ネット上で販売されている書籍「
大富豪の投資術」。
内容は悪くないのに
批判の声が大きい変わった書籍となっております。
以下では「大富豪の投資術」は何が書いている?批判の内容とは?これらを徹底検証し解説していきます。
少しだけ冒頭で説明させて頂きますと、販売会社の「
株式会社インベストメントカレッジ」等から送られてくるスパムメールが批判の元凶のようです。購入を考えている方は是非参考になさってください。
まずは大富豪の投資術に書かれている内容をおさらいします。大富豪の投資術は富豪マーク・モーガンフォードがお金についての考え方を書いた本になります。
書かれた内容を大きく分けると7項目。
☑ リタイヤ後に向けてやるべきこと
☑ 7年で富を手にする方法
☑ お金の管理法「3つのバケツ」
☑ リッチになるのは地道な道
☑ 株式投資以外の3つの投資
☑ 自分の資産を守るには
☑ 賢い投資方法
内容をまとめると、
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リタイヤしたい年齢と現在の資産、今後手に入る資産を計算して、あと何年でどれくらいのお金が必要なのかを算出しなさい。そして支出を減らしたり、手に入れられる資産を起業や出世などで増やしなさい。
資産を増やすために投資をしなさい。株を買うことだけではなく、不動産やアートの投資も含めて検討しなさい。すぐに利益を期待してはいけない。10年以上の年月をかけてコツコツと資産を増やしなさい。
例えば「100万円あればあったら1万円の投資をいくつも実行。年利10%で上出来」と考えるべき。そして支出を減らすには「バケツの穴を抑える」ように。車、家、娯楽はかけるお金と喜びが無関係なので最小限に抑えるように。
7年後までにかかる生活費と高額な出費を確保し、なるべく多くのお金を投資のバケツに入れるように。
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と、こういったことが書かれています。世の中には一日に少しの手間で、短期間で、誰でもお金持ちになれるといった胡散臭い教材などが溢れていますが、大富豪の投資術は全く違います。
金持ちになるためには長い年月と計画性、そして地道な努力が必要であることを説くことで、金持ちへの幻想から解き放ってくれます。そしてそのために行動することが大事であるとし、お金に対するモチベーションを高めてくれます。
専門的な話はあまりないので初心者にも読みやすく、投資への入門書として非常に価値ある1冊になっていると感じます。
レビューでも比較的高い評価を得ており、良い本だったとのレビューが見られます。ではなぜそんな本が炎上しているのか。全ての原因はライセンス提供を受けた販売元の「株式会社インベストメントカレッジ」にあったのです。
この「インベストメントカレッジ」がどういった企業なのかというと、「ダイレクト出版」という出版社の子会社であり、「ダイレクト出版」の闇の部分を請け負う会社という立ち位置です。
その証拠に、以前、金融商品取引業者の登録をせず自動売買ツールのサービスを提供し、行政処分を受けています。ここは儲かるなら法律なんてどうでもいいという態度の危険な企業なのです。
しかも行政処分の内容には「行政処分の内容について顧客に説明を行うこと」が含まれていますが、HP上の説明に関するページは、ほとぼりが冷めたら早々に削除しており反省の態度が見られません。
このような悪質な企業の手に渡れば「大富豪の投資術」がどう扱われるか、自分たちの金儲けに利用されるに決まっています。しかしただ定価で販売するだけなら何の問題も無し。問題は「大富豪の投資術」が大幅な値下げをされていることです。
「インベストメントカレッジ」を以前検証した際は行政処分後でほとんどのサービスが停止し、まともに利益が出ているかも疑わしい状態でした。そんな会社がただ同然の価格で販売するなど何か”裏”があるに決まっています。
ということで、「インベストメントカレッジ」の目的と手段を解説していきます。
調べたところやはりありました。書籍購入の申し込みと同時に高額商品の勧誘が来ます。「レガシー企業レポート」というものを1冊3~5万円で計16冊販売してくるそうで、ざっと計算しても 総額50万円前後と超高額。
レポートに掲載されている企業は長期投資に向いた優良株だそうで、配当を再投資に回すことで年利10%を実現できる銘柄だと。
このような勧誘のスパムメールが怒涛の勢いで「ダイレクト出版」「インベストメントカレッジ」、製作元の「PALM BEACH RESEARCH GROUP(パルム ビーチ リサーチ グループ)」から届きます。
この高額商品もまた値段に見合うものならいいでしょう。しかし「レガシー企業レポート」の中身はというと…。
高配当な株を教えてくれているのですが、このレポートが書かれたのはなんと2012年とずいぶん昔。当時は高配当でも、2020年の今は配当1%や2%になってしまった銘柄が解説されています。情報が古すぎて役に立ちません。
一応年間契約すれば最新の内容にバージョンアップされたレガシー企業レポートを送ってもらえるのですが、その年会費が79,800(税抜)。
最新のものがあるのなら最初からそれを販売しろと言いたくなります。内容が古いことを隠して販売し、「年会費を払えば最新情報を送るけど、どう?(笑)」という消費者を馬鹿にしきった悪質極まりない詐欺的商売です。
こんなふざけたレポートを購入させるため毎日毎日スパムメールを送ってくるのです。さらにそのメールでは「残りのレポートを今だけ半額で購入できます」などの誘惑も仕掛けてきます。
自分は買うわけないと思っていても、あの手この手のキャッチコピーや割引商法でその気にさせられてしまうかもしれません。「大富豪の投資術」を入手する際は十分注意しましょう。
最後に、もう一つ恐ろしい可能性を示させて頂きます。それは「インベストメントカレッジ」が自社のさらに悪質な情報商材を売りつけるための名簿集めに「大富豪の投資術」を利用している説です。
これが最悪で、法令違反し行政処分を受けるような最悪の悪徳企業が本気で売りつけてくる悪質情報商材となると、これは危険すぎます。とんでもない詐欺に遭う可能性もあります。
当サイトでは投資関連商品や企業を多数検証し、オススメだと判断したものもいくつかあります。「話題株セレクト」という銘柄選定ロボなどお勧めなので、銘柄選びに迷っている方はそちらの検証記事も是非ご覧になってみて下さい。
無料受け取りの際、もしくは「株式会社インベストメントカレッジ」から購入する際に個人情報を伝える必要があります。法令順守の意識が低い企業に個人情報を教えるのはやめた方が良いでしょう。
大量のメルマガを毎日送りつけられるだけならまだマシです。その情報を悪徳企業に売られでもしたら。悪徳業者にカモと認知され住所や電話番号まで知られているなんて、こんな怖いことはありません。
ブログや検証サイトでは批判の嵐。その一例をあげさせていただきますのでご覧ください。
・レビュー「ダイレクト出版も連携しているということ。 物販の広告メールが半端ない。何度も、何度も。 個人データの管理に不安を覚える。 」
・レビュー「ダイレクト出版のものは追加購入めっちゃきますからそこは覚悟して買ったほうがいいです。まあこれは買う価値なかったですけど。」
ということでやはり追加の商品購入勧誘が相当激しいようです。「大富豪の投資術」自体は600円程度で手に入るからと言って安易に購入すると、毎日のスパムメールに悩まされることになるかもしれません。
「大富豪の投資術」の販売元である「株式会社インベストメントカレッジ」の所在地がコチラ。これは親会社である「ダイレクト出版」の所在地でもあります。これは特に怪しい点はありませんね。
レガシー企業レポートとかジュニアレガシー企業レポートとか一見凄そうに見えますけど米国会社四季報の方が100倍役に立ちますし、しかも安上がりです。投資情報は情報商材屋から買っちゃだめです。
バイオテック・ポートフォリオが249800円っていうのが信じられない。そもそもバイオの分野で遺伝子治療はリスクの高さから下火になってる分野なのでどんな事を書いてるのかと思ったら10年以上前の遺伝子治療に期待値が高かった頃の知識レベルで書かれていて素人丸出しだった。査読付き論文すら読んでないと思う。
レガシー企業レポートがウィキペディアのコピペレベルの内容だったのでビックリ、せめて他の投資顧問会社の推奨文をパクるくらいのコストは掛けて欲しい。万単位の金を払ってあれとは。大麻に賭ける情熱を他の銘柄のも向けろと言いたい。
パームビーチとかいう詐欺会社ww米国で詐欺認定されたビジネスを日本に持ってくるなクソインベスト。
ダイレクト出版は一昔前は情報商材アフィリエイターにバカ高い本を売らせてそこそこ儲けてたらしいが、情報商材の衰退でアフィリエイターが激減したところで売り上げが激減したので子会社インベストメントカレッジを使って変な商売を始めたのだ。
大富豪の投資術の企業レポートは四季報の劣化コピー、ポートフォリオに至ってが「値段が高い情報の方が期待が持てる」と安易に考える情弱キラー。249800円という価格設定も情報商材そのものでいかにもインベストメントカレッジの商品だ。
管理人さんの記事を読んで大富豪の投資術の公式サイトを見たんですけどトップページから大麻関連の記事ばかりでものすごくマリファナの香りがするサイトでした。MACD派のケミカルKAZMAXとは一味ちがいますね。
大富豪の投資術は投資顧問より情報商材屋に近いですね。企業レポートも39800円から298000円と高額なうえに中身は空っぽなところも往年の情報商材っぽいです。令和になっても生き残ってるんだと思うと感慨深いです。
本を買ったらインベストメントカレッジ社から数万円、数十万円の追加商品の勧誘が始まります。それを買わせることこそ目的なので要注意。
レガシーレポートがとんでもないスカスカの内容でぼったくられたと感じた。なんか胡散臭いとは思っていたが、、やはり。投資系のこういう教材は買わないほうがいいんかね。