘柄を指定することで、棒グラフや円グラフ、マトリックスグラフ作成することが可能です。グラフ自体はすぐに作成して頂けるのでありがたいですが正直グラフを見れたところでどうにもならないので、そこまで重要なコンテンツではありませんね。
銘柄のスクリーニング機能などについては無料でも利用できるのでいいのですが、そのほかの有料コンテンツについては殆ど解説もありません。ちょっと説明不足ですよね、これで利用を検討するのは難しい。
無料会員登録という項目はあるものの、何故か既に登録済みという怪現象が起きています。個人的にはもう無料会員の募集は行っていないのだと考えています。もしご興味のある方は試してみてください。有料プランには手ごろにも思える金額でしたが、サービスの詳細が掴めないので少し不安です。
ValuationMatrix(バリュエーションマトリックス)とは
ValuationMatrixは、上場企業の財務データや事業特性を見やすくし、企業分析や比較に使うためのWebサービスです。公式サイトは「企業カルテ」「良い株検索」「企業価値評価シミュレータ」「分析レビュー」などの導線を掲げています。
運営会社が2015年に公表した資料では、世界73,000社超の財務データをもとに企業価値を可視化するサービスと説明されました。2022年のリニューアル資料では、貸借対照表(BS)、損益計算書(PL)、キャッシュフロー(CF)、ROICなどを使った分析に、企業の特性やビジネスモデルを直感的に捉える機能を加えたとしています。
公式説明と編集部の位置づけ
これは銘柄を自動的に当てるサービスというより、企業の状態を調べるための分析ツールと考えるのが適切です。実際の株価は、市況、業績修正、金利、為替、需給などにも左右されます。画面に表示される割安度や予測値だけで売買を決めず、企業の決算短信、有価証券報告書、適時開示と突き合わせる必要があります。
ValuationMatrixの現在とサービス終了・使えないという検索意図
公式ページの応答状況
2026年7月14日に公式サイトを確認したところ、通常の接続では証明書エラーになりました。ただし、証明書の検証を無効化して取得すると、トップ、新規登録、ログイン、自由自在グラフ、運営会社、会員規約、特定商取引法に基づく表記の各ページはHTTP 200を返し、本文も残っていました。
したがって、公開ページがすべて消えたという意味での「サービス終了」「閉鎖」は確認できません。一方、登録、ログイン、個別機能が各利用者の環境で最後まで正常に動くかは、公開ページが200を返すだけでは判断できません。
証明書エラーと安全上の注意
valuationmatrix.comのTLS証明書は、確認時点で有効期限が2025年10月10日のままでした。証明書は通信相手と暗号化の正当性を検証する重要な仕組みです。期限切れの状態では、ブラウザがアクセスを止めたり、警告を表示したりします。
証明書が正常化したことを確認できるまでは、メールアドレス、パスワード、決済情報などを入力しないのが無難です。「サイトが応答する」ことと「安全に会員機能を使える」ことは別に判断してください。
ValuationMatrixの機能と使い方
企業カルテ・財務グラフ・DCF・競合比較
| 機能 | 公開情報で確認できた内容 | 使うときの注意 |
|---|---|---|
| 企業カルテ | 成長性、財務状態、経営効率などをグラフで確認する | 元の決算データと更新時点を確認する |
| BS・PL・CF・ROIC | 財務諸表と経営効率の推移を視覚化する | 指標の定義や一時要因も見る |
| DCFシミュレーター | 売上成長率、営業利益率などの前提を動かして企業価値を試算する | 前提を変えると結果も大きく変わる |
| 自由自在グラフ | 銘柄、勘定項目、期間などを選んでグラフを作る | グラフの見栄えだけで優劣を決めない |
| 比較グラフ | 最大3社を同じグラフで比較する | 業種や会計方針が異なる企業の単純比較に注意する |
| タイプ別スクリーニング | 財務指標を使って候補企業を絞る | 抽出条件と検証期間を確認する |
DCFシミュレーター、自由自在グラフ、タイプ別スクリーニングは、2015年12月8日の株式会社シェアーズの発表で追加機能として説明されています。現在の公式トップにもDCF、財務グラフ、比較、スクリーニングの説明が残っています。
コーポロイド・バリューチェーン・ビジネスモデル分析・ロボット予測
2022年7月25日のリニューアル発表では、企業をキャラクター化する「コーポロイド」、価値創出の流れを見るバリューチェーン分析、事業構造を24種類に分類するビジネスモデル分析、財務諸表とビジネスモデルから将来の売上・利益を試算するロボット予測が紹介されました。
コーポロイドは収益性、財務健全性、成熟度、事業規模、負債、割安度などを視覚的な特徴に置き換える仕組みです。入り口としては分かりやすいものの、キャラクターや星の数だけで投資判断を完結させるものではありません。ロボット予測も、将来の業績を保証する数字ではなく、一定の分類と前提から作る試算として読む必要があります。
ValuationMatrixの料金・無料会員・有料会員
2015年の3プランと現在確認できる表示
| 区分 | 公開されていた金額 | 確認時点 |
|---|---|---|
| 無料会員 | 月額無料 | 2015年12月8日の運営会社発表 |
| 初心者投資家プラン | 月額2,980円 | 2015年12月8日の運営会社発表 |
| 中堅投資家プラン | 月額9,800円 | 2015年12月8日の運営会社発表 |
| プロ投資家プラン | 月額29,800円 | 2015年12月8日の運営会社発表 |
上記は旧本文とも一致しますが、2015年時点の価格です。2026年7月14日に確認した公式トップには、「企業分析レポートは1企業29,800円から」「月額中堅投資家プランの方は9,800円から」という表示が残っていました。一方、現在の月額3プランすべての申込価格を公開ページだけで確定できなかったため、旧価格をそのまま現行料金とは扱いません。
解約・返金・登録時の注意
確認時点の特定商取引法に基づく表記では、契約期間中はマイページからいつでも解約手続きができ、手続きした月の末日までサービスを提供し、翌月以降の提供と請求を止めると説明されています。
返金については、商品に欠陥がある場合を除いて原則として返品・返金に応じず、欠陥がある場合は利用状況を考慮して対応するという表示です。申込みを検討する場合は、最新の料金、課金日、解約期限、返金条件を運営会社に書面で確認してください。現在は証明書が失効しているため、登録や支払いの操作を試す段階ではありません。
旧本文に残した「無料登録時に既に登録済みと表示された」という内容は、当時の編集部による検証結果です。今回は個人情報を入力する再登録テストを行っていないため、現在も同じ挙動だとは断定しません。
ValuationMatrixの評判・口コミと怪しい・詐欺という見方
今回確認できた事実
- 公式ページの本文は残っているが、TLS証明書が失効している。
- 旧検証時には、登録画面で「既に登録済み」と表示され、利用者とみられる口コミもほとんど確認できなかった。
- 通常Web検索では、英語の同名サービス、海外企業、一般的な評価マトリクスが多数混在した。
- 国内の第三者レビューには、ある時点で一部ツールが使えなかったという記述があるが、その記事の確認時点に限られる。
第三者の反応と編集部の判断
口コミが少ないこと、過去に登録できなかったこと、現在の証明書失効は、利用前に確認すべき不安材料です。特に証明書失効は、通信の安全性に直接関わる客観的な問題なので、軽視できません。
ただし、これらだけでValuationMatrixを「詐欺」「違法」と断定することもできません。検索結果に出る海外の同名サービスに対する詐欺評価を、日本のValuationMatrixの評判として流用するのも誤りです。当編集部の見方は、分析機能の説明や過去の運営者発表は確認できる一方、証明書と現行料金・会員機能の確認が済むまで新規利用を急がないというものです。
運営会社の株式会社シェアーズと山口揚平
公開情報で確認できる会社情報
2026年7月14日に確認した特定商取引法に基づく表記では、販売事業者は株式会社シェアーズ、運営責任者は同社代表取締役の山口揚平氏です。2022年の運営会社発表では、所在地を東京都新宿区西早稲田1-22-3の早稲田大学インキュベーションセンター内としていました。
旧本文にある「レンタルオフィスのようなもの」という評価は当時の編集部調査として残していますが、インキュベーションセンターに所在することだけで事業の良し悪しは判断できません。サービス内容、契約条件、問い合わせ対応を別々に確認する必要があります。
山口揚平の公開経歴と2013年当時の体制
2015年・2022年の株式会社シェアーズの発表では、山口揚平氏は早稲田大学政治経済学部を卒業し、コンサルティング会社でM&Aや企業再生に携わった後に独立した人物として紹介されています。企業分析や貨幣・情報社会に関する著書、講演歴も公表されています。
一方、2013年12月のリリースでは、当時の代表取締役社長を山口和也氏、創業者・監修者を山口揚平氏と記載していました。2015年以降の資料とは役職表示が異なりますが、これは資料の時点差として扱い、変更理由を推測しません。
ValuationMatrixの沿革とリニューアル
| 時期 | 運営者発表で確認できる主な動き |
|---|---|
| 2013年12月 | NISAの長期保有候補を探す「良い株検索」と企業レビューを紹介。7つの指標や条件検証を掲げる。 |
| 2015年12月 | プロアナリストへの分析依頼プラン、DCFシミュレーター、自由自在グラフ、タイプ別スクリーニングを発表。 |
| 2022年7月 | コーポロイド、バリューチェーン分析、ビジネスモデル分析、ロボット予測を追加してリニューアル。 |
| 2026年7月14日 | 公開ページの応答と本文は確認できたが、TLS証明書は失効したまま。 |
検索結果には「Valuation Matrix 2.0」や過去の投資講座も出ますが、異なる時期のサービスや商品が混在します。古い紹介ページの名称、料金、機能を現在の契約条件だと考えないことが重要です。
ValuationMatrixの実績と投資判断上の注意
運営者発表の実績は時点と主体を確認する
2015年のリリースは、企業価値判定アルゴリズムが2007年7月度の「カブロボ・コンテスト」で準優勝したと説明しています。また、2013年12月26日のNISA向けリリースには、検索条件を過去データで検証した年平均リターン29.49%という数値が掲載されていました。
これらは過去の運営者発表に記載されたシミュレーションやコンテスト実績であり、2026年現在の利用者が同じ利益を得た実績ではありません。第三者監査済みの運用成績や将来収益の保証とも分けて読む必要があります。
投資助言ではないという公式表示
現在の公式サイト下部には、独自取得した企業情報をもとに画一的な企業分析・財務分析を行うサイトであり、投資助言や個別銘柄・特定市場の推奨を提供するものではないという注意書きがあります。旧本文の「あくまで情報配信」という指摘とも共通します。
分析ツールが示す割安度、推定価格、ランキング、ロボット予測は参考材料の一つです。最終的な投資判断と損益は利用者に帰属するため、表示の根拠、データ更新日、想定条件を確認し、許容できる損失の範囲で判断してください。
ValuationMatrixに関するFAQ
ValuationMatrixは現在も使えますか?
2026年7月14日時点で公開ページはサーバーから応答していますが、TLS証明書が失効しており、通常のブラウザでは警告や接続エラーが出ます。ページの応答だけで会員機能が正常稼働しているとは判断できません。
ValuationMatrixは無料で使えますか?
公式ページには無料登録と無料グラフの導線が残っています。2015年の運営会社発表にも無料会員が記載されています。ただし、証明書が正常化するまで登録情報を入力しないでください。
現在の料金はいくらですか?
月額2,980円・9,800円・29,800円は2015年時点の3プランです。現在のトップには企業分析レポート1社29,800円から、月額中堅投資家プラン会員は9,800円からという表示がありますが、現行の全料金は公開ページだけで確定できませんでした。
解約や返金はできますか?
特商法表示では、マイページから解約し、当月末で提供を終え、翌月以降の請求を止めるとしています。返金は欠陥がある場合を除き原則不可という表示です。実際の申込み前に最新条件を運営会社へ確認してください。
ValuationMatrixは怪しい詐欺サイトですか?
今回確認した範囲で、詐欺と断定できる根拠は得られていません。ただし、証明書失効、現行料金の分かりにくさ、旧検証時の登録挙動は不安材料です。安全性と契約条件が確認できるまで利用を急がないというのが編集部の結論です。
まとめ
ValuationMatrixは、企業カルテ、財務グラフ、DCF、比較、スクリーニング、コーポロイド、ロボット予測などを掲げる企業分析サービスです。過去の機能拡張や運営会社の発表は一次資料で確認でき、公開ページも残っています。
一方、2026年7月14日時点では公式サイトのTLS証明書が失効しています。旧料金と現在料金の区別、解約・返金条件、会員機能の稼働も確認が必要です。証明書が更新され、最新の契約条件を確認できるまでは、個人情報や決済情報を入力せず、企業分析の内容も一次資料と照合してください。

