工作機械大手メーカー「牧野フライス製作所」の株価が2024年12月27日にストップ高気配となり、以降も継続していました。
今回は、牧野フライス製作所の株価が急騰した理由や、評判についてお伝えしていきます。
牧野フライス製作所とは
牧野フライス製作所は、東京都目黒区に本社を構える大手工作機械メーカーで、マシニングセンタやフライス盤などを製造販売しています。
牧野フライス製作所が創業されたのは1937年。フライス盤の専門メーカー「牧野商店製作部」が前身となっています。
牧野フライス製作所の歴史
1942年。牧野堅フライス製作所に商号変更
1951年。株式会社牧野堅フライス製作所に変更
1958年。日本初、数値制御(NC)フライス盤を開発
1961年。現在の株式会社牧野フライス製作所に商号変更
1964年。東京証券取引所2部に上場
1966年。日本初となるマシニングセンタを開発
1969年。大阪証券取引所2部に上場
1971年。東京証券取引所・大阪証券取引所ともに1部上場
2009年3月。大阪証券取引所が上場廃止
牧野フライス製作所の株価がストップ高気配となった理由
牧野フライス製作所の株価がストップ高気配となった理由については、ニデックが牧野フライス製作所の株を公開買い付けすると発表したからと言われています。
ニデックは京都府京都市に本社を置く電機メーカーですが、2024年12月27日の午前8時30分に、ニデッ牧野フライス製作所の株を、1株1万1000円で公開買い付けを行うと発表しました。買収総額は2572億円とのこと。
また、牧野フライス製作所には事前に協議を打診しておらず、同意を得ていないものの、2025年4月4日に公開買い付けを行うと発表しています。
そんな株価ですが、上記の公開買い付け発表後に大量の買い注文が殺到し、2024年12月30日午前9時30分の時点で、前日比1500円ストップ高となる9250円で値が付かないまま買い気配が続いていました。
牧野フライスの株価に対する評判
牧野フライス製作所の株価がストップ高気配となった際のネット上の反応について見ていきましょう。
年明けの牧野フライス製作所株価が見ものデスねえ。
— アシガラAB11 KJ7HHH ex JI1QAU ex G5HIR (@kj7hhh) December 28, 2024
どこかの時点でリリース、、
S買いなんで単元ないんよ。
たあいえ、東洋機械金属が200以上買えますわね。
牧野フライス製作所 信用取引で買おうと思案したがやめた。理由はホワイトナイトを期待したが、ニデック側のTOB価格のプレミアムが高い(40%上乗せ)。ホワイトナイトが現れるなら牧野経営陣は↑を上回る利益を単体で出し株価を押し上げる必要がある。無理ゲーだと判断。注文取り消しました
— トマト栽培者 (@qm2d6TlXuVDt7mR) December 28, 2024