投資詐欺のウワサ

カブアンドってどうなの?仕組みや申し込み方法などを徹底解説

ガスや電気など、インフラサービスを利用するだけで株が貰えると話題の「カブアンド」。ZOZOTOWNで有名な前澤友作氏が始めた事業ということで、大きな話題となっています。

しかし、SNSではカブアンドに対する批判が日に日に増えており、2024年11月20日にサービスを開始してからは、さらに多くの不満の声が…

結局のところ、カブアンドは利用すべきなのでしょうか?

この記事では、カブアンドの仕組みやサービス概要、申し込み方法などを紹介し、どのようなリスクがあるのか解説します。

先に結論を言うと、カブアンドは生活サービスの利用額などに応じて株引換券を受け取り、別途の株式申込を経て株式会社カブ&ピースの未公開株と交換できるサービスです。通常のポイント還元と違い、株は値上がりも値下がりもあり、上場も確約されていません。株だけで得か損かを決めず、現在の料金、解約条件、サポート内容を他社と比較して判断する必要があります。

本記事は2024年のサービス開始時に確認した内容と口コミを残しつつ、2026年7月時点のカブアンド公式サイト株式会社カブ&ピースの会社概要、利用規約、目論見書で更新しています。

カブアンドとは?仕組みや申し込み方法など

カブアンドは前澤社長という超人気インフルエンサーが始めた事業ということで、多くの人が利用。「今からでも始めた方がいいかな?」と迷っている人もいるでしょう。

まずは、カブアンドについてサービス概要や仕組み、申し込み方法などを解説します。

運営は株式会社カブ&ピース

カブアンドの運営「株式会社カブ&ピース」
株式会社カブ&ピース公式サイト

カブアンドは「株式会社カブ&ピース」が提供するサービスです。会社詳細は以下の通り。

会社名株式会社カブ&ピース
所在地〒106-0032
東京都港区六本木1-4-5
アークヒルズサウスタワー16F
設立2024年2月9日
代表取締役前澤友作
資本金30億円
電話番号0120-209-470
問い合わせhttps://kabuand.com/support

上の表は記事初公開時に確認した会社情報です。2026年7月時点の公式会社概要では、所在地は東京都港区虎ノ門4-1-1、資本金は878,699,264円、代表取締役社長は前澤友作氏と案内されています。設立日は2024年2月9日のままです。

株式会社カブ&ピースの設立日は2024年2月9日ですが、当時すでに新しい事業を始めるという話は前澤氏のSNSで発表されていました。ここ最近になって、その種明かしがされたわけですね。

“株が貰える”という触れ込みで有名になったカブアンドですが、事業内容はインフラサービスの提供です。電気、ガス、電話、ネット、ウォーターサーバーなどを契約することで、支払い金額の1~20%分の株引換券が貰え、5枚で1株と交換できます。

ポイントの代わりに株が貰えるインフラサービス」と言えば分かりやすいでしょうか。例えば、東京ガスでは1,000円ごとに5ポイントが貯まりますが、それと同じような感覚で株が貰えるわけです。

株式会社カブ&ピースは2024年12月時点で未上場企業でした。2026年7月時点も未上場で、公式は上場を目指す方針を示していますが、上場の時期や実現は確約されていません。上場前の種類株式は原則として自由に売却できません。

事業の新しさや前澤氏の知名度だけで、将来の株価やサービス品質を判断することはできません。料金、契約条件、株式条件、最新の公開資料を確認し、現在使っているサービスと比較して決めることが大切です。

代表はZOZO創業者「前澤友作」

カブアンド代表「前澤友作」
本人Xより

株式会社カブ&ピースを設立したのは、ZOZO創業者の「前澤友作」氏。簡単なプロフィールは以下の通りです。

  • 1975年11月22日生まれ。千葉県鎌ケ谷市出身
  • 高校卒業後、音楽を学ぶため渡米
  • 1998年、BMG JAPANからメジャーデビュー
  • 同年、輸入レコード販売業者「有限会社スタート・トゥデイ」設立
  • 2000年、「株式会社スタートトゥデイ」に組織変更
  • 2004年、「ZOZOTOWN」サービス開始
  • 2012年、スタートトゥデイが当時の東証一部に上場
  • 2018年、「株式会社ZOZO」に屋号変更
  • 2019年、ZOZOがYahoo傘下に入ることに伴い社長退任
  • 社長退任後、前澤ファンドを設立。16の事業に投資
  • 2020年、支援活動が評価され紺綬褒章
  • 2021年、ロシアのソユーズ宇宙船に乗り、民間人初の国際宇宙ステーションへ
  • 2024年、株式会社カブ&ピース設立

元々はミュージシャンとしてキャリアを始め、音楽を学ぶためアメリカに渡った経験も。メジャーデビューと同時期に、輸入レコードの販売会社として「有限会社スタート・トゥデイ」、後の株式会社ZOZOを設立します。

2004年には、アパレル関連のECサイト「ZOZOTOWN」を開始。10年もせずに、時価総額1兆円を達成するなど急成長します。

ところが、2019年9月に前澤氏は、株式会社ZOZOがYahoo傘下に入るのに伴い社長を退任。理由については「宇宙にどうしても行きたいから」とのこと。

社長退任の少し前に女優の剛力彩芽氏との交際が発覚したり、「お年玉企画」と称して当時のTwitterでお金配りイベントを行ったりと、スキャンダラスな話題は多数。この頃から、彼の名前は一般の人々にも広く知られるようになりました。

社長退任後は「前澤ファンド」を設立して様々な事業に投資する一方、2021年には念願の宇宙旅行を果たすなど、何かと話題の尽きない人物。2024年もカブアンドのサービス開始で話題になり、今や国民的な人物と言っても過言ではないでしょう。

提供サービスの概要

サービス開始時点でカブアンドが提供していた主なサービスは、次の6つです。それぞれのサービスを簡単に説明すると、以下の通り。

  • KABU&でんき
    電気の利用料金に応じて株引換券が貰える
  • KABU&ガス
    都市ガスの利用料金に応じて株引換券が貰える
  • KABU&モバイル
    ドコモ、au、ソフトバンクの回線が使える格安SIM
  • KABU&ひかり
    NTT東日本・西日本のフレッツ光回線が使える
  • KABU&ウォーター
    天然水・浄水型ウォーターサーバーの利用料に応じて株引換券が貰える
  • KABU&ふるさと納税
    ふるさと納税の寄付額に応じて株引換券が貰える

サービス内容は、一般的な電気やガスなどのサービスとほぼ同じ。契約することで電気やガス、格安SIM、光回線などが利用できます。

格安SIMはau、ソフトバンク、docomoという大手キャリアの回線を利用しているし、光回線もNTTなので安心です。KABU&ウォーターでは、ウォーターサーバーを契約して月額使用料を払います。KABU&ふるさと納税は寄付によって株引換券が貰えるサービスで、ワンストップ特例にも対応。

注意点として、一部地域では利用できないサービスがあります。例えばKABU&でんきの場合、沖縄電力エリアは対象外です。KABU&ガスは、プロパンガスを使っている地域では利用できません。

2026年時点で増えたカブアンドのサービス

カブアンドのサービスは開始時の6種類から増えています。2026年7月時点の公式サイトでは、従来サービスに加えて次のサービスを確認できます。

なお、現在のKABU&ふるさと納税は寄付額に対する直接の株引換券付与ではなく、KABU&カードで決済した金額に応じた付与と案内されています。サービス数だけでなく、付与対象と条件も申込前に各公式ページで確認してください。

申し込み方法はサービスによって異なる

カブアンドの申し込み方法は、サービスによって異なります。ここでは例として、「KABU&でんき」の申し込み方法について解説。申し込み手順は以下の通りです。

  • 現在契約中の検針票を用意
  • Webページから申し込む

KABU&でんきの申し込みは非常にシンプルで、検針票を用意してネット上から手続きすればOK。

カブアンドのKABU&でんきの申し込み方法
カブアンド公式サイト

検針票で必要な情報は、供給地点特定番号とお客様番号の2つ。これらの情報さえ分かれば、ネットから申し込みできます。

使用中の電力会社への連絡も要らなければ、工事も必要ありません。乗り換え自体は非常に簡単にできます。

カブアンドには実店舗がなく、どのサービスもネット上で申し込み手続きをします。詳しくは各サービスサイトで確認してください。

株を受け取るにはサービス申込とは別の手続きが必要

サービスを契約しただけで未公開株が自動的に口座へ入るわけではありません。公式サイトでは、サービス利用で株引換券を受け取り、募集時に目論見書を確認して株式を申し込み、株引換券を交換する手続きが必要と説明しています。募集時期、発行価格、申込資格は期ごとに変わるため、マイページと最新の目論見書を確認しましょう。

カブアンドの仕組み

さてここからは、カブアンドの仕組みについて詳しく解説します。サービス開始時点では、前項でも述べた以下6つが中心でした。現在はWi-Fi、カード、ほけん、カブ活、トラベル、メディカルなども加わっています。

  • KABU&でんき
  • KABU&ガス
  • KABU&モバイル
  • KABU&ひかり
  • KABU&ウォーター
  • KABU&ふるさと納税

これらサービスの利用料を支払うことで、利用者は「株引換券」を貰います。株引換券は株式会社カブ&ピースの株式と交換できるクーポンのようなもので、1枚あたり1円の価値を持っています。

2026年7月時点では、第3期募集の発行価格は1株8円です。そのため第3期の条件では株引換券8枚が1株に相当します。第4期募集は1株8〜11円を想定し、2026年10月29日に発行価格を最終決定する予定と第4期募集の目論見書に記載されています。

ここでいう発行価格は、株式の市場価値や将来の売却価格を保証する数字ではありません。公式サイトも、現時点では発行価格で換金・譲渡できず、上場後に同じ価格で売却できる保証はないと注意しています。

株引換券は1枚1円として株式申込の払込みに使います。株を受け取るには募集期間中の申込と交換手続きが必要で、サービス利用だけで自動的に株主になる仕組みではありません。

株引換券の還元率

さて、気になる還元率ですが、利用料の支払い金額に応じて以下のレートで株引換券が貰えます。

サービス名称通常会員付与率プラス会員付与率
KABU&でんき1%2%
KABU&ガス1%2%
KABU&モバイル10%20%
KABU&ひかり5%10%
KABU&ウォーター5%10%
KABU&ふるさと納税1%2%

例えば「KABU&でんき」であれば、1月の使用量が6,000円だとすると、通常会員は60円分の株引換券を受け取れる計算。プラス会員であれば2%の120円分の引換券が貰えます。

なお、株引換券はサービスの割引券とも交換できます。割引券は1枚1円相当ですが、利用できない商品・サービスがあるほか、株引換券・割引券には有効期限があり、現金での払戻しは原則ありません。「割引券にすれば必ず損をしない」とは限らないため、期限と利用対象を確認してください。

2026年の還元率とKABU&プラス・PREMIUMの料金

上の表はサービス開始時の付与率です。2026年7月時点の公式サイトでは、通常会員・プラス会員・プレミアム会員の3区分が案内されています。

サービス通常会員プラス会員プレミアム会員
でんき・ガス・Wi-Fi・トラベル1%2%4%
モバイル・ひかり・ウォーター・メディカル5%10%20%
KABU&カード200円ごとに1枚200円ごとに2枚200円ごとに4枚

KABU&プラスは月額500円(税込)、KABU&PREMIUMは月額2,500円(税込)または年額30,000円(税込)です。一部サービスは付与率が単純に2倍・4倍にならないため、有料会員費を上回るメリットがあるかは、自分の対象利用額で計算しましょう。

株引換券は未公開株と交換

株引換券と交換できるのは、株式会社カブ&ピースの「未公開株」です。未公開株は上場していない企業の株式のことで、市場に出回っていないため、一般の投資家では滅多に買うことができません。

未公開株が人気なのは、上場後に株価が大きく値上がりすることが多々あるから。”未公開株を買えば儲かる”というイメージを多くの投資家が持っています。

確認できる事実は、カブアンド種類株式が未公開株で、上場前は原則として自由に売却できず、上場が確約されていないことです。将来の株価が上がるか下がるかは、現在の資料から断定できません。

第三者の口コミには「上場後の値上がりに期待する」という反応と、「発行価格は将来価値の保証ではない」という慎重な反応の両方があります。これらは利用者や投稿者の見方であり、成果を保証する情報ではありません。

編集部としては、株の値上がりを前提にサービス料金の差を無視するのは避けるべきだと考えます。まず同条件の電気・通信・水・カードなどと総支払額を比べ、そのうえで株引換券を将来性のある付加価値として評価する順番が現実的です。

上場しなかった場合、未公開株の流動性が低い状態は続きます。ただし、そのことだけで株式の価値がゼロになると断定はできません。会社の業績、資産、株式条件によって価値は変わります。

反対に、会社が成長して上場に至れば価値が上がる可能性もあります。上昇と下落のどちらもあり得るため、未公開株を「必ず得する特典」ではなくリスクのある株式として扱う必要があります。

ちなみに、上場後も電気やガスなどのサービスを利用し続ける場合、何かしらのやり方で株や株引換券は配り続けるとのこと。「永遠に株を発行することなんて出来るの?」という疑問はありますが……。

議決権について

第4期募集の目論見書では、カブアンド種類株式には株主総会の議決権がないと記載されています。一方、普通株式の上場申請が取締役会で承認された場合、会社は種類株式1株を普通株式1株へ転換できる条件です。

会社は、上場準備を含む重要な業務を円滑に進めることを議決権を付けない理由として説明しています。種類株主が日常の経営判断に投票できないことは事実ですが、「経営を監視する株主が誰もいない」という意味ではありません。

議決権がないことをどう評価するかは利用者の判断です。編集部は、会社の説明だけでなく、目論見書の事業リスク、財務情報、株式の譲渡制限、普通株式への転換条件まで読むべき論点だと考えます。

公開資料から、経営陣が資金を持ち逃げするなどの不正を計画している事実は確認できません。確認できるリスクは、上場が保証されていないこと、種類株式を原則自由に売れないこと、株価が下落する可能性があることです。

したがって、前澤氏個人への好き嫌いだけで決めるのではなく、毎月の料金差、サービス品質、解約条件、株式条件を分けて検討することが重要です。

重要なのは、前澤氏が始めたビジネスだからといって安易に信用しないことです。前澤氏は日本を代表する優れた経営者ですが、100%成功するわけではありません。仕組みについてよく調べた上で利用するかを判断してください。

カブアンドの各サービスの料金

さて気になるのは料金です。カブアンドの料金はサービスごとに定められているため、ここでは2024年12月時点の各サービスの料金を表にまとめて紹介します。

KABU&でんき

カブアンドのKABU&でんき
カブアンド公式サイト

KABU&でんきの料金は、基本料金と電力量料金に分かれています。

区分基本料金
10A402.60円
15A603.90円
20A805.20円
30A1,207.80円
40A1,610.40円
50A2,013.00円
60A2,415.60円
使用量電力量料金
120kWhまで35.34円
120kWh超過280kWhまで41.62円
280kWh超過分44.86円

価格としては、他の売電業者よりも高い印象。参考までに、東京電力の価格と一部比較すると以下の通り。

KABU&でんき東京電力
基本料金(30A)1,207.80円935.25円
使用料金(120kWhまで)35.34円29.80円

他の基本料金でもKABU&でんきの方が割高。やはり、株が貰える代わりに割高になっているように感じます。

KABU&ガス

カブアンドのKABU&ガス
カブアンド公式サイト

KABU&ガスの料金は、使用量に応じた基本料金と従量料金が設定されています。

1ヶ月の使用量基本料金従量料金(円/m³)
0m³~20m³759円145.31円
20m³~80m³1,056円130.46円
80m³~200m³1,232円128.26円
200m³~500m³1,892円124.96円
500m³~800m³6,292円116.16円
800m³~12,452円108.46円

この料金、実は東京ガスの料金と全く同じです。一部を比較すると以下の通り(原価費調整は考えない)。

KABU&ガス東京ガス
基本料金(0m³~20m³)759円759円
従量料金(0m³~20m³)145.31円145.31円

東京ガスは支払い金額1,000円につき5ポイントを付与しており、還元率は0.5%。カブアンドの株引換券の還元率は1~2%なので、数字だけ見るとカブアンドの方がお得です。

KABU&モバイル

カブアンドのKABU&モバイル
カブアンド公式サイト

KABU&モバイルの料金は、使用GB量によって異なります。

データ容量月額基本料
3GB980円(税込1,078円)
5GB1,180円(税込1,298円)
10GB1,580円(税込1,738円)
20GB1,980円(税込2,178円)
50GB3,480円(税込3,828円)

また、電話サービスやSMSも利用できます。

サービス名料金
音声通話料(プレフィックス番号自動付与)11円/30秒
上記以外の通話料22円/30秒
SMS送信料3円~
国際SMS送信料ドコモ回線:50円〜/通
au回線:100円〜/通
ソフトバンク回線:100円〜/通
通話定額オプション5分以内:550円/月
10分以内:935円/月
無制限:1,650円/月
追加データチャージ1GB:550円

KABU&モバイルの料金も他の格安SIMと比較してみます。楽天モバイルの料金と一部比較すると以下の通り。

KABU&モバイル楽天モバイル
3GB980円(税込1,078円)980円(税込1,078円)
20GB1,980円(税込2,178円)1,980円(税込2,178円)

KABU&モバイルと楽天モバイルでは料金体系が異なるので単純な比較は出来ませんが、3GBもしくは20GB使用した場合の料金で見ると全く同じです。もちろん、もっと安い格安SIMも探せばありますが、KABU&モバイルが特別高いわけでもありません。

KABU&ひかり

カブアンドのKABU&ひかり
カブアンド公式サイト

KABU&ひかりは戸建てタイプとマンションタイプで価格が異なります。

プラン名月額料金
戸建てタイプ5,100円(税込5,610円)
マンションタイプ3,800円(税込4,180円)
10ギガ(戸建て・マンション)5,800円(税込6,380円)

KABU&ひかりの料金は、NTTのフレッツ光と比較してみましょう。フレッツ光のルーターなし定額プランと比較すると、以下の通り。

KABU&モバイルフレッツ光
戸建て税込5,610円(税込)5,940円(税込)
マンション税込4,180円(税込)3,355円(税込)

KABU&モバイルの方が戸建ては安いですが、マンションになると割高です。なお、ルーターのレンタル料はほぼ変わりません。

KABU&ウォーター

カブアンドのKABU&ウォーター
カブアンド公式サイト

KABU&ウォーターは天然水と浄水型で料金が異なります。

サービス名月額料金
天然水もっとPREMIUMプラン(5年)3,680円〜(税込3,974円)
天然水ずっとPREMIUMプラン(3年)3,780円〜(税込4,082円)
浄水型ウォーターサーバーlitta2,346円(税込2,580円)
浄水型ウォーターサーバーSlim-R2,437円(税込2,680円)

KABU&ウォーターは、天然水サーバーの「クリクラ」と浄水器サーバーの「every frecious」と比較してみます。

サービス名月額料金
天然水もっとPREMIUMプラン(5年)3,974円~(税込)
クリクラ3,640円(税込)
浄水型ウォーターサーバーlitta2,580円(税込)
every frecious mini3,300円(税込)

天然水はどちらも24Lの料金ですが、KABU&ウォーターの方が少し高いくらいです。一方、浄水型ではKABU&ウォーターの方が安くなっています。

ウォーターサーバーの月額料金はピンキリですが、他社と比べて高すぎたり安すぎたりすることはないようです。

KABU&ふるさと納税

カブアンドのKABU&ふるさと納税
カブアンド公式サイト

KABU&ふるさと納税の料金は、購入したい返礼品によって異なります。株引換券の還元率は通常会員で1%、プラス会員で2%となっています。

例えば、10万円の返礼品を購入した場合、通常会員なら1,000枚の株引換券、プラス会員なら2,000枚の株引換券を受け取れます。株式に換算するとそれぞれ200株、400株相当です。

なお、KABU&ふるさと納税では株引換券を割引券としては使えません。また、返礼品によっては株引換券が貰えない場合があるため注意してください。

カブアンドの解約・退会・返金

「カブアンドをやめたい」ときは、個別サービスの解約、有料会員プランの解約、カブアンド会員そのものの退会を分けて考える必要があります。手続きと影響が同じではありません。

各サービスの解約方法と解約金を確認

電気、ガス、モバイル、ひかり、Wi-Fi、ウォーターなどは個別契約です。マイページの「各種手続き」から進められるサービスが多い一方、電話連絡、解約希望日の指定、機器返却が必要な場合もあります。たとえばKABU&Wi-Fiの公式FAQでは、短期解約時の解約金や端末残債、解約キャンセル不可などの注意事項が案内されています。契約中サービスのFAQと重要事項説明書を個別に確認してください。

KABU&プラス・PREMIUMは原則返金なし

カブアンド会員利用規約では、KABU&プラスとKABU&PREMIUMは所定の手続きで自主解約できます。ただし、支払済みの利用料金は、原則として自主解約後も返金しない条件です。解約すると対象プランのサービスと特典が利用できなくなります。

カブアンド会員を退会すると株引換券・割引券は消滅

同規約では、カブアンド会員から退会すると、会員情報に記録された株引換券と割引券は消滅し、補填や再付与もできないとされています。すでにカブアンド種類株式を保有している人は、退会時に会社へ相談する条件です。個別サービスだけをやめたいのか、会員登録も削除したいのかを確認し、保有券と株式の状態を整理してから手続きしましょう。

カブアンドの評判

カブアンドの評判は批判が増えつつあり、実際にサービスが始まってから「色々と問題が出てきた」という印象。ですが、カブアンドの理念については賛同している人が多くいます。

ここでは、SNS上の口コミからカブアンドの良い評判・悪い評判を見ていきます。

良い口コミ|前澤友作の理念に共感の声が多数

カブアンドの良い口コミに関しては、前澤友作氏の理念に対する共感を持つ人が多いように見受けられました。特に、投資について知らない層に興味を持ってもらうための取り組みとして評価する声が多いようです。

また、多くの人に株を分散させて国民総株主を目指す理念に共感する声も。

株主というものを「企業を応援する人」と捉えるならば、幅広い人に投資を募るカブアンドの手法はコミュニティを作る新しいやり方だと評価できます。

また、権力を分散して会社を公平に運営するという意味でも意義のある取り組みです。もっとも、株の大半は前澤氏が持つのかもしれませんが……。

他に、サービスの利用しやすさやUIを評価する声も見つかりました。

サービスの質については批判も多いカブアンドですが、評価する人も一定数いるようです。

悪い口コミ|事業内容に違和感

カブアンドの悪い口コミについては、サービス開始前からかなり批判が多くありました。前澤氏による事業内容の説明に対して違和感を覚える人が多くいます。

また、実際にサービスを開始した後は、サポートの悪さなどへのクレームが増えています。

上記は主にサービス開始直後の2024年11〜12月に投稿された個人の口コミです。申込や開通が円滑だったという声と、手続き遅延やサポートへの不満の両方がありました。個別投稿だけで現在の利用者全体の評価や、2026年時点の対応状況まで断定はできません。

カブアンドは怪しい?詐欺なのかを事実で確認

株式会社カブ&ピースは会社概要を公開し、未公開株の募集について有価証券届出書・目論見書を開示しています。公開済みの一次資料を確認した範囲では、カブアンドのサービス自体を詐欺と断定できる事実は確認できません。

一方で、未公開株の売却制限、上場未確約、価格下落、サービス料金や解約条件は実際に確認すべきリスクです。「怪しい」という検索が多い背景には、この新しい仕組みへの不安と、開始時のサポートに関する口コミが混在しています。

さらに、公式の詐欺被害対策ページは、カブアンドや前澤氏を装った未公開株の勧誘に注意するよう呼びかけています。公式説明では、株式は公式サイトでサービス利用により得た株引換券との交換でのみ取得でき、第三者から現金やクレジットカードで「カブアンド株を買える」と勧誘された場合は詐欺の可能性が高いとしています。

口コミは投稿日とサービス名を分けて読む

カブアンドは複数の生活サービスをまとめたブランドです。モバイルの開通、ひかりの工事、ウォーターの解約、カードの審査では評価軸が違います。口コミを見るときは、投稿日時、利用サービス、地域、申込からの経過日数、公式サポートで解決したかを確認し、古い投稿1件を全サービスの評価に広げないことが大切です。

カブアンドの特徴

これまで紹介してきた情報から、ここではカブアンドの特徴についてメリットとデメリットに分けて解説します。

メリット3選

カブアンドの主なメリットは以下の3つ。

  • 未公開株を一般の人でも貰える
  • 株が値上がりする可能性がある
  • 株引換券は割引券として使える

生活費の支払いを通じて未公開株の取得機会を得られることは、カブアンドの分かりやすい特徴です。上場後に株価が上がる可能性はありますが、下がる可能性や上場しない可能性もあります。

サービス利用を続けると株引換券は貯まりますが、株を受け取るには募集ごとの申込と交換手続きが必要です。「ほったらかしで自動的に長期投資になる」と考えず、券の有効期限と募集案内を確認しましょう。

株引換券を割引券へ交換できる点は選択肢になります。ただし、現金への払戻しは原則なく、利用対象と有効期限もあります。料金が得かどうかは、株や割引券を除いた総額でも比較してください。

デメリットやリスク3選

カブアンドは今までにないサービスであるため、様々なデメリットやリスクが考えられます。特に重要なデメリットを3つに絞ると、以下の通り。

  • 前澤友作氏の信用に依存している
  • 上場するか分からない
  • 品質に対する信頼性が薄い

カブアンド種類株式には上場前の議決権がなく、上場も確約されていません。この2点は目論見書で確認できる重要なリスクです。

議決権を重視する人や、すぐに売れる株を求める人には向きません。一方、配当条件や普通株式への転換条件も定められているため、権利が全くないわけではありません。目論見書の条件全体で判断しましょう。

サービス開始直後のSNSには、開通遅延やサポート対応への批判がありました。これらは利用者の実体験として参考になりますが、投稿日や対象サービスを確認し、現在も同じ状況だと決めつけないことが必要です。

カブアンドは前澤氏の知名度が大きいサービスですが、利用判断を個人への信頼だけに預ける必要はありません。料金表、重要事項説明書、解約金、対象エリア、サポート窓口、目論見書という確認可能な材料があります。

会社の成長や上場可能性は利用者数だけで決まるものではなく、収益性、資金調達、市場環境、上場審査など複数の要因に左右されます。現時点で成功・失敗のどちらも断定できません。

新しい仕組みには期待と批判の両方があります。編集部としては、株価上昇を前提にせず、現在の生活サービスとして納得できる料金と品質かを先に確かめることをおすすめします。

カブアンドがおすすめな人

最後にまとめとして、カブアンドがおすすめなのはどのような人か紹介します。以下のような人であれば、カブアンドを利用すると良いかもしれません。

  • 前澤友作氏を信じている人
  • 未公開株に興味がある人
  • インフラサービスを利用してみたい人

前澤氏の理念に共感できることは利用のきっかけになりますが、最終判断は確認できる条件で行いましょう。現在の契約より総額が安いか、必要な品質・エリア・サポートがあるか、解約条件を受け入れられるかを確認してください。

未公開株に興味がある人にも選択肢になります。ただし、上場や値上がりは保証されず、すぐ売却できる株でもありません。サービス自体に納得したうえで、株引換券を追加のメリットと考えられる人に向いています。

カブアンドが合うのは、料金・契約条件を他社と比較し、未公開株のリスクも理解したうえで生活サービスを選べる人です。株の期待だけで一括して乗り換えず、必要なサービスから個別に検討するのが安全です。

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